momoさんの映画レビュー・感想・評価

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

本気であり集中している人間の熱量に惹かれる。

熱量のある人間が作ったものは作品から伝わってくる。

そういう瞬間を意識的にも無意識的にももっと増やす。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

美しい形であろうとする人と、存在そのものである美しさをもつふたり。

違う人種であったり、お互いに足りない才能を持っていて、それが人としての気持ちの部分や音楽を通した感性で繋がり合っていくのがとても良
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.3

今から半世紀近く前における「報道」の重要性に気付かされた。伝えたい伝えて欲しいといった気持ちはこんなにも想いの籠った衝動だったのか…と考えさせられた。

気兼ねなく撮った写真が直ちに世界に拡散されてい
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.6

久しぶりにみた。

サツキがメイを探すシーン。
妹・弟がいなくなってしまったら、見つからなかったらどうしよう、の気持ちに自分までぐらりときた。

幾つになっても弟は弟で、自分よりも小さな存在だと思って
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.1

何かを誰かと作り上げる悦びは何にも変え難い楽しさがある。苦労してる時間や悶々としてる時間のほうが長いはずなのに、振り返ってみるとその瞬間の喜びだけが心に残る。

過去の悲しさや自分のせいでと考えてしま
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.3

この映画を観てからもう2ヶ月近く経つというのに、まだ胸の奥がホクホクしている。

私の精神論のベースはスラムダンクが教科書と言ったら過言かもしれないけど、影響を受けたのは確か。

バスケ部で悔しかった
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.9

痛いほど彼女が好きな事が伝わってきた。
駆け引きとかドキドキでもなく、正に浮かんでるシーンのように1番リラックスした状態でお互いがお互いの有りのままの姿で居れる事が愛なのではないかなと思った。

「ど
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.8

いやーイギリス最高、、な映画。
イギリス独特の、他のヨーロッパとは違う空気感は島国故か。

誰かのためになりたいは自分をよく見せようの時もあるから注意が必要。自他共に。

自信のある人間が自分の過ちを
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.7

私もとことん捨てるタイプだからわかる、他人の思いが乗ったものは捨てずらい。
自分のものも。でも、時に心を鬼にして手放さなくてはならない時がある。

手放すと気が楽になる。
想いを持ち続けることは、即ち
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

建築の見せ方や映像の見せ方が美しい。
無駄がなく要素を簡潔に纏めている、作品としても建築的思考の人間が作ったような感じもする。

男性らしさを感じる作品であった。

「みんな欠点を探して、それしか見え
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.2

何かを生み出す人間のヒリリとした心情や空気、揺らぎは見るものに伝わっている。

「芸人だ、馬鹿野郎。」
「笑われんじゃねぇ、笑わせんだ。」

そうだ。
鵜になるな、鵜飼になれ。
と己にも唱えんばかり。
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スパニッシュ・アパートメント(2002年製作の映画)

3.5

留学先の記憶は、日本での日常の記憶じゃないせいか、本当にあった世界なのかなとふと思うときがある

大人になって行ったどの海外旅行よりも鮮明に、嬉しい気持ちも苦い気持ちも含めて宝箱の中に入っている思い入
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.2

何しても面白くて刺激的な時間があったし、知りもしないのに退屈だと思い込む節もあった

クルエラ(2021年製作の映画)

3.9

エマストーンかっこいい…
インテリア、服飾、デザイン、音楽、全て最高。
デザイナーは爆発的想像力をもって常に前提を覆していく必要ありだなと刻んだ。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.3

重たく捉えたくはないけど、折り合いのつけられない真っ直ぐ過ぎる性分や所謂フェミニズムな思考と権威や地位に溺れる男性や同調圧力に負ける女性の両方の悪いところが絶妙に悪い感じに描かれていて凄い面白かった。>>続きを読む

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.5

踊りたくなる音楽の連続。
パトカーそんなに登場させて衝突までさせるの?な映画。1980年のアメリカは陽気でエッジが効いてて良い…

海がきこえる(1993年製作の映画)

3.4

元祖エモ映画。私も海の見える田舎の街に転校して杜崎君と松野君の間でやんわり好かれたり喧嘩したりしながら世の中の世知辛さと葛藤したかった。

物分かりのいい女の子もいいけど、振り回されても良いと思える女
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ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.9

表情に感心しっぱなし。
現場が超楽しそう!空気を作っていける人間

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

3.6

高橋一生かっこいい(エロい)し、桜井ユキが可愛い(えちぃ)

働く女性における29歳ってある意味では一番の節目を感じる瞬間なのかもしれない。

日々淡々と流れゆく仕事中心の日常、周囲の環境変化と自分を
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ベイマックス(2014年製作の映画)

2.9

家にベイマックス居てくれないかなって割とマジで1週間思ってた。

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

2.7

急に家のもの全部捨てたくなる感覚に近いのかもしれない。女の人の、あーもういいや、と思ってからの切り替えは異常に速いし迷いがない。

頑張って積み上げてきたのに下の段の大事なピースを蹴飛ばされて崩れてい
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

2.8

始終暗くてローテンションで良い。
国によって映画のテンションってこんなに違うんだなって明確に実感したのはこの映画を見た時。

わがままなヴァカンス(2019年製作の映画)

3.1

当時クラスにいた成熟な女の子はやけに大人っぽく見えた。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.0

どうやら優しいぬいぐるみに弱く、社会の淵にて、疲れていたようだ、映画館でボロボロ泣いた。プーさん…。

耳をすませば(1995年製作の映画)

3.5

眺めがいい急な坂道を自転車で登る時は無意識に、心のなかで「雫を乗せて、この坂を、登るって、決めたんだ…!」唱えちゃってる気がする。

読む本読む本、先に読まれててストーカー紛いの本気度を見せつけられつ
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

名作と言われる映画は名作と言われるだけの所以有り。

次ショートカットにしたらスペイン広場でピスタチオとラズベリーのジェラート食べに行きたい。

パディントン(2014年製作の映画)

3.5

イギリスの映画館で見た。
パディントンロスになった。