アイさんの映画レビュー・感想・評価

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嘘八百 なにわ夢の陣(2023年製作の映画)

2.5

コメディのようだがあまり笑えない。
カリスマ波動アーティスト役の安田章大はハマっていたと思う。

人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

3.9

韓国のスター俳優・ファン・ジョンミンが誘拐される!絶体絶命の状況から脱出できるのか⁉というサスペンスアクション。ドキハラな緊張感が続く94分。実際に起きた俳優ウー・ルオプー誘拐事件を元にした中国映画『>>続きを読む

犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.4

結婚4年目の夫婦、表向きは仲良く生活している裕次郎と日和。鈍感な夫に日々ストレス鬱憤がたまった日和は旦那デスノート(SNS)に愚痴を書き連ねている。それを知ってしまった裕次郎は……ドタバタ・ファンタジ>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

容疑者X、真夏の方程式……、これまでの映画ガリレオの中でいちばん好き。やっと、観たかったガリレオが観れた!
原作ファンなので、湯川准教授(本作では教授)と草薙刑事の物語が観たかったのです。内海刑事では
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しゃべれども しゃべれども(2007年製作の映画)

2.9

原作が好きなので、映画の完成を楽しみにしていたのですが面白かったです。主演の国分太一がスゴイ。ちゃんと二つ目の落語家に見える。子役の男の子が枝雀落語「まんじゅうこわい」をやるんだけど、こちらもスゴイ。>>続きを読む

博士の愛した数式(2005年製作の映画)

3.7

ルート(√)というあだ名の数学教師(吉岡秀隆)が、生徒たちに「博士」との思い出を語るという仕掛けの映画。泣ける感動作。博士(他人)と家族のように心を通わせる家政婦親子を見ていると温かい気持ちになれたし>>続きを読む

武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

3.0

山田洋次監督の藤沢周平時代劇映画化三部作のラスト。木村拓哉が主演を務める。「武士の一分」とは、侍が命をかけて守らなければならない名誉や面目の意味。本作は幕末に生きる武士の”名誉”と夫婦のきずなを描く。>>続きを読む

哀しき獣(2010年製作の映画)

3.0

哭声 THE WAILING、チェイサーのナ・ホンジン監督の映画ですが、これはやや期待外れ。朝鮮族(中国系コリアン)差別を描いてるのはよかったが、ストーリー(脚本)が微妙で、見所が地下社会の親玉ミョン>>続きを読む

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

2.9

国民的TVアナウンサーからラジオ局に左遷されたユン・ヨンファ(ハ・ジョンウ)が主人公のノンストップ・サスペンススリラー映画。ワンシチュエーションもの。ラジオ番組の生放送中に「漢江にかかる橋を爆破する」>>続きを読む

生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)

3.7

ファン・ジョンミン、マ・ドンソク、イ・ソンミン、ユ・ヘジン……韓国を代表する名優がたくさん出ていて、それだけでかなり楽しめる。大統領が関心を寄せる連続殺人事件の容疑者を射殺してしまう警察。それを揉み消>>続きを読む

殺人者(2013年製作の映画)

2.6

韓国で実際にあった事件をマ・ドンソク主演で映画化。貧しい犬飼いの無愛想な男で、息子・ヨンホのことは心から愛しているが"殺人鬼"という役どころをマ・ドンソクが圧倒的な存在感で魅せるが、それだけ。マ・ドン>>続きを読む

スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.6

観ると元気になるハートフル青春コメディー。マ・ドンソク目当てでしたが、あまりのラブリーさに映画館で観たかったと地団駄を踏みました(笑)コロナめ!!! おかっぱの料理人で、寝てる時も目を開いていて、TW>>続きを読む

プリースト 悪魔を葬る者(2015年製作の映画)

3.6

キム・ユンソクとカン・ドンウォンのコンビで悪魔と戦う韓国版エクソシスト。薔薇十字団が追う十二悪魔の一人が少女(パク・ソダム)に取り憑き、ふたりは命懸けで悪魔祓いに挑むというシンプルなストーリー。悪魔祓>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

2.5

原作よりもマイルド。特別養子縁組の話。子供が授からなかった夫婦が、女子中学生から赤ちゃんを引き取り、大事に育くんでいく。不妊治療に励みながら葛藤する夫婦。好きだった彼氏との間に生まれた、本来なら手放し>>続きを読む

大鹿村騒動記(2011年製作の映画)

3.5

笑って泣ける上質の映画。農村歌舞伎にも興味が湧きました。
源平と言えば「義経千本桜」ですが、映画に出てくる源平の芝居は村歌舞伎オリジナル。「六千両後日文章/重忠館の段」というもの。ぜひ一度見に行ってみ
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.3

映画情報をあまり入れずに観たから原作と設定が違うことに戸惑いました。ええぇ~!ってなるわw ちょっと無理がある気も? 原作通りのヤンキー顔な利根くん=佐藤健はピッタリでした。震災と生活保護の話で重たい>>続きを読む

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.5

前作の列車ゾンビ(新感染ファイナル・エクスプレス)の方が断然好みであった。ハリウッド大作風ゾンビになってた。マッドマックスやジャンゴみがある。カーチェイス凄い。が!ゾンビ映画としての面白さは薄れた。マ>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.2

マスカレード・ホテルにチェックイン! 華やかエンタメで面白かった。原作の新田刑事と山岸尚美がスクリーンで動いてる感じで、違和感なく楽しめる。(新田は10年前の木村拓哉で観たかったと思っていましたが、見>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

中弛みなく、ドキワク楽しめる娯楽映画。華やかだし、大晦日に年越しで観ても楽しそう。長澤まさみ、麻生久美子、女優陣も綺麗で目の保養になりました。そして、木村拓哉。「こんな木村拓哉が見たかった」「これ、こ>>続きを読む

サウダーヂ(2011年製作の映画)

4.0

有名な俳優は出ていない。ドキュメンタリーのように、坦々とひたすらに日常を映しているのだが、何故か見入ってしまう不思議な映画でした。167分と長いのに見れてしまう。地元が舞台なのでガツンときました。見終>>続きを読む

東京喰種 トーキョーグール(2017年製作の映画)

2.5

大泉洋がいい味出してた。洋と巳之助で映画代の元は取れた♡ 窪田正孝も良かったよ~♡ 人間と喰種のハーフな感じで葛藤する様がすごくいい。原作知らないけど面白かった。ニチアサ好きなので、アクションする富美>>続きを読む

おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

3.5

生きること、死ぬこと。家族とは。不変のテーマをリアルに、それでいてユニークに描いていた。人間の醜さや滑稽さ、人生の儘ならなさを映し出す、まことに温かい作品になっている。出演俳優がみんなよかった。登場人>>続きを読む

プロデューサーズ(2005年製作の映画)

3.8

すごく面白かった。やっぱり楽しいのがいちばんだな~。
最低で最悪なミュージカルを作ろうと企む落ち目のプロデューサー・マックス(ネイサン・レイン)と、弱虫の会計士・レオ(マシュー・ブロデリック)。このコ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.6

群ようこが本作のために書き下ろした小説を、『バーバー吉野』の荻上直子監督が映画化。

主人公サチエは単身フィンランドに渡り食堂をオープンした。この設定だけで、きっと日本で何かがあったのだろうと想像でき
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ヨコハマメリー(2005年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

かつて、一人の娼婦がいた。彼女の名前は~ハマのメリー~

私はメリーさんに勝手な親しみを抱いていた。なぜなら、若い頃、時に奇抜なファッションをしていた私に、友人が付けたあだ名が葛西メリーだったからだ。
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ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

3.8

インディペンデント映画の巨匠、ジム・ジャームッシュの映画。

ビル・マーレイ演じる老いたドン・ファンの元に届いた差出人不明のピンクの手紙。”アナタには子供がいるの。19歳になる子が…” 衝撃的な内容の
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アーティスト(2011年製作の映画)

3.9

映画館で観賞後、スタンディングオべレーションしたくなるような、とても素敵な映画でした。過去の映画たちへのリスペクト映画なので、昔のチャップリン他サイレント映画や、所謂『名画』が好きな方だとホロリと涙し>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.4

賛否両論ある作品だと思う。宮沢りえの演じた母は「癌で余命がない」という免罪符がないと【毒親】のようにも見える。しかし、監督はこの映画で綺麗ごとじゃおさまらない家族のリアルを描きたかったのだと思う。ラス>>続きを読む

マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.0

南仏を舞台に皮肉屋マジシャンと謎めいた占い師の駆け引きを描くロマンティック・コメディ。
南仏の美しい景色に、瞳がチャーミングな美女(エマ・ストーン)が映える。厭世家で皮肉屋の敏腕マジシャンも、彼女の使
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.4

映画「新聞記者」すごく良かったです。坦々とした映画ですが、最初から最後まで緊迫感があって心はスクリーンに前のめり。ラストの松坂桃李の顔、語るよりも伝わる。情報操作、印象操作、捏造、そして世間(国民)が>>続きを読む

LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

3.7

鍵泥棒のメソッド(邦画)を韓国でリメイクした『LUCK-KEY/ラッキー』をアマプラで観てみた。超面白い。ユ・ヘジンが記憶喪失の殺し屋→売れない役者な香川照之の役。個人的に日本版より面白かったです。T>>続きを読む

テン・ゴーカイジャー(2021年製作の映画)

4.2

あれから10年。東日本大震災の時にチビッコだけでなく、大きなお友達にも勇気と元気をくれた海賊たちが帰ってきました。嬉しい!そして、映画館で萌え尽きた。心の中では鬼滅の刃の善逸くんばりに何度も絶叫しまし>>続きを読む

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

2.1

英国BBC製作のTVドラマ「シャーロック」の舞台をヴィクトリア朝時代=19世紀ロンドンに移した特別編。シャーロック好きによる、シャーロック好きのための映画です。ドラマを観ていないと訳が分からず糞つまら>>続きを読む

無限の住人(2017年製作の映画)

3.7

白黒の導入からタイトルバック迄で映画料金の元が取れる。日本の古き良き時代劇の復活か!? と思う仕上がり。クライマックス戦の高揚感。ラストカットからのMIYAVIの音楽、最高にカッコイイ。中盤のやや弛み>>続きを読む

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.6

ミステリ要素のあるジャパニーズホラー。連鎖していく怪奇現象、その謎を追うドキュメンタリー風のホラーで面白い。心理的にじわじわ怖いので、一人暮らしの方は見終わった後、物音に敏感になったりするかも?w
>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.8

ケイト・ブランシェット様の「キャロル」を観る。圧倒的な美しさと、演技力で説得力がありすぎる作品でした。ノンケだって恋に落ちるよ、だってケイト様だもの。人間だもの。翻弄されるルーニーの可愛さもたまらない>>続きを読む

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