むんさんの映画レビュー・感想・評価

むん

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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.7


ストップモーションの作品は色々と見てきたけど、新感覚の作品だった。気味悪い雰囲気や独特の映像が、どこでも見た事ない感じ。

チリに亡命してきた元ヒトラーユーゲントでコミューン“コロニア・ディグニダ”
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5


個人的によくある「SNSで盛り上がってる作品は期待しすぎちゃってハマらなくなってしまう」パターンでしたね…

元々『ゲゲゲの鬼太郎』は子供の頃に見ていた程度でシリーズのファンじゃないのも大きかったと
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます


音楽は流石ディズニー。メインソングの『ウィッシュ』はもちろん、ヴィランソングの『無礼者たちへ』が良すぎた。ビジュアルがそっくりのクリス・パイン、声が良すぎる福山雅治、両バージョン共めちゃくちゃ良い。
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラパイセン、エジプトで久々に顔を合わせたはずのコングにずっと溜め込んでたエネルギーを使おうとするの、めちゃくちゃヤンキー映画だったな。話し合う前にまず殴る!
コングの方が表情豊かなので、あんな顔で
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.3

『キングスマン』みたいなスタイリッシュなアクションを期待していたけど、ちょっと違ったなぁ。前半のサム・ロックウェルとヘンリー・カヴィルが入れ替わるアクションは面白かったけど、後半のダンスのようなアクシ>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

『君の名は。』と『天気の子』と同じ自然災害を描いてるけど、今回は明確に3.11を描いていて良かった。3.11で母親を亡くしたすずめがそれを乗り越えていくエピソードが良かった。ロードームービーで各地の廃>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

『カラオケ行こ!』はめちゃくちゃ好みの映画だった。『ハイキュー!』でも強く感じたけど、10代の青春ってほんと特殊。本人は精神的にも肉体的にも成長していくし、環境も3年ごとに変わったりして、もしかしたら>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ダラダラと長い殴り書きレビュー
原作で予習済




①第二次世界大戦中のマンハッタン計画から原爆投下までを描いた時間軸
②オッペンハイマーが赤狩りで公職追放される1954年頃の時間軸
③ストローズが
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.7

オリジナル版を知らないけど、私好みの作品でした。ジェイク・ギレンホール好きな人は見たほうがいいかも?

フロリダキーズの綺麗な景色もたくさん映るし、アクションシーンもかなり好み。CGがちょっと気になる
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

予感はしていたけど、全然ハマらなかった。完全初見の作品で、filmarksのあらすじが触りしか言ってないと思ったら、このあらすじが全てだったね??これを2時間半かけてやるから展開はゆっくりだし、ちょっ>>続きを読む

ラスト・リペア・ショップ(2023年製作の映画)

3.9


アカデミー賞にノミネートされていてチェックした作品だったけど、見て良かった!

リペアショップに働く一人一人に色々な背景があって、そういう体験から子供たちのために楽器を修理して返すことの重要さを語っ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.7

200分超えだったので脱落すると思ったけど、じわじわと面白くなっていって最後まで見れた。長いとは感じたけど…。マーティン・スコセッシは食わず嫌いしがちなんだけど、なんだかんだ面白い。

バービー(2023年製作の映画)

3.6

全体的に社会的なメッセージもあるのに変なところが雑で、ちょっと残念な作品だった。コメディとして見たら好き。

ライアン・ゴズリングは今までで1番良い。コメディがかなり上手い俳優だけど、1番輝いてた。キ
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ニモーナ(2023年製作の映画)

3.3

アカデミー賞長編アニメ映画部門にノミネートされてたので見たけど、ピンと来なかったなぁ。どこかで見た設定、ストーリーで新鮮さは感じられなかった。ニモーナとバルのコンビが良かった

ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男(2023年製作の映画)

3.5

ワシントン大行進のことはもちろん知っていけど、あのデモが行われるまでなんて考えもしなかった。人種差別を無くそうと運動する黒人も一枚岩じゃなかったんだなぁ。面白いけど、意外とあっさり終わったのはちょっと>>続きを読む

ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー(2023年製作の映画)

3.8

色々な困難があっても創作を続けていくエネルギーが凄いし、ジョン・バティステの物事の捉え方や考え方が素敵だった。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.3

あまりハマらなかったなぁ。ストーリーは特に目新しいものでもなく、良くも悪くも映像を楽しむ作品かな。映画館で見ないと面白さ半減かも

伯爵(2023年製作の映画)

3.4

チリの近代史をちゃんと理解してたらもっと面白かったかも。ドラキュラに金田一耕助シリーズを足したような雰囲気でハマる人にはハマりそう。印象的なシーンも多くて、全編モノクロなのもピッタリだった

フレーミングホット!チートス物語(2023年製作の映画)

3.6

よく知るチートスにこんなエピソードがあったとは知らなかった。実話を元にしたサクセスストーリーで勇気が貰える。上層部の会議を妄想するシーンは、「アントマン」でも同じようなシーンがあったけど、あれってメキ>>続きを読む

雪山の絆(2023年製作の映画)

3.8

飛行機墜落のシーンがあまりに悲惨で、監督は誰?と調べたら、J・A・バヨナ監督でした。『インポッシブル』も凄かったので納得。これが実話と言うのが信じられない…。飛行機事故に、雪山遭難、雪崩などフィクショ>>続きを読む

彼方に(2023年製作の映画)

3.6

何とも言えない気持ちになる映画だった。最後の一家の反応はちょっと冷たいかもしれないけど、まさか悲惨な事件で妻と娘を失ってたなんて思いもしないだろうし、あの反応も今の時代だと普通なのかも…。

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.7

年齢なんて関係ないなんて綺麗事のように思ってたけど、これを見たら本当に関係ないんだなって思った。良くも悪くもナイアドの人を巻き込んでいくパワーと、それに必死で応える人達のパワーが凄い。エンドロールで流>>続きを読む

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.6

オープニングの俯瞰で劇場に入り、舞台裏に行くまでのシーンが印象的だった。レナード・バーンスタインの音楽家としての描写が少なかったのが残念。音楽家レナード・バーンスタインはよく知ってるでしょって言う感じ>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.5

吹き替えで見たけど、玉森くんのウェイドがめちゃくちゃ良かった。ストーリーはまぁまぁかな。伝えたいテーマが前に出過ぎていて、それに合わせた設定とストーリーって感じ。エンバーとウェイドの恋愛模様はめちゃく>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

黒人社会にある特有の問題を描いた作品は今までもあったし、素晴らしい作品も多いけど、似たような作品ばかりだなと思っていたので、こんな皮肉の効いた作品が見れるとは思ってなかった。黒人特有の問題にフォーカス>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

SNSでの盛り上がりを見てハードルが上げすぎたせいか、そこまでハマらなかった…。原付に乗るラッセル・クロウのビジュアルは話題になるだけあるし、キャラクター性も好き。トマースとのコンビも良かった。アスモ>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.2


音駒はハイキューの中でも好きなチームなので、研磨メインの描き方はかなり好きだった。

元から試合シーンがかなりレベルの高い作品なので、大画面で見れるのは有難い。
だからIMAX上映と言ってるのに額縁
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.3

言われてるほど悪くなかったし、かと言ってめちゃくちゃ面白いとお世辞にも言えない感じ…。キャッチコピーにあった“本格ミステリーサスペンス”じゃないのは確か。メイン4人が良かったし、個人的には結構好きだっ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

好き嫌いがはっきり分かれそうな作風だけど、かなり好み。

女性の自立を描いた作品はあまり好みではないんだけど、事前情報もほとんど入れてなくてあらすじもほとんど知らずに見たせいか、すんなり入り込めた。
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.9

豪華絢爛なセットに現代的な要素を取り入れた衣装など、ストーリーを無視してビジュアルだけでも楽しめる。でも、ストーリーもちゃんと面白い。

メインキャストの女優3人がみんな素晴らしい。アン女王、サラ、ア
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.6

言葉にするのが難しい気味悪さと、後味の悪すぎるラストが逆に好き。

バリー・コーガン演じるマーティンも危ないオーラが凄いけど、子供の成績を聞きに行く父親や子供はまた作れば良いという母親など、登場人物の
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.5

パートナーがいないとホテルに送られ、そこでパートナーが見つからないと動物に変えられてしまう制度も嫌だし、森の中にいるパートナーを作ると罰せられるグループも嫌。動物になるのがマシだと思ってしまう世界観だ>>続きを読む

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

狂った世界観を淡々と見せられている不思議な映画。何かが起こりそうだけど、大きな展開が起こる前に終わってしまった。

結局何が言いたいのかピンと来なかったし、少し不快感すらある映画だけど、つまらないわけ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.8

タランティーノ作品の中で好きな作品の一つ。

第二次世界大戦中、ナチスとヒトラーを巡るストーリーが面白い。最後までどっちに転ぶか分からないハラハラ感が好き。

音楽もタランティーノらしい特徴的な音楽だ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.9

どのシリーズでも前日譚はあまり期待しないタイプなんだけど、本作はシリーズで1番好きと言えるくらいにハマった。

史実をベースにしたストーリーが好きだった。対ラスプーチンはダンスを混ぜたアクションは見応
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.8

アメリカの諜報機関ステイツマンが出てきて出演はチャニング・テイタムやペドロ・パスカルと、とても豪華になった続編。

ペドロ・パスカルの出演が1番楽しみだったので、エグジーやハリーと一緒に活躍していたの
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