劇場未公開作品。男だらけの大学に美貌の英語教師が赴任してきて巻き起こる大騒動。妄想のストリップシーンが刺激的。「ジャケット…ストッキング…もう片方のストッキング…」。水道管ごっこ。「よく覚えといて こ>>続きを読む
謎のエイリアンvsコマンド部隊の死闘。暑い夏に現れる人間を戦利品にする悪魔。死体の逆さ吊り、皮剥ぎ、臓器抜き投げなどショッキングシーン多数。「血が出るなら殺せる」「なんて醜い顔だ」
愛する息子をギャングに殺された父親の戦慄の復讐劇。目には目を、暴力には暴力を、復讐には復讐を、無限地獄から光りは見えるものなのか。幸せなホームビデオと現実の対比が胸を打つ。「お前、俺たちとかわらねえな>>続きを読む
アイオワ州の小さな平和でのどかな町に異変は突然始まった…。1973年製作のジョージ・A・ロメロ監督作品のリメイク。水源の川に飛行機が墜落して細菌兵器が流出。一杯の水で人々が凶暴化。発症までの潜伏期>>続きを読む
東野圭吾原作小説を映画化した近未来サスペンス。全国民のDNAデータを犯罪捜査に活用。いちばん面白いのは監視カメラ追跡シーン。二重人格とかDNA分析とか国家機密とか詰め込み過ぎ。説明セリフが多すぎてテン>>続きを読む
二大スター競演のアクション&ロマンス&ノンストップムービー。世界中を駆けめぐり、クライマックスは情熱の国スペイン。水着のくだりが面白い。永久エネルギー"ゼファー"。マジシャンの手。「物事には理由がある>>続きを読む
無実の容疑をかけられた刑事と女泥棒の逃避行。女房に逃げられ酒浸りの冴えないダメ男ブロンソンって珍しい。アラベラ役の女の子がだんだん可愛く見えてくる。原題は"MURPHY'S LAW"(マーフィの法則>>続きを読む
『氷の微笑』ブレイク前のS・ストーンが初々しい。ソロモン王の秘宝が眠るアフリカの奥地ドンゴラ。大釜で人間と野菜のごった煮。
第二次大戦中の史実である米海軍のドイツ軍暗号器"エニグマ"奪取作戦。潜水艦モノにハズレなし。ピンチの連続、任務を果たす兵士たち、リアルで骨太な演出。無音と爆音の対比が緊張感を生む。
『ヴィーナスの躰』と称されたラウラ・アントネッリの初主演作。『マゾヒズム』の語源になった作家マゾッホが原作。苦痛に快楽を感じる倒錯した性癖を持つ作家の滑稽的悲劇。「幼少期のトラウマが人格を形成する」
16年前に捨てられた男を拘束する女。サディスティックなラウラ・アントネッリだがツメは甘い。緊急だと呼び出す弁護士の用件は一体何だったの?娘役のクリスティナ・マルシラックに存在感あり。玩具のパラシュート>>続きを読む
渡辺淳一原作小説の映画化。ひとりの男をめぐる母と娘の情念の炎。桜の樹の下には死体が埋まっている。桜の美しさは人間の狂気である。岩下・十朱会談は極妻のワンシーンに見える。七瀬なつみの脱ぎっぷり。
劇場未公開作品。守るべきは組織か家族か?苦悩する警察官一家。警察の腐敗体質を暴く社会派ドラマ。硬派な設定だが、手に汗握るクライマックスがなくただ時間が過ぎる。善人も悪党もいちばん大切なのは家族。
神の存在を疑い、牧師を辞めた男の前に現れる様々な兆候(サイン)。世界的規模事件のある一家の再生の話。全ての物事には意味がある。もちろん偶然にも意味がある。妻の死直前の一言、メリルのバットスイング、喘息>>続きを読む
三浦しをんの本屋大賞受賞作を映画化。辞書という『舟』を編集する人々の人生が編み上げられていく姿。言葉が人と人を繋ぎ、そして新しい言葉が生まれる。"今を生きる"辞書をつくる。馬締の『恋』の語釈は秀逸。ぬ>>続きを読む
赤塚不二夫原作の往年の大ヒット漫画を実写映画化。買収問題に揺れる化粧品会社が舞台。魔法のコンパクトの呪文は"テクマクマヤコン""ラミパスラミパスルルルル~"。ラ>>続きを読む
プレイム事件(CIA女性工作員ヴァレリー・プレイムの身元を政府がマスコミに暴露した事件。彼女の夫がイラク戦争での国の情報操作を告発していたことへの報復とされている)を基にした作品。国家の正義と戦争>>続きを読む
嵐の夜、偶然モーテルに集まった11人の男女を襲う連続殺人の恐怖。"ここに集まったのではない。ここに集められたのだ"。スピーディーな展開、多くの伏線が結末にはまる快感、衝撃のラスト、文句なしの秀逸サスペ>>続きを読む
各国の諜報機関をリストラされた凄腕の元スパイ5人が挑む謎の強奪作戦。市街地で乱射、迫力のカーチェイス、フランスの美しい観光地、観て損はなし。「何も質問せず、何も答えない。それが俺の仕事だ」
弁護士に調教される内気な秘書の"目覚め"。支配と従順、これもひとつの愛のかたち。だんだん綺麗になるリー。素直になることが幸せの近道。アルコール依存症の父と過保護な母。ウェディングドレスで森を駆ける。お>>続きを読む
過疎に苦しむ温泉街の老舗旅館の若女将の奮闘記。西野翔はコメディエンヌの才能あり。不可思議な伏線が最後のオチに。仏壇屋ばかりの町。毛更津ヒラメ。「毛更津をどげんかせんといかん!」。
スーパーボウルの競技場を爆破しようと企む国際テロ組織vsイスラエル特殊部隊。1977年公開予定が政治的理由でお蔵入りになった曰く付きの隠れた名作。走る走るロバート・ショウ。飛行船『GOOD YEAR>>続きを読む
親友の謎の死を探るため、大物経済人の下へ潜入する女性記者。人間は誰もが秘密を持っている。ハル・ベリーの赤いドレスが最も印象に残る。
人質と誘拐犯グループが全員記憶を失うという斬新な設定のサスペンス。廃工場に男5人、誰が味方で誰が敵なのか?疑心暗鬼に陥る男たち。事件の裏に女あり。最後の最後にタイトルの本当の意味を知る(unknown>>続きを読む
最強の巨大海獣vs人間。シャチはラテン語でオルカ・オルシナス、"死を招く者"を意味する。互いに妻子を喪った者同士の哀しく果てしない闘い。母シャチから胎児が落ちるシーンとオルカの憎しみこもる眼は衝撃的。
劇場未公開作品。フランス映画のリメイク。ネズミのジオラマは見事、一見の価値あり。オープニングの作成過程も興味深い。「夢をみよう 大胆な夢を。高い山に登ることもティーカップで溺れることも可能だ。誰かに夢>>続きを読む
就活中の女子大生がひょんなことからご奉仕メイドに。500円貰ったら土下座するけど、300円ならやらない。範田紗々が後妻役で登場するのが嬉しい。「やる気、元気、奈々美!」
次の1000年の支配を企む悪魔vsシュワルツェネッガー。「千年が終わるとサタンがその檻から解放される」。キリスト・ニューヨーク→クリスティーン・ヨーク。自らのエンド・オブ・デイズ(滅亡の日)を模索し>>続きを読む
アンジェリーナ・ジョリーを一躍スターダムに押し上げたアクション・アドベンチャー。原作がゲームなのでそこまで求められてないのか、人間関係の描き方が希薄なのが残念。強く美しく…公開当初何故か私の脳内で>>続きを読む
死刑執行まであと4日。公民権運動家爆殺事件の真相。アメリカの死刑制度と人種問題と家族の絆。テーマが多く複雑な展開で焦点がぼやける。
第二次大戦の激戦地スターリングラードに送り込まれた若きドイツ兵たちの苦悩。極寒と衰弱。ドキュメントのようなリアル感。白い雪に埋もれていくラストシーンが何故か美しさを感じる。
渡辺淳一原作小説の映画化。お互いに愛人がいる夫婦の駆け引き。ケータイもスマホもSNSもない時代の不倫。リビングで二人がケーキを食べるシーンの腹の内がおもしろい。南條玲子の脱ぎっぷり。「噛んで…」
愚直な警官と天使の笑顔を見せるテロリストとの心の交流と訣別。アラン・J・パクラ監督の遺作。原題は"Devil's Own"(辛い状況、絶望的状態)なら、邦題には疑問符。「アメリカの話じゃない。アイル>>続きを読む
劇場未公開作品。ジェームズ・キャメロンがスタッフとして参加したロジャー・コーマン製作のSFホラー。謎のパワーを発するピラミッド。怪物の正体は恐怖心。なんだかんだで一番記憶に残るのは、巨大芋虫に服>>続きを読む
クリアするまで地球に帰れない。究極のリアルボードゲーム。『ジュマンジ』と比べるとスケールとドキドキ感が物足りない。宇宙飛行士と兄弟愛。冷凍される姉。
封鎖されたアパートの中で拡がる病原菌感染の恐怖を描いたスペイン産POVパニックホラー。老婆の狂人化の怖さが尋常でなく、まして屋根裏の何かは正視できず。消防士の密着同行取材。白タンクトップが血で汚れてい>>続きを読む