魔球ですさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

スクリーム6(2023年製作の映画)

3.8

ミンディ推し!

SNSの悪しき部分、またはコロナウィルス、いやいや流行りのマルチバースだー!と新たなゴーストフェイス像はフレッシュ。しかし相変わらずタフさは変わらない。

シリーズを語るうえで欠かせ
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ブギーマン(2023年製作の映画)

3.8

恐怖心を煽るライティング演出の斬れ味たる事か!恐ろしや!

ジャンルこそホラーだけど家族再生モノな節もあり、胸の内を吐露する父親とクライマックスの熱量は思わぬ感動を生んで胸熱。気になる箇所はあっても満
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

3.8

持つ者と持たざる者が逆転し崩壊する現象をロードオブカオスと呼んでも良い。

中身はブルータルで暴力的。しかし視点を変えればド直球な青春映画。欲を言えばメイヘムの良い部分も観たかった。これでは激ヤバなバ
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

5.0

メイクミラクル。

矢継ぎ早に襲い掛かる危機を一致団結して乗り越える侍ジャパン。対メキシコ戦に対アメリカ戦と連続するクライマックス的な展開は胸熱っ!

もはや脚本があるのでは!?と疑うレベルの劇的勝利
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

ゲゲゲのゲェー!?!?

妖怪フィルターを通して人間の毒を表出させるいつもの鬼太郎スタイルは、犬神家リスペクトなスパイスが加わる事で物語へのエグ味を倍加速させる。

気になるアニメ的説明セリフはスマー
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スマイル(2022年製作の映画)

3.8

その笑顔、凶暴につき。

患者をテンプレ診察していた主人公の精神科医が事件を境に患者側になってしまう逆転現象は興味深く、リングやイットフォローズを彷彿させる展開も面白い。しかしMLBを活用した宣伝の強
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(2023年製作の映画)

3.8

北野武というかビートたけし。

確かな役者が揃っているだけに、退屈さや窮屈さはないが、二人三脚で歩んできたプロデューサーの吉田多喜男から離れた結果もあったからか?予告とは全く違った想定外なトンデモ時代
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

ナートゥをご存知か?は日常でいつか使いたいパンチライン。これが噂のRRRか!

ラージャマウリ監督のアイデアが爆発した驚愕のアクションに絶句。予想を越えたムーヴの連続はハリウッドを余裕で凌駕っ!

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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.6

ジョンウィックのスピンオフ作品、バレリーナを先にやっちゃえ!な節がある。

容赦無いバイオレンスアクションはカット割りが目立ってしまい、MVのようなスタイリッシュな印象を受けるわけで良くも悪くも緊張感
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

地上600m畳一畳あるかないかの足場で脱出を図るシチュエーションスリラーをやりながら、SNSへの警鐘を鳴らす今っぽさ。

若さ故の無謀なチャレンジ精神は共感できるけど、流石アメリカ。規格外過ぎる…。
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人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

3.7

あのファンジョンミンを誘拐した時点で結果は見えているのに、誘拐を企てる犯人は狂気の沙汰。

ファンジョンミン自身が本人役で出演している面白設定だけで終わらずに韓国映画らしいパワープレイと暴力の応酬が最
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

ぎょぎょぎょ!

好きなモノに対して、どこまでも愛情を注ぎまくる言動は誰かを困らせている。というネガティブな部分を削ぎ落として、ポジティブを描く潔いトリッキーさ。沖田修一ワールドはいつも心地良い。
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そばかす(2022年製作の映画)

3.8

宇宙戦争のトム走りに自分の生き様を見出せる人もいれば、エンタメ映画として捉える人もいる。自分が幸せであれば他人に合わせる必要なんかない。とは語っても社会はそこまで甘くないのが現実。

三浦透子のアンニ
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妖星ゴラス(1962年製作の映画)

3.7

地球に妖星ゴラスが接近!人類絶滅危機の打開策としては…そうだ!地球を動かすしかない!

んなバカな!?というトンデモ設定を石井歓のキマッた音楽が援護射撃する。アルマゲドンに負けてません。最高ー!

地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.5

ゴジラから脈々と受け継がれてきた原子力批判と迫力の特撮。時代が時代なだけにノイズになる箇所はあるが、今観ても面白い。

VSスペースゴジラで活躍したモゲラの原点がここにあったのには痺れた!

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.3

完璧主義な監督が撮る映画の主人公は不完璧な殺し屋だった!?

冒頭、主人公が仕事への哲学とルーティンを延々と語り映し出した結果のフリとオチ。からの焦る姿は、ポーカーフェイスで仕事が出来る風を装う会社の
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.5

物語の核なる部分が明かされずにフィニッシュしてモヤッとするが、情け容赦無いゲリラ戦をネオナチ軍団に仕掛ける将来有望なベッキーの狂人さに続編への期待値は高まる!?

んな馬鹿な!と言わざるを得ないセルフ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.6

頭はヤギで体は人間。いわゆるバフォメット的なヤバい容姿は不穏さと可愛らしさを兼ね備えている。アダちゃんに目は釘付け!

主人公の弟とアダちゃんがファーストコンタクトを果たすシーンは共感度指数高過ぎて笑
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

シンゴジラが到達点とは限らない!

日本最高峰のVFXを駆使した映像に圧倒されつつ、凶悪度数過去最高なゴジラに、ある意味ゴジ泣き。

ダメージを受けた後の不完全な傷後、放射熱線を撃つ前の背びれがトリガ
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事故物件 歪んだ家(2022年製作の映画)

3.5

精神的なカマしで恐怖を煽る系のやつかと思いきや、クライマックスではしっかりとフィジカルで勝負する。

異食シーンは今作のハイライト。キーパソン的な立ち位置だったはずの記者の本当の役割りは何だったのか?
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.7

暴力で実現された新たな社会構造は誰かの不満や不幸をまた生むのでは?と悪循環。

劇中のように淡々と現実が過ぎて行き気づいた頃にはもう手遅れだったりする。劇中のような有事は今の時代いつ起こっても不思議で
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.0

ジャウムコレットセラに撮れないジャンルない説。

一本で2つの物語を展開するトリッキーさと、迫力のアクション。シンプルに強くて、あまり悩まないヒーローを演じれるのはロック様だけという納得の説得力。無敵
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呪呪呪/死者をあやつるもの(2020年製作の映画)

3.6

悪を持って悪を制す!

ドラマの続編と知らずに挑んだ結果、不明な点もあったけど、お揃いの衣装と一糸乱れぬ独特のランニングフォームで疾走するゾンビはフレッシュ。後半の呪術廻戦も嫌いじゃないが故に、もっと
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

4.0

何が起ころうとも足踏みしない物語と説得力のあるディテールは没入度を加速させる。

背景を知っていようが、知らなかろうが関係なく、ただそこには生死に容赦無い現場の光景がシンプルにある。真価を問うような物
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台風クラブ(1985年製作の映画)

3.7

台風が来て去っていくテンションと、思春期が故の初期衝動なバイブスがマッチングするヤバさ。

大学生が中学生を家に連れ込むシーンにゾゾゾ。バービーボーイズや、わらべで踊り狂う奇祭感。あれは犬神家オマージ
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ネイビーシールズ ローグ・ネイション(2021年製作の映画)

3.8

全編ワンカットの緊張感は色んな意味で伊達じゃない。

もうこれは実写版コールオブデューティーだろ。会話で時間稼ぎせずに、銃撃戦に近接格闘とノンストップアクションで語る所にスコットアドキンス含め役者、制
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.7

鬱々とした世界観にメリハリの効いた光と闇の演出が格好良い。筋肉ゴリ押しで容赦無いアクションとトンデモ描写は好み。OPのカチコミは今作のハイライト。

北欧神話らしい謎展開は、そういうものだバイブスで乗
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砂塵にさまよう(2003年製作の映画)

3.6

アスガーファルハディ監督デビュー作。

この時点で、後の作品に通じるスタイルは確立されつつあり興味深いが、しかし結局は試行錯誤感が強くてモヤモヤ。

それでも人物の内面を扱う演出は冴えていて面白いし、
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エイリアン2 完全版(1986年製作の映画)

4.0

完全版より無印版の2が好き。

完全版だけに状況や人物描写が丁寧で、思わず"へぇ〜"となるシーンがあって興味深いが、その分テンポの歯切れは悪い印象をどうしても受けてしまう。

しかし、それでもバスケス
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.3

2065年でも現役だったエアフォース1。

AIを脅威として語るよりも、AIを開発した人間にこそ原因があるのでは?という問題提起の視点は興味深く、メカニックや拘りのディテールで戦争や一方的な価値観を畏
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.3

最強そして最恐。

全身黒の喪服コーデをキメたマッコールさんが秒で悪党を地獄送りにする一挙手一投足な姿は、もはや死神。

アクション映画の皮を被ったスラッシャー映画なアプローチにゾクゾクし、圧倒的な強
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ゼイ・クローン・タイローン/俺たちクローン(2023年製作の映画)

4.0

陰謀論者に贈るオフビートコメディ。

"ゼイクローンタイローン"というタイトルでネタバレを踏んでしまう致命的なミスを犯しても、役者とディテールのセンスは抜群だし、ブラックカルチャーに関する事をオカルト
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.0

酒と煙草でボロボロな体にブラックフォーマルをラフにキメた汚れキアヌの、いなたさたる事か。格好よろし。

さらに両腕のタトゥー、聖なるショットガン。キモい悪魔。そしてガブリエルakaティルダ様のキングオ
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.5

AIが導き出す答えは正しいのか?人間を守れるのは、やはり人間だけなのか?

見方次第では、ハリウッドストライキに通じるモノがある今作を、ネトフリオリジナルでNetflixが配信してしまう意味深さと矛盾
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鋼鉄の雨(2017年製作の映画)

4.0

ネトフリオリジナルでは稀に見る傑作。

暴走する北朝鮮を食い止める為に交わる事の無かった2人が共闘し、その水面下で起こる政治と人間ドラマ。至高。

ごちゃついた物語を簡潔にまとめた秀逸な脚本と、キレの
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プロジェクトX トラクション(2023年製作の映画)

3.5

あの頃のジャッキー映画isバック。

余計な事を考えずに身を委ねるだけの安定のアクションコメディ。傑作でも駄作でもないが故の安心感。家でサクッと観るのに丁度いい。

ジャッキーとジョンシナの近い人が行
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