ダメハムさんの映画レビュー・感想・評価 - 47ページ目

ターミネーター4(2009年製作の映画)

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1~3はターミネーターからの逃走劇が面白いのに、4はただのSFアクションになっちゃったから物足りない。

マイウェイ 12,000キロの真実(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最後、ロンドンオリンピックの描写の後に、冒頭で初めて会った辰雄とジュンシクが駆けっこをしたときの続きが流れますが、そこでジュンシクの靴が脱げてしまったときに、辰雄はジュンシクが靴を履き直すのを待ってか>>続きを読む

J・エドガー(2011年製作の映画)

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最後の二人の愛情を分かち合うシーンが特にいい。

嘆きのテレーズ(1952年製作の映画)

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フランス映画らしい余韻を残すラストに満足。悪女のテレーズやトラック男よりも、夫や水兵さんに感情移入して見ちゃった。

クロッシング(2008年製作の映画)

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つらい映画だったけど、確実に見る価値のある作品だった。しかし隣にあんな国があるなんてとても信じられない。

機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

4.5

もう公開から約30年たとうとしてるけど、周辺諸国の情勢は93年よりきな臭くなってるのに、いまだに日本の『平和ぼけ』は続いている。それどころか、さらにひどくなってる感すらある。

不謹慎だけど、現代の柘
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街の灯(1931年製作の映画)

4.7

初めて見たチャップリン作品がこの映画だった。やっぱり何回見ても素晴らしい。80年たった今でも語り継がれるゆえんが十分伝わる。こんなに笑えて最後にしんみりと泣いて感動できる映画はなかなかない。ラストシー>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

2.1

今時珍しいご都合主義満載の大作。終始お約束とは名ばかりの茶番劇に辟易。なんで弟はマッチを持っていたのか…
恐竜のCGは1作目に比べて格段に進化しているはずなのに、質感と迫力がそれほど感じられなかったの
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.2

アニメキャラクターのような石原さとみやカット演出を実写で見ると、こんなにも滑稽なんだなと失笑。
ゴジラ映画というよりも、この非常事態の中で見ると『シン・コロナ』と重ねずにはいられない。アフターゴジラ同
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キリング・フィールド(1984年製作の映画)

4.2

共産主義(原始共産制)がいかに恐ろしいか、その行き着く先は大量虐殺しかない。
結果的にアメリカがベトナム戦争時にポル・ポト派という苗を育てて、政権失脚後は、反ソ連ということでアメリカがポル・ポト派を支
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.5

2度目の鑑賞。なんと言っても黒沢年男の鬼気迫る演技に圧倒される。特にあの狂気に満ちた目の輝き! モノクロ撮影と相まって尋常じゃない迫力に拍手。

西遊記(1960年製作の映画)

3.0

西遊記にテレビ電話が出てきたり、せりふに「サービス」なんて英語が出てくるあたり、いかにも手塚治虫らしいユーモアがあふれていて面白い。ラストに関しては、手塚案を宮崎駿は批判していたが、手塚案を採用してい>>続きを読む

ながぐつ三銃士(1972年製作の映画)

2.4

シリーズ3作品の2作目だが、1作目には遠く及ばない作りだし、3作目の明るいエンターテインメント性もないし、全てが物足りない。それでも楽しめるけど、西部劇の復讐ものということもあって全体的に暗い感じなの>>続きを読む

どうぶつ宝島(1971年製作の映画)

3.5

宮崎駿真骨頂の上昇・下降のスピード感あふれる動きが特徴的。後年の宮崎駿監督作品でもおなじみのモチーフが所狭しと凝縮されてるし、アニメーションとしてとても面白いものになっている。

白蛇伝(1958年製作の映画)

2.0

日本アニメ史に残る記念すべき作品なのは理解してるけど、話としてはそれほど面白いものではなかった。

劇場版 のんのんびより ばけーしょん(2018年製作の映画)

4.3

立体的な環境音に美しい自然描写のカット演出がとても効果的でノスタルジーを感じてしまう。夏海の成長にホロッとしてしまうが、最初から最後までTVアニメで描いてきた日常の延長線上だけど、これこそが『のんのん>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.3

銃を持たずに仲間を助ける姿は、敵ながらあっぱれとしか言いようがない。日本兵の描写はまあ及第点という感じ。「手榴弾だ!」ぐらいしかしゃべらないけど。

一番の疑問は、なぜ日本兵が崖に掛けられたロープを切
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

劇中にも出ていた福屋で鑑賞。前作とは完全に別物の作品で新鮮な気持ちで見ることができる。特に桜の木のシーンは最高でした。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星(2018年製作の映画)

4.2

「レビルの悪魔め!」と、どうしてもデギンの肩を持ってしまう。
全6話を見て、突っ込みどころを挙げたら切りがないけど、後付けでよくここまで描き上げたなと、そっちのほうに感心した。
やっぱり連邦よりジオン
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦(2017年製作の映画)

4.2

コロニー落としのシーンには思わず鳥肌が立ったね。
そしてドズルの葛藤しながらも愚直に前に突き進む姿は、この作品で一番人間らしく輝いてて、もう主人公にしか見えない。
あとエンディングの曲が素晴らしかった
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜(2016年製作の映画)

3.8

冒頭いきなりのドズルのプロポーズに笑ってしまった。でも、一番好きなシーンだな。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起(2016年製作の映画)

3.8

キャスバルの異常性がよく分かる今作。
本物のシャア・アズナブルがあまりにもかわいそ過ぎる。まさに外道。
唯一の癒やしは後に夫婦になるドズルとゼナの邂逅シーンか。戦闘シーンも気合いが入っていて良かった。
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア(2015年製作の映画)

3.5

セイラ・マスやシャア・アズナブルの名前の由来がやっと分かってふに落ちた。コミカル表現も前作より落ち着いて堅実的な演出になって良かった。
でも、襲撃シーンのあの鎧はさすがに場違い過ぎて違和感しかなかった
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機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル(2015年製作の映画)

3.0

もっと重厚で真面目な作風かと思ったら、結構コミカルな演出が多くて少し安っぽく感じてしまったのが残念。でも、生き生きとしたキャラクターは見ていて楽しい。特にドズル・ザビが最高。