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世界は複雑すぎる。生徒と教師どころか、親と子の間ですら、知らないことがたくさんある。人と人がわかりあうなんて、はたして可能なことなんだろうか。
怪物の正体は、わたしであり、あなたであり、そのへんの>>続きを読む
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視点がコロコロ変わるのでわかりにくいけど戦闘シーン多めで面白かった。
フィンランドの歴史ぜんぜん知りませんでした。ソ連に奪われた領土を取り戻すために、第二次大戦ではドイツに協力したけど、結局ソ連に>>続きを読む
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生きていくうえで避けて通れない厄介ごとはたくさんある。その過酷な道のりを、何にもすがらずに生きていける人は少ないから、怪しい宗教にすがってしまうのも仕方がないのかもしれない。ましてや震災があったり、>>続きを読む
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監督をトッド・フィリップスと勘違いしていた。ジョーカーを彷彿とさせるような転落の物語だったので、自分の中では合点がいっていた。トッド・フィールド監督、寡作ながらもその手腕が高く評価されているんですね>>続きを読む
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孤独の映画だと思いました。
みんな別の惑星から来ているという話は、キリンジのエイリアンズみたい。
いつか同じ惑星の人に出会えると待ち望んでいるけれど、もしその人に出会ってしまったら、今度は別れの>>続きを読む
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スタイリッシュというよりはフェティッシュな感じ。癖になる映像でした。わたしは大好きです!!
戦闘シーンはまるで合理性がないけどそれぞれの哲学があるのがいい。なぜそこ!? みたいなアングルがちょくち>>続きを読む
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面白かった!!
スタイリッシュなカット割、ハイテンポでユーモアたっぷりの会話、小気味のよい伏線回収。例えるならアーロン・ソーキンの作品みたいな印象で、映像そのものが気持ちよかったです。
ストーリ>>続きを読む
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自分でも性格悪いなと思うけど、最後に公園を作って、人からちやほやされて、それで満足でいいんだろうか。
終わりがわかってしまったら、そこまでにできる範囲でゴールを再設定するから、目標の達成とそれによ>>続きを読む
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硬派な作品かと思いきや意外にもポップなつくりで、いい意味で驚きでした。
一癖ある登場人物たちの会話劇が面白いし、弁護士のお仕事ものとしても楽しめる(吹越満さんが最高にカッコよかった)。警察組織の隠>>続きを読む
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演奏が熱かったー! 端の席だったせいか、音響がいまいちだったのが残念でした。未だにいい席が全然とれない、、
できるだけ演奏シーンを入れるためにストーリーは最小限にした感じなんですかね。話自体はちょ>>続きを読む
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スイス・アーミーマンもそうだったけど、深夜ノリみたいなアイデアをちゃんと笑えてしかも考えさせる物語として仕立ててしまうダニエルズの技量と狂気がすごいです。
エレベーターでウェイモンドが入れ替わった>>続きを読む
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大きな流れの中の一部になるということ。それは煌びやかで魅惑的だけど、あっという間に過去になってしまう儚さと表裏一体でもある。
映画という媒体は残っていく。時代を超えて見知らぬ誰かに知ってもらえるの>>続きを読む
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おもしろかった! ものづくりっていいですね。ハンドメイドで映画を作っていく様子にワクワクしました。
ミシェル・ウィリアムズがとびきりかわいいです。溌剌としていて、ほんとうにチャーミングなひとだなと>>続きを読む
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めっちゃ気落ちしました。一番苦手なタイプの映画だった。普通にドン引きやろ......。パードリックも音大生もバーの客も全員イカれてるのか?? よくできた作品とは思うけど、二度と見ることはない。笑
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面白かった! さまざまな事件が重なり合って、一つの筋が浮かび上がってくる構成、見事だった。月本さん突き落とした人物とかも、予想つかなくてドキドキしました。
冷静に考えるとみんなイカれてますけどね。>>続きを読む
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戦闘シーンは臨場感あって楽しめました。新入りの主人公が過酷な戦場に翻弄されるのがよくある戦争映画のパターンだけども、本作は逡巡がほとんどなくて、淡々と敵を殺していく。
ブービートラップで指揮官を失>>続きを読む
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前作より全然面白かった。脚本が充実してました。
家族というテーマを打ち出したことで話に厚みが出たと思う。息子を殺されたネイティリの怒り狂い方は迫力があったし、スパイダーを利用する狡猾さはおお...>>続きを読む
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人生はほんとうに難しい。自分自身の欲望と、子供たちを育てること。二つを両立することは困難で、一方を選べば、もう一方がおざなりになってしまう。何もかも100点満点というわけにはいかないから、人生には残>>続きを読む
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こんなやつほんとにいるかな? と思って、最後まで入りこめないままだった。
生活や恋愛に漠然とした不安を抱えているのはみんなそうだと思うけど、そこに放射能汚染の話なんかを横並びにして語るひとのイメー>>続きを読む
「君の名は。」「天気の子」がどうしても受け入れられなかったけど、ようやく新海監督と和解できた気がしました。
本作のメッセージの強度に関する考察と、震災を題材にするということについて書きました。
h>>続きを読む
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「きみの鳥はうたえる」は、若者たちの一夏をありありと映した、本当にすばらしい作品だったけれど、原作が抱えていた複雑性を棚上げして、わかりやすくアレンジされていたことが、少しだけ寂しくも感じられた。>>続きを読む
くー、ロマンチック。ガラガラのレイトショーで観るにはうってつけでした。
妻、小学生になるを思い出す話でした。
大泉洋さんの演技がすばらしかったです。つい感情移入してしまって、涙腺がゆるみました。>>続きを読む
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思いのほかハイブローな作品だった。今泉監督の作品はパーソナリティが滲み出てしまう人が多い印象があるけれども、本作に登場する人たちは、とても抑制的な印象がつよい。
「君はどう思う?」という問いかけを>>続きを読む
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最高すぎでしょ!! 2時間強の映画なのに一瞬で終わってしまった。何度も胸が熱くなり、何度も涙がこぼれました。これぞスラムダンク。まったく色褪せない。
マンガの名シーンを余さず盛り込みながら、新しい>>続きを読む
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政治的な立ち回りもできるユリアンのスペックがエグい...。この次元でいろいろな戦い方があるということを自覚している16歳がこの世界にいったい何人いるのだろう。。恐ろしい子。。
ロイエンタールの対イ>>続きを読む
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ヤン艦隊、いい組織だなと思いました。
ユリアン、いい大人に囲まれている。
ムライがユリアンにかける言葉がよかった。人に信頼されるということを大切にすること、胸に留めておきたい。
国家が道具でし>>続きを読む
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エンドロールの文章はオープニングに持ってきたほうがよかったと思う。彼らは長い間同じところにいた、というのがキモのはずなんだけど、ぼーっと見ていると、そのことがどうもわかりにくい(終盤になって「またこ>>続きを読む
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いったいどこまで行ってしまうんだろう、という感じで面白かった。
兄はやろうとしていることは無茶なのに、追い込まれると急に頭がキレて、うまいこと逃げのびるから、物語がどんどん変な方向に転がっていく。>>続きを読む
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なんか期待と違ったので原作も買ってみたけど、やっぱりシイノの痛みや憤りは原作のほうが切実に感じた。1コマ1コマに余韻がある作品だから、実写化するの難しそうですね。
真利子監督あたりが撮ったら面白い>>続きを読む
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ぜんぜん古さを感じなかった。こういう家庭いまだにたくさんあると思う。
優秀なテッドが仕事で挫折していく様子がリアルだった。仕事の成果が出るかどうかは、能力よりも時間と環境で決まってくるんでしょうね>>続きを読む
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太賀さんと衛藤さんの穏やかな演技をいつまでも見てられる。衛藤さんお芝居上手ですね、びっくりしました。とても素敵な声です。もっといろんな作品に出てほしいな。
おじいさんが60年書きためた日記を捨てて>>続きを読む
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グエンてどこで退場するんだっけと思ってたけどここか。惨めな最後だったな......
シューマッハはものすごいエリートなんですね。なおかつ性格がいい。ラインハルトの部下だったら少し歴史が変わってたか>>続きを読む
Jpopの歌詞みたいなシーンが多かった。文体もJpop仕様で、奥行きがない感じ。言葉から入るひとにはピンとこないと思う。幻想的な映像が好きな人には刺さるのかもしれない。
ロケーションはすてきでした>>続きを読む
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戦闘シーン多めなので体感はあっというま。グロさ控えめで心臓に優しい。
しかし皆んなあっという間に死んでしまう。淡々とした描写のなかに虚しさを感じる。
両国の舞台が交戦したことをきっかけに視点が入>>続きを読む
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あ、これ群像劇だったんだな、と途中で気がつきました。それぞれにとっての愛があり、人生がある。
辛いことや嫌なことがたくさん起こるけど、それらのほとんどはだれかの愛に起因している。愛することはエゴで>>続きを読む
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原作を読んだのでひさしぶりに見直した。劇場公開はもう6年も前なのか......。
白岩が元妻と会って、嗚咽するシーンでくるものがあった。壊していることに気付けなかったということは、いつまで経っても>>続きを読む