ファーストカットから絶妙な展開で、語り過ぎずに飽きさせない展開が続く。大きなカタルシスは無くてもひりひりとした感傷が連続して刺さる。タイトルがとにかく味わい深い。
特に不満もなく楽しめた。リリーフランキーの狂気が見物。あとやっぱり二階堂ふみが好きだ。
主人公に共感出来るようなものではないが「共犯者」の描き方に魅せられる。作中では綱渡りの熱狂に終始するものの、WTCというモチーフと我々の記憶が更なる意味付けを与えてくれる。
ミステリーではなく圧倒的にドラマ。タイトルの意味は例えば信じられなかった自分へ、信じてしまった相手へ、だけでなく複雑なあらゆる感情を纏い、構造的問題へも対峙する。情緒豊かな演出で魅せる奥ゆかしい作品。
やっと観れました。何も考えず楽しめる。IMFは続く。
作画もキャラデザも良かったし、プロットのバランスも良い。監督らしくないっちゃらしくないが、しっかりSFエンタメしてる。こりゃ売れるわ。
BMWがぺしゃんこに。ドバイ篇の見せ方が良い。
この頃はまだリビルドのエヴァ。それでも、美しい美術と音響に唸る。
観返すと言うほど難解でもない。深い絶望の中で辿り着く希望とは、という点では次回作ありきか。
全てが高い完成度を誇る。ここまで文脈をうまく内包できるプロット&コンテンツもない。
ほぼ2016年現在のエヴァじゃねーか、というのは置いといて。アドレナリン出まくる。災害と組織について思いを馳せる。
深夜ドラマのような緩いノリ。映画館には声を上げたりクスクス笑える良い一体感があった。
マザファッカー↑のB級感で進む。畜生道、ってスタンプ押されるのだけで面白いしそれぞれの生き様も最高。尾野真千子はあんな暗いオーラ出せるんだな、と。桐谷健太はウタフクヤマでも思ったけど音楽的教養がある。>>続きを読む
ストンと腑に落ちる物語を期待していくとキツい。映画的には意識的に変わる彩度、風の音の禍々しさ、横移動や俯瞰カットなど唸るシーンが続く。ラストまで不穏な緊張感が続くのも凄い。何なら始まりから既に狂ってい>>続きを読む
物語が進むにつれて重みは増していくけど、兎にも角にも綾野剛が良い。デニス植野、TKO木下、ピエール瀧あたりもハマってる。何だかんだポップに楽しめる一作。
森田のシーンのみ異様な空気感を漂わせながら、タイトルバックでぶった切る。暴力と性がクロスするシーンなんて映画的感性にガンガン突き刺さる感じ。疲れたけど最高でした。
初めてZQNと遭遇するシーンから、ひりひりするような緊張感が続く。よくまとまっていると思う。
何の文句もありません。差別的であることについて見て見ぬ振りをせず、ダイバーシティへ帰結するまで丁寧に描いている。とりあえず、ゴッドファーザー正座して観ます。
ユルく、ポイントを押さえながら進んでいく構成が巧い。個人的には海のシーンが至高。
ドタバタ系だけど、嫌らしさもなく、小気味良い。5番街のニックスに集まり過ぎだ!というツッコミも余裕で許せる感じ。
過去作からの引用も多く、かなり効いていたと思う。
マスター・ヨーダ強すぎ。あ、トルーパーだ!