みかん缶さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

みかん缶

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月の満ち欠け(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

??ファンタジー??ヒューマン?
微妙な位置づけになるであろうと感じる作品だった。
『愛した人は突然いなくなった。』
『あなたにはもう一度会いたい人はいますか?』
という予告があったけど、まさかのこう
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

生きたい。家族に会いたい。
その一心、その希望、未来を信じて
厳しい状況下で生き抜く。
その悲惨さ、それでも生きたいとする
強い思い、ずっと涙だった。
山本さんの遺書を覚えて家族に届ける。
その届けた
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わたしのお母さん(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

母と娘。女同士での親子だからこその
壁や、すれ違い、心の葛藤が
随所で表現されてた。
セリフが多い作品ではないけど、
その分、少ない中で発される言葉、
やり取りが作品における大切さ、
重要性を感じさせ
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ある男(2022年製作の映画)

4.2

ミステリーだけど、ヒューマン性が
高かった。
辛い悲しい過去がある中で必死に生きる。
一人の人として生きたい。
そんな切実な思いを感じさせる作品だった。
でも、背けない過去とその事実を目の前にする
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

絵とは思えない、
街並みの再現度細かいタッチ。
映像美に惹きこまれる。
伊藤沙莉さん素敵なキャラクターだった。
あんなに声優さんとマッチすることがあるのかっていうくらいに同一化してた。
どのキャラクタ
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

この作品を通じて、水墨画を初めて見たので
その絵や、描いている姿をあのスクリーンの
サイズ感で見ると、とても迫力があって
壮大で繊細な様で見ててワクワクした。
青山くんと同じ視点で初めて見たときの
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百花(2022年製作の映画)

3.8

半分の花火の真実。
記憶と思い出が同時に蘇る。
親子の記憶。
つながりは永遠なんだな。って。
儚さを感じる物語だった。
原田美枝子さんの若い頃から現在までの
姿、内面の変化、心の変化。
魅せられた。演
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.7

原作は池井戸潤さんだけど、
今作の監督は三木孝浩さんだから、
厳しい社会派なだけではなく、
人情の暖かさもある感動作だった。
ホッとよかった。と感じるラスト。
ラストに入る各所の光が
すべてを包み込む
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

刑事部から離れて、音楽隊へ異動。
30年刑事だったから、なかなか音楽隊への
切り替えができないけど、
セッションの楽しさを知って、
音楽隊へのスイッチが入ってからの
エネルギー量はすごかった。
どんど
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いきなりの銃撃シーン。
モザイクをかけたシーンからのスタートで
不穏な空気感で始まって、どきどき。
全体の内容自体は、生きる事。を 
問いかけるような考えさせられるものだった。
実際に高齢化が進んでい
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TANG タング(2022年製作の映画)

3.5

暖かい作品でした。
TANG可愛かったし
TANGには特別な力がある。
ロボットとして機能や技術がすごい
ではなくて、人のように心があって。
旅の中で二人に絆や愛情が生まれてて。
ラストは涙でした
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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

全ての事実がわかった時。
朝を迎えたら前日の記憶はない。
その切なさもだけど、ラストでの今の真実。を
知らされた時は切なかった。
その日を出来事を大切に楽しく思い切り楽しむ。
日記という形で思い出に。
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

是枝監督は、家族というものの
捉え方や表現、意味をいろんな様々な考え
視点で描くな。って思う。
万引き家族を見たときも思った。

子供を育てるということ。
子供を守るということ。
子供を産んで。子供と
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半透明なふたり(2022年製作の映画)

3.8

今の世の中を物語っている。
言われもない不特定多数の誹謗中傷。
ネットによる見えないものからへの陰口。
見てて苦しくなった。
でも、最後に光、感動があって素敵だった

初恋ロスタイム(2019年製作の映画)

2.6

好きな人のために。。
でもその思いはいいと思うけど、
まさかの肝移植のために未成年が結婚。
長い期間付き合ってたとかでは無いのに。。
展開がなかなか急というかびっくり。
だいぶ無理くりに感じてしまった
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ごくせん THE MOVIE(2009年製作の映画)

3.5

久々に見た。
懐かしい。ヤンクミ。
あんな先生素敵だな〜。
私もいろんな先生に出会えたけど
やっぱり先生っていう存在って
大きいんだな。って。

てか、賀来賢人出てたんだ!!
びっくり!!!
ここから
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.5

重すぎずコメディ。クスッと笑える箇所がいくつもあって。
でも、世の中の普通や世間一般の普通の考え。
という観点に目を向けて、その視点を通して、
自らの考えや感性に気付かされる。
テーマ的なものとして
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.8

ホテル内で起きるいろんなドラマ。
笑ったり、泣いたり。
そのドラマ一つ一つがちゃんと
ストーリーとして確立してて、
おもしろかった。
ぬいぐるみが周りに回って、
戻ってきたときは、とても意味合いを感じ
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サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.3

渋谷の爆破シーンはなかなかのリアルさを感じるCG具合。
観るタイミングを間違えた。
今の情勢と重なって観てしまう内容だった。

流浪の月(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

二人の間で、ふたりにしかわからない空間。
離れ離れだったけど、再会して
二人の空間が戻ったらあの頃に戻る。
それでやっと二人は幸せ。笑顔に。
二人のときは明るい世界。空。

すべてが緻密に構成、考えら
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劇場版ラジエーションハウス(2022年製作の映画)

3.8

ラジエーションハウスのチーム力を
感じた作品。
ハマケンさんと八嶋さんのコンビ。
エンケンさんへのいじり。
やっぱり面白い
『なつき。雨だぞ。』は泣けた。
雨のワードに気づいたとき。思い出したとき
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ドンテンタウン(2019年製作の映画)

3.1

短編でさっぱりとした内容だけに
イマイチはてな??

ホテルローヤル(2020年製作の映画)

2.8

廃墟となった舞台、ホテルの昔の様子。
ただその冒頭の現在のシーン。
あれはなくても良かった。
伊藤沙莉さんの心寂しい苦しい表情は
見てて苦しかった。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.3

家族の形。人の繋がりの考え。
それを考えながら観てた。
安藤サクラさんが、母親について
考え、思いを伝えるシーン。
子どもたちからなんと呼ばれてるのか。と
聞かれて答える。
そのシーンは心が苦しくなっ
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.8

ニノの人懐っこいキャラクターが、
役にも反映されてて被写体の家族の良さを引き出すのに
役立ってて素敵だな。と。
政志をスカウトした出版社の方のキャラ最高に面白い。
浅田家も含め、いろんな姿、家族を写し
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泣くな赤鬼(2019年製作の映画)

3.5

こんな先生いいなぁ。
いろんな先生に出会ってきたけど、
どの学生時代においても先生の存在は大きい。
そんな中でこんな先生に出会えたのは幸せな事だな。
そんなふうに思わせてくれた素敵な出会いのヒューマン
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永遠の0(2013年製作の映画)

4.1

お国のために自らの命をかけて戦う。
それが当たり前だったときに、
生きて戻る。
その意味と思いの強さと真意。
それを知ったときを描いたところは
苦しくなったし涙。
ひとりひとりの人生の重みと深さを
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

コミカルなところと逼迫のアクションシーンとが色々と混在してて、ワクワクだった。
カニ歩きは可愛らしかった。
最後は仲間の結婚式。
大きな戦い、節目を迎えてのラストシーンは
これからの未来に明るさが見え
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.6

一つ一つの積み重ねと時の経過が、
やっと辞書を完成した時の感動につながって、
完成した時はとても嬉しい気持ちになった。
松田龍平さんの編集者の成長した姿、
どんどん様になっていく姿が素敵だった!
そっ
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