血脈を巡る政争を描いてきた話としてこれ以上ない結末
『長き夜』で敵味方団結して真の敵を倒してめでたしめでたしで終わったらどうしよう、と思ったが流石にそんな甘いことはしなくて良かった
血脈に囚われた>>続きを読む
ゲースロ界屈指の賭博師ベイリッシュ公、墜つ
ベイリッシュ公のおかげでめちゃくちゃゲースロが楽しかった
正直最終章前哨という感じで若干のグダグダ感は否めないが、一気に纏めるとなるとこうなるのも仕方なし>>続きを読む
間違いなく10話の『冬の狂風』はシリーズ屈指のエピソード
今シリーズの母親は家族のためを思って行動して結果子供達を犠牲にする、というところが共通しているが、サーセイが一番美味しいところを持っていった
ハードさが極まってきたシーズン5
やはりベストエピソードはサーセイが身ぐるみを剥がされ引き回しを受ける回
安易に感情移入させず、絶妙なキャラクターの描き方を徹底する今シリーズを象徴する良いエピソード>>続きを読む
シーズン4から怒涛の面白さ
あまりにもベストなタイミングのジョフリー暗殺、ニール・マーシャル監督による壮絶な戦争アクション回『カースル・ブラックの死闘』、ティリオンの親殺し…
見所を挙げるとキリが>>続きを読む
シーズン3の終盤から一気にギアを上げてきた
デナーリスのありがちなシンデレラストーリーとは異なるサクセスストーリー、ジェイミーとブライエニーの奇妙な絆の始まりも興味深いが、なんと言っても『キャスタミ>>続きを読む
ラニスター家とバラシオン家の衝突もあるが、シーズン2もまだまだスローペース
ブロンやダヴォスといった仕事ができるプロフェッショナルが好きだ
近親相姦と幼児殺害未遂から始まる素晴らしい開幕
まだ助走段階かつスローペースなので面白さは控えめ
素晴らしい
原作に忠実な作りでありながら、インタラクティブなゲームとは異なるドラマとしての再構築も巧い
新たに追加されたストーリーや人物の補完も良く出来ていて、一面的には描かずどの人物にも批判的な視座>>続きを読む
片山慎三作品は苦手だが、共同監督や脚本も別ということもあり癖が抑え目で楽しめた
不良警官×村ホラー的な面白さだけでなく、暴力やアクションも国産の映像作品の中でもかなり頑張ってる
ただ、後半は話を引っ>>続きを読む
「ソウルに電話しよう!」
生来の口の上手さで法と犯罪の世界を立ち回る、しかし非情にはなりきれない悪徳弁護士ソウル・グッドマンを主人公にした『ブレイキング・バッド』のスピンオフ、そしてその後を描いた作>>続きを読む
ジミーとキム、2人が衝突し寄りを戻していく繰り返しが、どう見ても巨大な振り子の揺り戻しの前兆にしか見えず、いよいよ結末が匂ってきた
ジミーとマイク、同時並行させてた2人のストーリーラインを交わらせ大>>続きを読む
兄弟間の対立が着いた後もジミーに血縁の呪縛が付き纏う
今回から一気に回想が減るが、その分現在での軋轢が広がっていくという面白い構成
マイクとガスの関係の発展、そして遂にソウル・グッドマンが誕生し、い>>続きを読む
ソウルと兄チャックの愛憎深い対立が遂に終焉
兄弟を上手いこと対比させ、非情になりきれない悪人を、善悪の彼岸を描くのが面白い
私的には9話のある演出にすっかり驚かされた
グスタボも登場し段々と『ブレイ>>続きを読む
話全体に特に進みはないが、『ブレイキング・バッド』に出てきたキャラを続々と登場させ話の引きを作っていくのが巧い
ソウルパートは兄弟の確執、マイクパートは血みどろの裏社会事情、と別々のストーリーライン>>続きを読む
面白い
『エルマー・ガントリー』の主人公みたいな生来の口の上手さで立ち回るソウルが、犯罪の世界から逃れられようとも環境と才能が故に逃れられない苦悩に苛まれる様を描いていく
ソウルの兄やマイクに有害な>>続きを読む
レフンの過去作に比べると割とわかりやすいストーリー
悪党や下衆があまり登場せず、レフンらしい暴力性や変態性が控えめで、そこに関しては正直物足りない出来
テーマは過去作に比べフェミニズムを描けててそこ>>続きを読む
スリナムのドラッグビジネスを牛耳る韓国人の牧師を捕らえるまでの話を描いた実録潜入もの
カルト宗教や二重スパイと言った要素が詰まってるが、どれも薄く散らばっていて大筋も特に捻りがなく総じて物足りない出来>>続きを読む
一介の化学教師が麻薬製造ビジネスを支配するピカレスク・ロマンとして、そして人生の岐路に立たされた男が盛大に道を踏み外すミドルエイジクライシスものとして存分に楽しめる大傑作
どのキャラクターも魅力的で>>続きを読む
ウォルターの「ハイゼンベルク」としての人格が誇大妄想とどこまでも高いプライドを糧にどんどん増長していく今シーズン
刑務所での粛清シーンはさながら『ゴッドファーザー』といった具合で良かった
推しキャラ>>続きを読む
ガスの過去へのシームレスな入りとそこから展開されるカルテルへの報復がなかなかスリリングで面白い
金も立場も追いやられたウォルターが最終的に取った選択があれなんだと思うと、もうなりふり構っていられくな>>続きを読む
相変わらず事態が好転しないどころか、妻のスカイラーまでウォルターの裏の顔に関わるようになり、どんどん他人を巻き込み悪化していく
ただ流石に中盤はダレたように感じ、メインのストーリーではなくキャラクタ>>続きを読む
シーズン1はかなりスローな展開だったがここからは毎話何かしらの大きな出来事が起きてきて面白い
シーズン1では薄めだったミドルエイジクライシス要素がかなり色濃くなり、元々は家族に金を残すために始めたこ>>続きを読む
中年の化学教師が肺ガンを患ったのをきっかけにドラッグ製造ビジネスに手を染めるピカレスクロマン
シーズン1ということもあってかなりスロースタートではあるが、経験と度胸の不足を知識と技術で乗り越えていく>>続きを読む
今シーズンが1番好きだった
風呂敷の広げ方がすごく好きでもはやホラーっぽくはないがちゃんとジュブナイルホラーとしての型を崩していないのが良い
3つの話が並行していく中でエルの話だけ微妙かなぁ、と思>>続きを読む
過去回想が頻繁に差し込まれる構成が集中力を欠いてあんまりだった
ポストアポカリプス的な雰囲気とクリーチャーは好き…だが正直面白さは1話がピーク
かなりの頻度で差し込まれる回想がしょうもない姉妹喧嘩ばか>>続きを読む
再鑑賞
「25年後にまた会いましょう」という台詞通りに25年越しに作られた続編
オリジナルキャストがそのまま続投していることで25年の月日の流れがそのまま作品の厚みになっている
肝心の内容はこれま>>続きを読む
再鑑賞
シーズンの途中でローラ殺害の犯人を明かしてからは明らかに失速
その後の話がクリア後のゲームの世界を見せられてるようで作品自体が向かう方向が迷走してしまった印象
最終話で一気にリンチ色の濃い>>続きを読む
再鑑賞
『ブルーベルベット』でやった「一見平穏な街に潜む邪悪な影とそれに立ち向かう無垢な善人」をソープオペラ形式のドラマで行った作品
ツイン・ピークスのマドンナ、ローラ・パーマーが殺害された事件を>>続きを読む
オスカー・アイザックもエジプト神話も好きだが、いつ面白くなるのかなと観てたら終わってた
アクションが思いの外良くないのも残念だった(最終話のアクションは割と良かった)
ダラダラ話を続けるのが本当に>>続きを読む
キャラクター同士の掛け合いしかないドラマがいかに自分にとって苦痛かということを再確認した
あとフィスクのサプライズは『デアデビル』が好きな身としては全く嬉しくなかった
『ツイン・ピークス』×『アシュラ』みたいな作品
悪が蔓延る工業都市ヴィンチ市で起きた市幹部惨殺事件
裏の世界に足を踏み込みつつも人情を捨てきれない主人公4人がどん詰まりまで追い込まれるが、文字通り血>>続きを読む
ドラマ自体が苦手だが再挑戦
アメリカ南部で起きた猟奇殺人事件を追う2人の刑事が堕落や挫折を経験した後に、「俺たちがやり残してしまった仕事」にケジメをつける渋い刑事ドラマ
前半は回想形式で1995〜>>続きを読む
なかなか面白かった
監督が普段ホラーを撮られない方だからか、撮影や音響の技術面、突発的な暴力展開、それらに混ざるシュールな園子温・三池崇史的な笑い等、かなり独特な仕上がりになってました
脚本構成は>>続きを読む
再鑑賞
今まで観てきたアメコミ原作のメディアミックスでもトップクラスの出来の素晴らしい作品
同名のビジュアルノベルをベースにしたオリジナルドラマ
タルサ人種虐殺、”あのヒーロー” のマスクを被った>>続きを読む
S2に入っても勢いは健在
アッシュの父親が初登場するも息子に負けず劣らずのスケベジジイでした
サム・ライミ作品お馴染みのテッド・ライミも出ててなんだか懐かしい気分に
2話の死体のケツの穴に頭がハマっ>>続きを読む