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ミュージカルの後に見る。思ったよりもストーリーラインは同じだったけど、アニメーションらしく魔法も描かれていた。
音楽もよく、宮廷での幻想のシーンも思わず見惚れてしまうほど美しかった。ただ皇帝一家が亡く>>続きを読む
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政府や都により「なかったこと」にされそうになっている1923年に生じた関東大震災における朝鮮人虐殺。この映画が上映されることを聞いた時は、「被害者を日本人に設定されなければ映画化されないのか/ 朝鮮人>>続きを読む
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どうしてもミュージカルのエリザベートのイメージや若い頃の可愛らしい顔立ちの印象が強い人なので、中年女性としての、ある種地面に足をついたエリザベートを描いた映画として興味深くみた。
皇后であることを、女>>続きを読む
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評判はいいけれども、今年はアニメーションが豊作だからそれには及ばないんじゃないかな。むしろこれ以上出てこられると消化しきれないので困るかも…と思いながら見たら、これまた今年トップ5に入れたくてたまらな>>続きを読む
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公開前のバーベンハイマーのミームに関するワーナーの対応に少々モヤモヤしつつも、形だけだとしても一応謝罪文が出たこと、また何よりもグレタ監督が「ワーナーが謝罪文を出したことには意味がある」とコメントして>>続きを読む
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冥婚という風習が存在していることは知っていたけれども実際に映画作品を見たのは初めてだった。古い風習や文化は否定的に描かれる印象が多い(この印象は偏っている気がする)同性愛をテーマとした作品で、冥婚が要>>続きを読む
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アレックス役のテイラーが個人的にかなりセクシーに感じて、正直それだけで結構お腹いっぱいになってしまった。ただ普通によくできたロマコメであったし、テイラーにセクシーさを感じなくても十分に楽しめたと思う。>>続きを読む
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冒頭で歌われる歌の歌詞にある通り「舞台(ランガスタラム)」的な物語だった。選挙の大切さがわかる映画、というぼんやりとした情報を元に見に行ったので、思っていたよりも乱闘、暴力描写が多いことに驚いた。主人>>続きを読む
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クィア映画であるという噂を聞いてチケットを取る。辛亥革命以降の1920年代から約50年にわたる激動の中国を駆け抜けた京劇俳優の2人を描いたもの。
男性から男性への恋愛感情が明確に描かれているのだけど、>>続きを読む
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中国のCGアニメーション作品かと思い見始めたら全英語でびっくりしてしまった。調べたら米中共同制作のアニメーションとのこと。
思い込みかもしれないが中国のCG作品は柔らかさを描くのが上手という印象があり>>続きを読む
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公開当初、気になってはいたけれども映画館では鑑賞できなかった作品。
黒人であること、朝鮮人であること、中国人であること、女性であること、資本主義と共産主義、イデオロギー。通常ではなかなか重なることがな>>続きを読む
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SNS上の反応が良かったこと、そして予告では全然わからなかったけども「バディもの」であるという情報を入手し、鑑賞。
全体的に上手くできていたと思う。観客を驚かせるシーンも十分にあったし、何よりもアモル>>続きを読む
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『大いなる自由』を鑑賞したことをきっかけに見た。ナチスがどのように同性愛者を迫害し、そしてその影響が戦後も西ドイツにて残ったことを物語るドキュメンタリー。1920年代に(当時は当時で色々と問題や困難は>>続きを読む
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なぜロランスは生後15ヶ月の子供を殺したのか。映画を見る前から私自身は絶対に子育てはできないだろうし、万が一新生児を預けられたら殺してしまうのではないかという恐怖心に囚われてしまうだろう、と思っている>>続きを読む
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期待して良いのか期待しないほうが良いのか悩みつつも、ひとまず見てしまおう、と公開2日目のチケットを取る。前日の時点で前列3列か端の席ぐらいしか席が残っておらず、悩みながら3列目の席をとった。結果として>>続きを読む
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初のBunkamuraル・シネマ渋谷宮下での鑑賞。ナチスの強制収容の対象はユダヤ人だけではなく同性愛者や障害者も対象になっていたことは知っていたが、多分その対象となった同性愛者を描いた作品を見たのは今>>続きを読む
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ストップモーションアニメーションと実写を掛け合わせたモキュメンタリー。突然家族と離れてしまった小さな貝が、自分のドキュメンタリーを撮る男性の協力を得ながら家族を探し出す物語。90分ぐらいの短い映画であ>>続きを読む
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なんでこの映画が劇場公開されていないのか、と衝撃を受けながら見ていた。今年はアニメ映画を5作くらい見ているけれども、その中で一番作品のバランスがよく楽しんで見ることができたと思う。魅力的なキャラクター>>続きを読む
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ドラマ化が進んでいる関係で、もう(多分ほぼ)二度とNTLiveの映像は見られないかもしれないという噂を聞き、最終日に六本木に駆け込んで見た。
三世代にわたるユダヤ人家系の家族の物語。1899年〜195>>続きを読む
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生きづらさを感じている三人のそれぞれの対話や生き方が縫い付けられていく刺繍のように繊細で美しかった。ミナがハリムの性的指向を受け入れ、そして死にゆく自分の代わりにユーセフにハリムを託す、という筋書きは>>続きを読む
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とある映像関係会社の(多分会長秘書)のアシスタントをしている女性の最悪な一日を描いた話。
誰よりも早く出社し誰よりも遅く退社しなければならない最悪の労働環境、他の社員から感じるミソジニー的な態度、極め>>続きを読む
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公開の情報を聞いた時からずっと楽しみにしていた作品。どの形態で見るべきか悩み、初ドルビーシネマで鑑賞することに。正直画面を追うだけで精一杯だったのでドルビーシネマの良さを存分に味わうことができたかどう>>続きを読む
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見るかどうか迷ってたけども、Halleの歌声が良かったのと、オークワフィナが出演していること、そしてリン・マニュエル・ミランダが歌詞を提供していることが決め手になって映画館で鑑賞。リン・マニュエル・ミ>>続きを読む
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去年からダンスがバズっている&ミーガンが新たなゲイアイコンという話が気になって鑑賞。可愛い人形が過激な殺人人形となり、そして最後には持ち主にまでも襲いかかる。ストーリーとしては良くあるホラー展開だった>>続きを読む
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牛の鎮静剤により気を失わされ、レイプされていた女性たち。女性たちは男たちを赦すのか、戦うのか、それともその場を去るのか。
ボリビアで実際に起こった事件を元に描かれた小説を映画化したもの。昨今の性暴力に>>続きを読む
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白人至上主義の集まりがとんでもない惨劇につながる物語を、ワンカットで撮影した映画。
衝撃的かつ暴力的な内容を、止まることなく彼らの行動を映し続けるワンカットの手法が更に緊迫感を与えていく。あまりにも酷>>続きを読む
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有名レストランを退職した女性が次に応募した場所は、実はレストランではなく、移民の少年たちが在留資格を持つことを支援する施設の食堂だった。
冒頭から簡単に見て取れるかなりの頑固さに、全く好きになれそうに>>続きを読む
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去年のオリビエアワードの映像を見てからずっと気になっていた作品。今回NTLive で見ることができて本当に嬉しかった。
元々『ライフ・オブ・パイ』の原作も、また映画も見たことがなかったので、今回ストー>>続きを読む
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好きか嫌いかで言えば、好きな映画で、ケイト・ブランシェットの演技に始終圧倒されながら見た。けれどもこの映画は本当にレズビアンである女性を主人公とする必要があったのか、という点は疑問が残る。
まだ女性指>>続きを読む
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SNSの感想で期待が高まりに高まった『GOTG3』をIMAX3Dで見た。実は前回『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を3Dで見たときはあまりの画面の暗さと見辛さに閉口してしまい、もう二度と3D>>続きを読む
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結構楽しみにしていたけれども、イマイチ乗り切れなかった映画だった。アニメーションのクオリティも申し分ないし、マリオとルイージの移民2(3?)世としてのバックグラウンドの描き方も好意的だったし、ピーチ姫>>続きを読む
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中年の男性二人が喧嘩する映画。
親友に絶縁を言い渡されるパードリックの表情が妙にキュートで、ニコニコして見ていたら、コルムが本当に指を切断し、そしてロバが死に、と。まさに予想もしない展開に最後の方は呆>>続きを読む
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元風俗嬢を肯定的に描いている点は好意的だったけれども、ちひろさんの存在自体が少々ファンタジーチックで地に足がついていないのが気になった(ファンタジーな人がダメというわけではないし、彼女の境界を気にしな>>続きを読む
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大丈夫?と聞かれると大丈夫と返さないといけない気がするけど、その実全然大丈夫じゃない。大丈夫じゃないけどそう返すルールのような気がするからそうしてしまう。でもそれって本当にその人とのコミュニケーション>>続きを読む
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アニャ・テイラー=ジョイを見たくて見た。
孤島で繰り広げられるレストランサスペンス。オチの炎が燃え上がるシーンはどこかミッドサマーを思い起こさせつつも、ミッドサマーと比べるならば、なんとも中途半端な映>>続きを読む
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元は戯曲ということで、映画を見ながら実際の劇場ではどのように演じられるのだろう、と思いつつみた。
パートナーを失った悲しみから食欲をコントロールできなくなったチャーリーは自力では自室から出ることができ>>続きを読む