naobtさんの映画レビュー・感想・評価

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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

5.0

98年の作品だというのに、20年以上たっても人種差別は続いてると思うと気が重くなってしまうな。

見終わってみると、「世代を越えて続く差別の代償を支払うのは未来の世代だけど良いの?」てことを言われてる
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.8

二作目も日本のアクションの希望の星だ。
次で最後なのかなぁ。残念。

「花束みたいな恋をした」見ないと。

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.7

以前人に勧められて見れてなかったやつ。
アクションでがんがん攻めてくる作品かと思ってたけど、しっかりサスペンス要素もあって面白かった。
ディストピア系でもあるからか、所々に時計じかけのオレンジのオマー
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

鈴木亮平のストイックさは世間的にも広く知れ渡ってるところなわけで、
演技だけじゃなく、仕上げた肉体やキレのあるアクションも高いクオリティなことに、「すげぇ!」と思いつつ驚きはしなかったが
冴羽獠がふざ
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瞼の転校生(2023年製作の映画)

3.5

80分でサクッと見れて、前向きな青春物語にオジサンの心は浄化されました。
「ちょっとそれどうなの?」と思ってしまうセリフとかに、ちゃんとあとの展開でフォローがあって、
かゆいとこに手が届いてる感。
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貴公子(2023年製作の映画)

4.1

予告で想像した方向とは少し違う毛色だったし、
なんとなく途中で結末も想像できてしまったが、
キム・ソンホがいいキャラで楽しかった。

ターミネーター走り良かったな笑

CURE キュア(1997年製作の映画)

3.6

高校くらいの時に深夜に放送してたのを途中から見て「わけわからんから、今度見直そう」と思ってた作品。20年ぶりに見返す。

最後の最後までジンワリ怖いがずっと続く。
錆やシミが魅力的な廃墟が沢山出てウッ
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わたしの見ている世界が全て(2022年製作の映画)

3.8

画角や色合いなどの画面作りがすごく好みだった。
「認められないと楽しくないんだ…」てセリフがすごくズーンと来た。

スティング(1973年製作の映画)

3.8

名前は知ってたけど見たことなかったので視聴。
面白かった。名作だと言われる所以がわかる。

今でもテレビとかでよく使われる曲って、この作品のだったんか…。エンターテイナーて曲名なのね。
ポール・ニュー
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

主人公が自身が辟易してた黒人像を「こんなの誰が信じるの?」と思いつつやると、バンバン通ってしまうシーンが笑ってしまうブラックコメディ。

ただ思わず笑ってしまうが、これって色んな差別というかステレオタ
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.8

おもろかった。テンポよくてサクサク見れる。
ゴミからハッキングの糸口見つけるとか極めて現実的で怖い手段だと、職業柄思った。

ベンヤミンの部屋にファイト・クラブのポスター貼ってあったな。
アレすらもミ
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

5.0

やべぇ大人vsやべぇ子供。
今年のマイ・ベストがきまってしまったかも。
最後がどーんと来て余韻も良い。面白かった。

3人の子供たちのセリフ以外の目線や顔つきの演技から、関係の変化や心境の変化が伝わっ
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイムループサスペンスもの。でも生きることについても考えさせる場面もあった。
90分でここまでできるのすごいな。

ラストも良さげだったけど、元のショーンはどういう扱いになるんだろうか…

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.3

石油採掘で成り上がる男の顛末。
もう冒頭からがっつり心を持ってかれた。
淡々と進むけど飽きずに見れた。

「資本主義の危険性と宗教の欺瞞」がテーマなのかな。

主人公のダニエルがあらゆる手段で利益を求
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ノーラン作品なら、せっかくだし可能な限り一番良いIMAXでしょ!ってことで池袋のグランドシネマサンシャインで鑑賞。
IMAXレーザーGTで見るトリニティ実験のシーンは、どでかいスクリーンに体にまで響く
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

3.6

最後の方は涙腺が緩みに緩んだ。
はじめはエリックの幼稚さにイライラしてしまったが、
行儀や行動から、それは親のネグレクトや周りとのコミュニケーションの不足によるものだと感じた。
そんな流れだったから、
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アジョシ(2010年製作の映画)

3.7

久々に見た。
ウォンビンはやっぱすごい。
単純にアクションがカッコよいだけじゃなくて、「心が壊れてしまた男」が伝わる演技力の高さ。
脚本の荒いところも目をつむてしまう魅力だな。

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.3

レナード・バーンスタインは名前を知ってる程度だったけど、こんなとんでもねぇ奴だったとは…。
音楽家としての活躍を映す場面はほぼなく、普段のバーンスタインの様子が描かれるが
実の娘さんが制作に関わってる
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

少しづつ明らかになってく事実に
「ほーら、へんな偏見持って見なかった?」と言われてるような感じだった。

すいません、見てました🙇

作中であるキャラが言うけど
結局、部外者や第三者は真実なんてどうで
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コットンテール(2022年製作の映画)

3.1

画作りが素晴らしかった。
リリー・フランキーはホント役者としていつもいい仕事するな。

話はもうちょっとな気がする。演者の好演で保ってた気がする。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

劇中の美術がめちゃくちゃ刺さったので見に行ったらぶっ飛んでで、よかった。
惹かれた美術はもちろん、魚眼レンズで撮影した映像と不思議な音楽がマッチして本当に今までにない体験だった。

体は大人なのに内面
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我らの罪を赦したまえ(2022年製作の映画)

3.5

ナチスに関する作品は多々あるが、障害者に対してやってきたことを扱う作品ってあんま見たことなかったかも。

「社会のモラルは、子供の扱いでわかる。」は真理だな。
第二次大戦後の今の社会はどうだろうか。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.6

「わけわからんぞー!?」の一言。

ヘレディタリー、ミッドサマーに続いて家族の呪縛と「どこまでいっても釈迦の手のひらで踊らされる孫悟空」気分を味わえる。

あまりに治安最悪な街とラストのたたみかけは面
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.8

ずっと気になっててNetflixで配信されたので鑑賞。

面白かった。面白かったけど…、正直辛くて見直すことはないかも。

淡い絵図作りやほんわかBGMが流れているけど、背筋が寒くなる出来事の連発だっ
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オスロ・ダイアリー(2018年製作の映画)

5.0

オスロ合意については、なんとなく「失敗した協定」という認識で詳しい経緯は知らなかったので、大変勉強になったし90年代に争いを辞めるためにこんなに苦心した人々がイスラエルとパレスチナ双方にいたことを初め>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.8

原作も読んだことがあり、どんな風になるんだろう?と気になり鑑賞。

綾野剛の気持ち悪い裏声の紅で、ちゃんと原作大切にしてると思った。
足された要素はあるが、大きく逸脱するような改変ではない。

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.5

なにか大きな事件が起きるわけでもなく淡々と進む。
が、しかし、画作りと色使いが凄い好みだった。

好きな人のために変わろうとするダメ男、幸せになってくれ。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

他人の目からはかわりばえのない繰り返しの日々に見えても、そこには確かに細やかな幸せを感じる瞬間や、時には焦燥感に駆られたりと変化のある毎日があることを実感させられた。

序盤で主人公の平山の生活から通
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市子(2023年製作の映画)

4.0

「杉咲花、すっげ、すっげええ。」とただただなった。
色んな側面を見せられて、市子の何考えてるか分からなさの説得力が増した。

あらすじを見たときは宮部みゆきの火車みたいな感じかなと思いながら見たが、着
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.6

面白いと思える人と思えない人で分かれる映画かなと思う。

前半のパートがかなり胃がキリキリしたのは、きっと自分にパワハラ受けた経験があるからかな笑
後半の家族との描写がよかった。

理由が明らかになる
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.3

見る前はもっと主人公の男の子にフォーカスした映画かと思ったが、
夢を諦めた大人と現実に直面して夢見ることを忘れた大人が、夢見る子供に託す話であった。

自分はもうすっかり大人側だ。
はたして、自分は誰
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

敵役の怪獣もいないのでシン・ゴジラと同じくゴジラよりも人間模様の方にフォーカスがあたる。
シン・ゴジラはエヴァのような作戦会議描写を通した災害対策に奮闘する人達だったけど、
こちらはもっと泥臭い下町人
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

美辞麗句を並べ他人を操る狡猾さ、
強者に抗えない弱さ、
糾弾される時になって被害者ぶる浅ましさ、
愛してる人を信じたいと思う気持ち、
人の業がごちゃ混ぜになってて色んな感情にさせられた。

三時間があ
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(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

見ていていたたまれず、辛くなるシーンの連続で
配信で見ていたら多分途中で止めたかもしれないから、
ある意味劇場で鑑賞して良かった。

そんな感じになるのは、見たくなく考えたくないことを見せられてたから
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃテンポよくて見やすかった。
脚本の妙?編集の腕前?
とにかかくダルいシーンがなくてよかった。

第9地区の監督なんだ。全然作風違うけど凄いな。
見くびられてる奴が一矢報う話はやっぱよいね

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.3

見る前からわかってたけど全体の85%はアクションの連続。しかもそれが全てカッコいい!スタイリッシュ!
もう語彙がなくなるレベルで素晴らしいアクションの連続だった。

残りの15%も手を抜いてなく素晴ら
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