夏さんの映画レビュー・感想・評価

夏

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.6

クラブで用心棒をしていた白人トニーと、天才ピアニストの黒人ドクが黒人差別が残るアメリカ南部を車で旅をしながらツアーをする話。

舞台は1960年代。
訪れる地域地域によって、黒人に対する扱いが異なり、
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交換ウソ日記(2023年製作の映画)

3.6

交換日記というかなりベタな設定だが、高橋文哉と桜田ひよりという美男美子が演じることで見飽きることはなかった。

ティーン向けの作品かと思ったが、大人の20-30代でも「あ、これなら好きかも」と思える作
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恋は光(2022年製作の映画)

4.0

恋とは何かを定義する話。
映画好きや文学好きには刺さりそう。
コメディ要素もある。

それぞれの登場人物が「恋とは」について語り合う大学生の日常を描いた物語。
恋とは形状学的に結論を探すのか、認識的に
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アップグレード:どん底女子の幸せ探し(2024年製作の映画)

4.1

何者でもないNYのオークション会社で働く1人の女性が、上司の使いパシリとしてパリに行く途中に、1人の男性と出会って、人生が変わっていく物語。

自分を偽ることで得られる体験やコネクションだが、見ている
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

3.6

ケヴィン・ハートの映画はコミカルさとテンポが良く面白い。
今回はいつものケヴィン・ハートよりはクールでかっこいいシーンが多い印象。

ある計画を阻止するために、それぞれの分野のエキスパートを集めて、「
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.4

国家予算を使ってどのような戦艦または空母を造るか、そしてそこにはどんな不正や思惑があるのかを数学を使って解明していくストーリー。

理系としては、少ない情報から関数を導き出し、それを解くことで全体が解
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.1

名探偵エルキュール・ポアロが休暇中に
乗ったオリエント急行内での殺人事件という超有名小説を題材にした作品。

序盤から中盤過ぎたあたりまでは、それぞれの登場人物を“記録的”に収めたような映像の連続で個
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マリー・ミー(2022年製作の映画)

4.1

劇中の曲はジニファームロペスとマルーマが歌っており、ライブに行ってるような素敵な演出だった。

キャットとチャーリーに出逢いは現実離れしてたけど、2人が日常を過ごすことで惹かれ合う描写は、キャット、チ
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.3

「目に見えなくなった命」をどう捉えるか。
それを主人公(霜介)の心の変化と共に描いている映画だった。

心に傷を負った霜介は、偶然見かけた一つの水墨画に涙する。水墨画の巨匠に弟子入りし、そこで出会った
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金星で逢えたら(2023年製作の映画)

3.5

自分が運転していた車が事故を起こし、友人を死なせてしまい前に進めない主人公と、母を探すヒロインがスペインを旅する物語。
悩みを持った2人が、スペイン旅の道中、ハプニングや人との出会いによって少しずつ変
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.4

これはコメントは少なく、ぜひ観てほしい。
小松菜奈の仕草一つ一つに涙する。
観終わってまた涙する。
そういう作品。

劇場(2020年製作の映画)

3.8

舞台脚本家の永田とそれを健気に応援する沙希の日常を描いた物語。

永田は売れない脚本家ということで、物事を斜に構えて見ており、周りから浮いている。それでも沙希と一緒にいる時の永田は人間味があって、それ
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.1

明治初頭の強くて美しい軍人(清霞)と有力家の使用人の美世との純愛ラブストーリー。

2人を邪魔するものは多いが、
それを清霞の強さと美世の想いで乗り越えていく。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

5.0

東西冷戦時代のイギリスとソ連を描いたスパイ映画。
ただ、スパイ映画だが、派手ではなく、
暗く重厚感のある作品。

イギリスの俳優ゲイリー・オールドマン、コリン・フォースをはじめ数々の名優が出演しており
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

埼玉をこれでもかと思うくらい面白おかしくいじる作品。
なんといってもGACKT様が美しい!

埼玉を序盤はバカにしているが、
後半につれ展開は変わっていく。

特に川で埼玉軍と千葉軍が対峙するシーンは
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ビューティフル・ライフ(2023年製作の映画)

4.3

漁師からポップスターへのサクセスストーリーかと思ったら、才能と等身大の自分とのギャップに苦悩する1人の男の物語だった。

序盤のステージの曲が良くて、作品に惹き込まれた。

静かで短いセリフが多く、
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.6

女子高生役の浜辺美波を観ることができる数少ない作品。
演技が可愛らしくて、それだけで良い。

「君の膵臓を食べたい」というセリフは若干、言わせた感があったが、そんなこと気にならないくらい浜辺美波の美波
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

4.1

実話を基にしたアメフトの
感動サクセスストーリー。

アメフトでなかなか良いチャンスが
訪れない主人公だったが、
アリーナフットボールでの活躍、そしてNFLでの挑戦のチャンスを手に入れる。
その過程で
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