chaaaanponさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

私は確信する(2018年製作の映画)

3.8

事件に取り憑かれたノラをみているだけでサスペンスフルだった…衝撃の結末を期待しているとちょっと肩透かしを食らうかもだけど、裁判で大事なのは劇的な展開や真犯人の解明なんかではなく、地道に証拠を積み重ねる>>続きを読む

トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.6

90年ジャストとなると、ほぼ80年代の映像…なんとなくブレードランナーみあると思ったら、同じくフィリップ・K・ディック原作!シュワちゃん主演ということで、だいぶ原作よりアクションに振り切ってるみたいだ>>続きを読む

聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

3.9

最近続いてる元犯罪者もの。「罪の無い者だけが石を投げよ」
なんであのラストにしたんだろう…どんな意味があるのかな、気になる

名探偵コナン 緋色の不在証明(2021年製作の映画)

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アニメ総集編@劇場
緋色の弾丸の予告と比べて、やはりアニメ版と劇場版とでは全然画質?が違うんだなとしみじみ
緋色シリーズだけは何回見ても震えるのすごい🥺弾丸楽しみ

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.7

わりと淡々と次から次へと移り変わるシーンたち。ポイントで彼女の業界内外での評価についての説明があるんだけど、イマイチ「伝説」感が伝わってこなかった…ゴーンガールの衝撃が強すぎたのかな?
彼女がボロボロ
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.5

ちょっと…終わったあと立ち上がれなかった、参りました…
「ヤクザと家族」と時を同じくして観られたこと、これは何かの…なんだ…?わかってる、確実にその日が訪れることはわかってるんだけど、どんな日になるん
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.7

ツレが気になっていたようだったので一緒にみました。映画としてどうだったかは分からないけど、観てよかった!誰でもなる可能性のある鬱病、もしパートナーがなったら?正解は無いのかもしれないけど、入門編として>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

痺れた…冒頭の追いかけっこシーンからのタイトルクレジットがカメラワーク、質感、音楽と完璧で震えた。あとは普通のヤクザ映画なんだけど(?)あのオープニングだけでもう心をもっていかれてるので…あと舘ひろし>>続きを読む

天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.7

ポスターに一目惚れして観たのだけど、全然分からなかった。笑 でもどのシーンも楽しく観れて(特にナザレの家のシーンが好き)、共感できることが映画のすべてではないなあ〜と改めてしみじみ。パレスチナ文化に全>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.2

なぜ男は大人になると小説を捨て自己啓発本を読むようになるのか、、?
こんなキラキラ感溢れる映画(予告)を三十路が観ていいのだろうか?でも「カルテット」の坂元さんだよ?でも「罪の声」の監督だしなぁ…とか
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朝が来る(2020年製作の映画)

3.8

しんどい、、ヒカリちゃんの存在感がすごくて夫婦2人が世界観から浮いて見えた。朝から男だらけの映画を観ていたので、女の園をのぞき見ることができて少し癒された。それにしても父親はなにしてんの?遺棄で母親逮>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.9

全然共感できない〜〜〜暴力と権力と金に魅せられた男たちが嫉妬に狂って自滅していく、、お粗末。しかもそれを何年も何年も繰り返すんですよ…時代は違うけど、「タクシー運転手」とか「1987、ある闘いの真実」>>続きを読む

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.9

物も人も思い出も断捨離する映画。年末に観るべきだったかな。笑
正直主人公が利己的すぎて全く好きになれなかった。(同族嫌悪かな?)自分の好きな家を作りたいなら実家を出ればよくない?と思ったけど、きっと嫌
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.8

王道のミュージカル映画?なんだろうけどあんまりハマらなかった…上から目線で世間知らずなセレブを皮肉ってるんだろうけど、結局彼らが出来ることはお金を出すことだけなの?そんなことないよね?大人たちの個別歌>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.9

よかったよ!!!一作目は正直VFXの違和感だったり史実とファンタジーのアンバランスが気になって全然ハマらなかったんだけど、今回はワンダー部分が少なめで普遍的テーマにフォーカスされていたので楽しめた!こ>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.9

のんちゃん爆堪能映画🥺愛おしさの極み。海のシーンだけはシュールすぎて笑ったけど、全体的にやさしい世界だった。でも楽しいだけじゃないところが「勝手にふるえてろ」よりガツンときた…!林遣都くんていう丁度い>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.1

ひとかけらのパンとチーズと葡萄酒と、ギリシャ神話と生理痛…
女にしか分からないことが、世の中にはたしかにある。もし自分に子どもが出来たら男に生んであげたい。それでも、この映画の人物たちに「分かる」って
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.0

前情報ゼロ、期待値マイナスでいったらめちゃくちゃ楽しめた、、!宮野真守ファンじゃなくてもムゲンさま〜〜〜!ってなる
極端にデフォルメされたキャラデザインが、宮崎アニメで育った民としては最初(ちょっと無
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

3.9

あまりに寒い日だったのでそれっぽい映画を。笑
中盤、ラピュタみがあってほっこり。ぶっきらぼうだけど情に厚いおばさん…優しい世界。極限状態で冷静で居続けられる凄さよ、宇宙飛行士尊敬。だが、熊をやったくら
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.8

うーん、燻銀…!アイリッシュマンを思わせる丁寧な進み…個人的には嫌いじゃないけど、もっとテンポ良くスリリングだったら商業的にも成功したようにも思いました。この時代の政治的腐敗と人種差別、女性蔑視、いま>>続きを読む

BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ(2020年製作の映画)

3.7

コロナ期のアラサー女のご多分に漏れず、虹プロ→TWICEとK-POPに片足を突っ込んだ人間が、BLACKPINKの入門編になることを期待して観賞。テンポも良くて楽しく観れたけど、テイラーの「ミスアメリ>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

4.0

おもしろかったー!和製ファントムスレッド。舞台を思わせる演出も、台詞回しも、クラシックで浮世離れした雰囲気にピッタリだった。会社の従業員はじめ主要人物以外がほぼ空気だったのは面白かったですが、二人だけ>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.7

長い原作をうまく2時間にまとめられてはいたと思うけど、原作でのミステリーとドラマの比率を逆転させてくるあたりが邦画だなぁと…
でもその割に曽根と阿久津それぞれの葛藤についての描写が薄かったり、当時の警
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.8

また最高…どうしてこんなに可愛いの🥺一作目よりさらにムチムチに、そして確実に年齢を感じるのに。もっと早くに観れていたら、大人も全然大人じゃないってことに気づけて30代を変に気負うこともなくよかったかも>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.1

最高!ずっと女子会してるみたいだった。英国の硬・軟2人の紳士も眼福なんだけど、ブリジットが可愛すぎてぴえんでした🥺レネー・ゼルウィガーって演技派の女優さんだと思ってたけど、ヴィジュアルも大好きになりま>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

3.6

思ってたんとちがーう!!!となりましたが、半沢ロスの身にはちょうど良かったです。少し前に世間を賑わせた品質不正問題とは何だったのかを、素人にも分かる様に教えてくれる映画でした。一見品質不正とは無関係の>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

3.4

いやぁ苦手でしたわ、、大袈裟な演出もオーケストラも、ザ邦画。もし自分の子どもが加害者か被害者かだとしたら、どちらを望む?ってすごく深くて答えのないテーマなのに、映画として一方的に答えを押し付けられた気>>続きを読む

わたしは金正男を殺してない(2020年製作の映画)

4.1

たまげた、、昨日観たシカゴ7裁判に続き図らずも「政治裁判」もの2連ちゃん。当時のニュースを知った時は衝撃的だったけど「まさお可哀想🥺」という程度の感想しか抱かなかったかも…こんな背景、こんな顛末があっ>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.1

面白かった、、、!登場人物が多くアーロン・ソーキンらしい台詞の応酬が続くので、ついていくのが大変…当時の政治情勢や思想についても知識がないと置いてきぼりをくらうかも。。あまりの理不尽さにメンタルが削ら>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

4.0

中国の冠婚葬祭のシーンって初めてみたかも。オークワフィナはお団子が似合うね
最後のお別れからのラストシーンがよかった、音楽も。小鳥に因んだことわざでもあるのかな?ドラマチックなことはなにも起きないけど
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.8

うーん、どうかな…たくさん泣いたけど、原作ファンが観たいのはコレじゃない感。。協力的な夫や実母の苦悩を描くのは、映画化にあたって客層の裾野を広げるという意味では良かったと思うけど、メインの部分がどうも>>続きを読む

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.0

生きてる世界が違すぎてなんだかしゃくに感じるくらいだったけど(笑)母親になれば高確率で経験するであろうあれこれや近い未来に起こるであろう夫婦のすれ違いには、多いに共感してしまった。スローな展開も、おハ>>続きを読む

メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

4.3

感動してしまった。。モータウンというひとつのレコード会社からみるアメリカの一時代…否、アメリカそのもの。BLMじゃなくてALL LIVESでしょと文句を付けたくなる人にとっても最良の教科書だと思った。>>続きを読む

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.0

面白かった…!本当になんでだろうねー、、笑
政治家に求めるものなんて、優秀であることと同じくらいに真面目さや誠実さが第一で、誰しもそうなものとばかり思っていたけど…そうでもないんだね。したたかさとか、
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.8

楽しく気楽に観れるミステリー!というリクエストを受けてチョイス…どんぴしゃでした◎
予想外にあまりに露骨なフェミニズム映画で、しかもシャーロックの忌まわしき花嫁すぎたので、ちょっと引いてしまった、、演
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

3.9

一見無関係に思える個別の事象が、実は全て繋がっている。負の連鎖を断ち切った彼らはとても立派だけど、負わなくてもいい傷やGapのなんて多いこと、、
フェミニズムは男女同権や女性を既存の枠組みから解放する
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