natsumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

4匹の蝿(1971年製作の映画)

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アルジェント初期作品。あるロックバンドのドラマーの男がストーカーと取っ組み合いになった後彼を刺してしまい、その場からは逃げるが、目撃者がいたらしく次の日から何者かに脅迫される日々が始まる。脇役の登場人>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

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2年前母親を亡くした高校生のミアはあるパーティーで一時的に憑依されるゲームを目撃し、ノリで一度体験してみるとそのスリルにハマってしまうが、友達の一人が憑依ゲームの掟を破ってしまい大変なことが起こってし>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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幼い頃両片思いだったノラとヘソンは、ノラが12歳の頃家族でカナダに移住したことから連絡が途絶えてしまう。大人になった頃ネットでお互いを見つけスカイプ会話を始め、一度スカイプをやめて12年後ようやく再会>>続きを読む

007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

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ボンドほとんど観てないけど、今作だと凄腕のスパイというより割とドジでただの女たらし… でもそれはそれで面白かった。

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

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人生バレエ一筋のエリーズは元カレの浮気現場をバレエ舞台本番中の舞台裏で目撃してしまい、動揺した状態で舞台に出たら派手に倒れ足首を負傷。踊ることを諦めかけていたところでコンテンポラリーダンスと出会う。シ>>続きを読む

フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

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テキサスで銀行強盗をした兄弟は逃走しながらモーテルで見つけた家族を人質にしてボスとの待ち合わせ場所のメキシコのバーに向かう。かっこいいジョージ・クルーニーをめちゃくちゃかっこよく撮ってる。ビシッとスー>>続きを読む

Time to Love(英題)(1965年製作の映画)

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イスタンブールのプリンスィズ諸島で塗装屋として働く貧しい男ハリルは、塗装の依頼があった豪邸に飾ってあった家主の女性メラルの写真の虜になる。仕事が終わってもこっそり家に侵入し毎日その写真を眺めに来ること>>続きを読む

猫に裁かれる人たち(1963年製作の映画)

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チェコの田舎町に魔法の力を持つ猫を連れた小さなサーカス団がやってくる。猫はサングラスをしていて、それを外すと人々を素性や気分によって色付けることができてしまう。言われなければ子供向けとは思えないくらい>>続きを読む

Nest(原題)(2022年製作の映画)

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アイスランドの大自然の中に3兄弟(とパパ)が木の家を作る様子を固定カメラで捉えた短編。同監督の去年の長編作品Godlandのパイロットフィルム的なものを感じる。今作でも自然は壮大だけれど、そんな中で奮>>続きを読む

自由への旅立ち(1991年製作の映画)

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奴隷貿易でアフリカから連れてこられた黒人たちの子孫であるガラ人たちは、奴隷解放宣言がされてからもサウス・キャロライナやジョージアの海岸沿いにあるシー諸島に住んでいる。本土から孤立しているため西アフリカ>>続きを読む

失われた美(2015年製作の映画)

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ナポリのある村で捨てられていた仔牛を大切に育てながら地元の古びた宮殿をボランティアで手入れしていた男トンマーゾが亡くなったあと、恐らく過去から召喚された男(?)プルチネルラが仔牛を連れて北へ向かう。元>>続きを読む

イノセンツ(2021年製作の映画)

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ノルウェーの団地に住む超能力キッズたちが暴走する話。滑り込みで観てきました。最初のナメクジに塩かける系の子供っぽいイタズラから結構しんどいのに、それが超能力のパワーアップによりどんどんエスカレートして>>続きを読む

パートナー(原題)(2007年製作の映画)

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プロの愛の伝道師、不器用な男にしつこくせがまれたため彼の恋を叶える手助けをする。音楽は良いけど展開もジョークもつまらない… サルマーン・カーンの役似合ってる。初夜のやりとりしつこすぎる。ウィル・スミス>>続きを読む

制服の処女(1931年製作の映画)

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全寮制の女子校に入学させられたマヌエラは、学校のアイドル的な存在の担任の女教師に恋をする。同性愛を描いた最も初期の映画のひとつとされているのは知っていたけれど、ここまでガッツリ描いているとは思っていな>>続きを読む

白いトナカイ(1952年製作の映画)

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フィンランドの雪国に住む新婚の妻ピリタは最近夫が仕事で家を留守にすることが多く寂しい思いをしていたため、もっと家にいてもらうために近所のシャーマンに媚薬を作ってもらう。ところがその媚薬はピリタをたまに>>続きを読む

セレブレーション(1998年製作の映画)

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裕福な男の60歳の誕生日を祝うパーティーに彼の親戚一族が田舎の豪邸に集まる。ドグマ95の第一作目。こういうお金持ちの集まりでここまでグラグラな手持ちカメラって初めてみたかも、新聞記者的で生々しい。長男>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

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バービー実写化。固有名詞のギャグが飛び交い、オマージュがたくさんあるメタな感じが大好物なのでめちゃ笑ったし面白かった。個人的には公開前の番宣のインタビューなどでナチュラルにケンになりきってるゴズリンの>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

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関東大震災直後、朝鮮人に対してのデマが広がる中起きた事件。あえて朝鮮人ではなく日本人が殺された事件を描くことで朝鮮人差別の恐ろしさを描くのが上手いんだか、甘いようにも感じた。俳優陣がとても良かった。

バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所(2012年製作の映画)

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70年代、有名なイギリス人映画音響家がイタリアのホラー映画の音響の担当することになる。ホラー映画もASMRも大好きな者としては好きでしかない。フォーリーは難しいのかまず原題以上に情報量増やした厨二心く>>続きを読む

Women Reply(英題)(1975年製作の映画)

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トランス排除的だったり白人だけだったり今見ると時代遅れではあるものの、この時代だと先進的。この時代は素っ裸の女性の写真が広告に使われていたのか、恐ろしい…

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

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運命の相手との出会いを求めている双子の姉妹と周りの人たちの物語。姉妹以外もみんな運命の出会い求めすぎでうるせ〜。ハリウッド黄金期のミュージカル映画のリスペクトを感じるけど、比べるとダンスも歌も圧倒的に>>続きを読む

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

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ウォーレン夫妻、イギリスに行く。やっぱりウォーレン夫妻が謎を解明するのが面白いし、監督がジェームズ・ワンっていうのも強いのかな。意味ありげに出て来るけど今回そこまで出番がないシスター亡霊が明らかにスピ>>続きを読む

フィラデルフィア物語(1940年製作の映画)

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無知なお嬢様の再婚を阻止するために元夫が新聞記者と写真家のカップルに依頼をする。恥ずかしながら最近までケイリー・グラントとジェームズ・スチュアートが同一人物だと思ってて今作でやっと違いがわかった気がす>>続きを読む

洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

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無職で住むところもない男女が勢いで上京し、遊郭街で何とか仕事を見つけてまともな暮らしをしようとする。戦後に現代化していく日本が舞台だが、建物や生活は伝統が残りつつもオープニングタイトルの丸文字からして>>続きを読む

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

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ベトナムのある富裕層の家にムイという少女が奉仕にやってくるが、その家の長男の友達クェンに淡い恋心を抱くようになる。何か起こりそうで起こらない、けれど虫や水や調理の音、ベトナム語の響きが心地よく(後半台>>続きを読む

スタンドバイ(2016年製作の映画)

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無愛想な中年男性上司と若い女性の警官ペアの友情をパトカー内の定点カメラで捉えたショートフィルム。シンプルでこんな短い間に、二人の関係が深まっていく様子が上手く描かれていた。クスッとできて微笑ましいし、>>続きを読む

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

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窃盗犯として捕まった青年ビルは投獄を逃れた代わりにフレッド・ハンプトンが率いるブラック・パンサー党の情報提供者としてFBIに雇われる。とにかく俳優陣の演技がみんなとても良い。ダニエル・カルーヤのカリス>>続きを読む

レディ・イヴ(1941年製作の映画)

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イカサマのトランプゲームで金持ちから掛け金を騙し取る詐欺師父娘、次のターゲットはエール会社の息子チャールズ。チャールズはコロッとジーンに惚れるも、ジーン自身もチャールズに好意を抱いてしまう。もーとにか>>続きを読む

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

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女優ベアトリス・ダルの初監督作品で魔女たちが火刑にされるシーンを撮影をする日のカオスな撮影現場。ギャスパー・ノエ、やっぱりやばいんだけど面白いな… 他の作品と同じく映画を観たというより体験なので、これ>>続きを読む

ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

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聖なる書を完成させるために、修道院長の叔父に禁じられている塀の外にある森へ冒険に行く少年の話。なぜこの時代で黒人のキャラデザがあんななの… 終わり方が雑な印象。ケルト3部作一応順番に見ようと思っていた>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

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見るたび思うけどジーン・ケリー本当に良いなぁ、とてもチャーミング。彼顔が大きい(口も大きい)から表情がよく見えてこういうジャンルの映画映えする。ドナルド・オコナーと並んで踊った時の差が歴然。でも彼のM>>続きを読む

ふたりの人魚(2000年製作の映画)

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上海でビデオカメラマンとして働く男はある撮影先のナイトクラブで人魚を演じるメイメイと付き合い始める。夢の中の夢のよう。思いがけずのメタ展開に興奮したしオチもそう来たか〜良かった。

モロッコ(1930年製作の映画)

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キャバレーの歌手と彼女に恋した軍人と地元の金持ちな男、モロッコで出会った3人の物語。マレーネ・ディートリッヒ目当て。キャバレーで女性観客にキスするシーン、見たことあると思ったらバビロンでオマージュがあ>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

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自分は苦手な類なのわかってたし長いからずっと後回しにしていたけれど、いつかは見なきゃいけないと思ってたし観てよかった。俳優陣の皆さん本当にすんごい上手いし超頑張ったと思う、だけど!日本語の台詞がかなり>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

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夏の休暇中、友達と旅行に行く予定だったのに友達が新しい彼氏と行きたいからと一方的にキャンセルされたデルフィーヌは急に孤独で暇になった休暇をどう過ごすか模索する。時代も違うけれど自分は一人大好きだし、内>>続きを読む

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

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シリーズ2作目からもう前日譚/スピンオフなの、大胆すぎる。妻が怪奇現象を目撃してヒステリーだと勘違いされるのはよくあるけど、今回夫が医者だから余計に最悪。ビビりなので怖いシーンは無駄に怖いけど、登場人>>続きを読む