natsumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

死霊館(2013年製作の映画)

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シリーズ新作も出るということでだいぶ前に途中まで観たけど怖すぎて途中でやめた今作をリベンジ。いやーもうホラーは好きだけどオカルト系は未だに苦手でほんと怖い。悪魔学者?の夫妻が講義を通して悪魔の基礎を観>>続きを読む

風櫃(フンクイ)の少年(1983年製作の映画)

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台湾の田舎の町、風櫃でギャングたちとの喧嘩で警察沙汰を起こした少年たちが街に出て家族のコネで仕事を始める。最近寝不足で中盤ちょっと寝てしまった…

青春神話(1992年製作の映画)

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予備校生のシャオカン、公衆電話などから金を盗み小遣いを稼ぐ二人のチンピラとチンピラの片方アザーの兄と付き合っている女の群像劇。クィアって聞いてたけど見終わっても「?」だったのがシャオカンがアザーに憧れ>>続きを読む

一人息子(1936年製作の映画)

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小津の初トーキー作品。一人息子を頑張って大学まで行かせた未亡人であるシングルマザーが、成長して東京で出世したと思っていた息子をサプライズで訪ねたら貧乏な生活をしていた話。お母さんが工場で働く姿は当時は>>続きを読む

悪魔とミス・ジョーンズ(1941年製作の映画)

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大型デパートを経営する大富豪ジョンがデパートのストの主犯人を見つけてクビにするために新社員に扮して靴売り場で働き始める。周りは彼の正体を知らないため意図せずどんどんトラブルに巻き込まれていく。軽く明る>>続きを読む

拾った女(1953年製作の映画)

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キャンディは元恋人の依頼で政府の機密情報がかかれたフィルムを届ける途中、電車でスリの被害にありそのフィルムが盗まれる。スリ師はそれを知らずにトラブルに巻き込まれる。よくあるノワールかなと思ってたら、日>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

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そこまで興味なかったのに叩かれようが酷くて応援したくて観に行った。批判が目立つだけですね… 好きなものを追求することを禁止されてきたエリック王子とアリエルが出会った後お互い海が好きなことが発覚し、オタ>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ついに観てきたのでやっとネタバレ(というか今作の何かしらの情報)踏んでしまう危機から解放された。今作こそ引退作にふさわしそうな、お別れ感がとても出てて寂しい…噂通りわかりにくいというか意味わかんないけ>>続きを読む

Chirutha(原題)(2007年製作の映画)

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出所したばかりの男が急にバンコクの旅行会社で働くことになるが、出国前に一目惚れした金持ちの女性がちょうどバンコクに旅行に来たため旅行中の彼女の世話をすることになる。もーこの時代のマサラ映画の嫌な部分を>>続きを読む

赤い風船(1956年製作の映画)

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赤い風船と少年の物語。テクニカラーで赤がすごい鮮やかだからか浮いてて、ロジャーラビット的な実写にアニメーションを複合させたような合成に見えてしまう… 多分ワイヤーかなんかで動かしてるんだろうけど。風船>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

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今作の問題点は聞いていたので答え合わせとして観に行った。羅生門系のエンタメとしては面白いけど脚本が違うからか是枝のドキュメンタリータッチな感じはない。俳優陣の演技もものすごく良い。けれどここまでクィア>>続きを読む

アシスタント(2019年製作の映画)

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映画の配給会社でアシスタント(というか雑用係)をやっている新人女性が淡々と仕事をする日々を追った作品。実際に映画業界で働いてきた人たちのエピソードを集めたストーリーということで、最近までずっと話されて>>続きを読む

祇園の姉妹(1936年製作の映画)

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義理と世間体という古い価値観を大切にする姉と、西洋の価値観に影響を受け現実的な妹の芸妓姉妹。付き合っている男の会社が倒産しても義理を忘れず彼を助ける姉に嫌気が刺して彼を家から追い出し、違う男を連れてき>>続きを読む

駅馬車(1939年製作の映画)

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当時の公共交通機関として使われていた駅馬車に乗り合わせた人たちが道の途中で様々なトラブルに巻き込まれる話。クラシカルな西部劇かと思いきやギャグ役のキャラもいたり最後はメロドラマ的。短い中で序盤一気にキ>>続きを読む

地獄へつゞく部屋(1959年製作の映画)

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幽霊屋敷で次の朝まで生き残った人は10万ドルがもらえる、ということで金に困った応募者の中から選出された数人が大富豪の家に招待される。ホラーなんだかミステリーなんだか最後まではっきりしないけど、アガサ・>>続きを読む

スランバー・パーティー大虐殺(1982年製作の映画)

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ドリルが凶器の殺人鬼が街で逃走中にも関わらず、トリッシュは両親が留守の週末に友達とお泊まりパーティーを計画する。見かけはよくあるスラッシャー、実はスラッシャージャンルを皮肉ったフェミニスト映画と聞いて>>続きを読む

プチ・ニコラ パリがくれた幸せ(2022年製作の映画)

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フランスのイラストレーターと作家の友人二人が始めた絵本「プチ・ニコラ」シリーズのストーリーと原作者たちの伝記的物語をインク線画と水彩風のアニメーションで織り交ぜた作品。絵描きなのでこういう作品はつい見>>続きを読む

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

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モロッコの旧市街でカフタンドレスの仕立て屋を営む夫婦ミナとハリム。実はハリムはゲイであるがそれを隠し生活していたが、ミナの病気が悪化し、店の手伝いに若い職人ユーセフが来たことから3人の新しい関係が始ま>>続きを読む

ジャイ・ビーム -万歳ビームラーオ/ジャイ・ビーム(2021年製作の映画)

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インドの先住民で低いカーストの男が濡れ衣を着せられ警察により残虐な拷問を受けたため、彼の妻が凄腕人権弁護士の助けを借り警察を訴える。当時インドでも話題トップの作品、詳しくはないが悪質な事実の歪曲(登場>>続きを読む

(1975年製作の映画)

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元警官の村長は村の山賊を捕まえるよう悪名高い盗人ヴィールとジャイを雇う。ストーリーはよくある感じでも映像が色鮮やかで(特にホーリー祭のシーンなんかは蛍光色)西部劇は好んで見るジャンルじゃないし長いのに>>続きを読む

アッテンバーグ(2010年製作の映画)

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余命が短い父と共に動物学者アッテンボローのドキュメンタリーを観るのが趣味の主人公マリーナ。マリーナは恐らくaroaceでありながらも、お互い少し軽蔑しているようなビッチな親友に色々相談にのってもらいな>>続きを読む

タバコは咳の原因になる(2022年製作の映画)

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タバコの成分を手から放出して敵を倒す「タバコ戦隊」が団結力を高めるために湖のほとりで研修を命じられる。シュールでゆるい不条理コメディ、嫌いじゃない。

ラストファーマー -最後の農夫/ラストファーマー(2021年製作の映画)

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皆周りが農業を諦めても未だに農業を続ける村の最後の農家が、濡れ衣を着せられ拘留される。彼が釈放されるまでの間村の人たちが代わりに彼の畑を管理することになる。ちょうどインドの農家たちの抗議デモの時期と被>>続きを読む

ヘマヘマ:待っている時に歌を(2016年製作の映画)

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12年に一回開催される長老に選ばれし者たちがお面をつけ、素性を隠し森の奥に集まり儀式を行う。そのお互いの素性がわからない集団生活の中でレイプと殺人事件が起きる。監督はチベット仏教の僧だそう。匿名である>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

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いやー前作もすごかったのにまたとんでもないものを見てしまった。特に力入ってる冒頭のグウェンの話のアニメーションやばすぎて鳥肌。絵描きさんを多くフォローしてて既にコンセプトアートとかSNSで結構見てて製>>続きを読む

血の抗争 Part2(2012年製作の映画)

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後半は世代交代、父親譲りで復讐という目的を見失った息子ファイザルの話。ファイザルが父親より悪党で治安の悪さアップ、笑えるシーンも増えた。インドならではの渋滞、狭いガタガタの道、オンボロのバイクでのチェ>>続きを読む

血の抗争(2012年製作の映画)

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やっと!観れた!父が殺されたための復讐劇かと思いきや、逆に性欲モンスターが目的を見失いギャングとしてのしあがっていき、金と暴力で村を支配していく物語だった。ギャングものって登場人物の関係性がすぐわから>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

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閉鎖的で宗教深い村の女性たちは男たちに麻薬剤で寝かされている間にレイプされていたが、そのことを知らずに悪魔の仕業だと男たちに言い聞かせられてきた。ある日それは男たちの仕業だったと発覚してから女性たちは>>続きを読む

ラジュー出世する(1992年製作の映画)

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田舎者の男ラジューが建築家として出世を夢見てムンバイに来るが、出世していくうちに資本主義の奴隷になる話。SRKかなり初期作。初々しい。有名なのかテーマソングは知ってた。好きだわ〜 我に帰って金持ちの上>>続きを読む

Sambizanga(原題)(1972年製作の映画)

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ポルトガルの支配下にあるアンゴラで解放運動の一員だった男ドミンゴが逮捕されたため、妻マリアが赤子を背負い様々な場所を回り彼を探す。アンゴラ独立戦争が終わる前に撮影されているため、ドキュメンタリーっぽい>>続きを読む

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

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ぬいぐるみたちに話をする大学のサークル「ぬいサー」の人たちの物語。社会の“一般”から外れた人たちの生きづらさ、優しさとは何か。思いがけずすごく良かった。完全な悪役はいないにしろ、現実にもいそうな自分は>>続きを読む

Olla(原題)(2019年製作の映画)

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あんまりこういうこと言いたくないけど、確かに夫のヨルゴス・ランティモスっぽさある。長編作品でもっと観てみたい。

犬王(2021年製作の映画)

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やりたいことはわかるんだけど、いまいち響かず… 楽しみにしていて逃していたところ、ちょうど再上映しててせっかく観れたのに。アニメーションの演出とか曲も同じものが使いまわされてるのでロックでも単調に感じ>>続きを読む

ダークグラス(2021年製作の映画)

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娼婦ばかりを狙った連続殺人事件の次のターゲットになったディアナは、犯人と車でカーチェイスになった時事故にあい失明してしまう。その事故で孤児になってしまった子供チンと親しくなる。この二人の友情が面白そう>>続きを読む

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

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落ちぶれな元ポルノスターのマイキーが文無しになったためテキサスに住む妻(別居中)と義母の家に押しかける。仕事を探す中、地元のドーナツ屋で惚れたバイトの女の子ストロベリーと遊ぶようになる。もうすぐ18歳>>続きを読む

結晶の構造(1969年製作の映画)

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大学で物理の研究を一緒にしていたヤンとマレック、卒業後マレックは研究を続けたがヤンは田舎に引っ越し地元の機械を管理するだけの気象科学者になる。幸せとは何か、価値観の違う二人の話。「イルミネーション」が>>続きを読む