necotoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ひとよ(2019年製作の映画)

2.5

最初の田中裕子さんが演じるお母さんのセリフが、この映画の全てなんだろう。お父さんを殺せば幸せの歯車が回り始め、子供たちはなんにでもなる、はずだった。
佐藤健さんも鈴木亮平さんも、いつものシャッキとした
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.9

佐々木なるもの。佐々木なるどうしょうもなさ。佐々木なる葛藤。佐々木なる青くくささ。佐々木なるカッコ悪さ。。内なる佐々木ってなんなんだろう。
青春なんて言葉は、どうもしっくりこないし、友情なんて言葉は軽
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.1

重いテーマなのにウィットもあり面白かった。さすがスパイクリー、ひと筋縄ではいかない。人種差別の描き方が、両面から捉えられていて偏っていない。ブラックパワー、ホワイトパワー、声を上げて叫んでもどちらも同>>続きを読む

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

2.5

いつも通りの昼下がり、なんて事のない午後の買い物をして帰ってきたら、自分の大切な人が自殺している。そんな状況になった時、自分だっらどうなっていただろうか。呆然自失、置き去りされた怒り、きっと悲しみは最>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

1.3

記録の為。評価が高いので観てみたが、吹替版で観たせいか、セリフの不自然さが目立ち面白さがよく分からなかった。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.0

青春ラブストリー?だと思う。
感情を全部、言葉に出さないと自分が打ちのめされるからなのか、主人公の宮本も、その彼女も怒りや感情を声にして怒鳴る、怒鳴る。ディストラクションベイビーズの時のように、熱にう
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.0

スタートのシーンから強烈で、純度100%の任侠ものだ。と、引きながら松坂桃李を一服の清涼剤として、見続けた。が、中盤から引き込まれて、気がつくと最後までアドレナリン出まくってみてしまった。
闘争後、最
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ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

2.6

少しづつ画面に引き込まれていく映画。主人公達が働くアトリエも真っ白で整然と大型モニターが並んでいる空間が好きだ。舞台となった安藤忠雄の建築が、近未来的で美しい。
物語は、感情を奪われた世界の中で、感情
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ジョーカー(2019年製作の映画)

2.1

主人公の演技は邪鬼迫るものがあったが、精神病の描き方など、随所、嫌悪感を持つ所もあった。
バットマンシリーズのキレてカッコいいジョーカーを求めていると、肩透かしになる。

精神を患っているが誠実であろ
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ヒキタさん! ご懐妊ですよ(2018年製作の映画)

2.3

笑えて、悲しくて、少し切なくて面白かった。
不妊治療って、大変なんだ。

アンソニー・ホプキンスのリア王(2018年製作の映画)

2.5

途中から観たのだが、アンソニーホプキンスの邪鬼迫る演技に引き込まれて、最後まで観てしまう。
アンソニーホプキンスが凄い。
長いセリフもなんなく凄いエネルギーでこなし、路上のホームレスになった時まで気高
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.0

面白かった。
岩井監督の描く女性は美しい。これは、黒木さんのための映画だ。
黒木さんが話すリズムが、流れるピアノと呼応して音楽のようだった。
画面も随所に、ホントに美しいなぁって思う所も沢山あった。
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鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.0

凄く好きなアニメ。
また、時間が経って見返してみても、世界観やセリフ、背景の絵、主人公たちの線みんな素敵。
ジプリの作品やエヴァにはない素敵さがあると思う。

安心、安心。
クロの持っていないネジをシ
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

2.0

後半のアクションはスゴイ。ウィルスミスは、相変わらずカッコいいイケオジでした。
2人の会話とアクションを楽しむ映画だからかなぁ、物語はソコに繋げますか?と、無理あるなぁと思ってしまった。

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

2.2

記録の為

きれいだけど。山崎のone more time〜のMVみたいだった。

天気の子(2019年製作の映画)

3.1

面白かった。君の名は。より物語が好み。

ずっと、画面の中で雨が降っている。
雨から晴れていく場面は雲、日差し、風、すべてが新海監督らしく綺麗なのだが、雨だけの場面も悪くない。雨が降り続く風景や、雨に
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凪待ち(2019年製作の映画)

2.2

どこまでもダメなツキのない男の周りで起きるエピソードの数々。主人公はダメすぎて、痛々しい。
周りの人達は、なぜかダメ男にやさしい。

舞台の震災後の東北の空気も加わって、
パートナーの死が、ダメな主人
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

最後まで、面白かった。
TENET→インセプション→メメントからここに。
入り組んでいないので、クリストファー ノーラン監督の中でも分かりやすい物語だと思う。
やっぱり「時間」が物語の軸になっている
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メメント(2000年製作の映画)

3.1

TENETから。
現在?から過去に戻って、記憶の中に戻って、また現在に。この映画も時間が何層にもなっていてた。
主人公の頬の傷、車の窓、モーテルのキー、ペン、モーテルにかかって来る電話、フラッシュバッ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

TENETを観て、もう一度観たいと思って見始めたが最後までドキドキしながら観てしまう。何度か観てるが、やっぱり面白い。

何層にも重なった夢の世界で、最後に周り続けるコマは止まったのか。終わり方も秀逸
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TENET テネット(2020年製作の映画)

5.0

面白かった、わからなかった、というか、今、誰かと答えあわせしたい!

さすが、クリストファーノーラン。スタートから画面に引きずり込まれ、終わりまで引きずり込まれたままだった。
パラドックスの中で二重三
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何者(2016年製作の映画)

2.3

就活大学生の平成の青春群像劇。

就活ってものに向かって、それぞれに思いを巡らせて主人公を含む5人が進んでいく。ある者はバンドを辞めて、ある者は演劇をやめて、大学時代のいろんなものをやめて、会社員にな
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

2.5

美しい映画だった。
草原や、木々、風、そしてそこにある光。

この映画は、頭で観てはいけない気がする。画面に映し出される風景、人物を、音楽と共に漂いながら楽しむものなのだろう。
ゴッホは、精神を病んで
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楽園(2019年製作の映画)

2.7

シンドイ内容だった。最後にやっと、少し光りがさす。
小さな集落で起きた少女の誘拐事件が発端で、3つの物語が進んでいく。
集落の息がつまるような閉塞感。その中で、異端な人/外から来た人の生きづらさなどが
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.1

面白かった。
なんだかなぁ、って事は、いっぱいあって、そんな事が愛しいって思う映画。
主人公の女の子が、思わず2人用の鍋を買って使わずに捨てちゃうとことか、2人で象を見てたら泣いちゃうとことか、愛しい
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his(2020年製作の映画)

5.0

愛の物語だ。
人が人を好きになって、愛していって、愛おしくなって、それだから傷つけて、でもやっぱり愛おしくて、離れられなくて、また戻っていく。
なんでもない事のような瞬間も、奇跡みたいな愛の物語の中に
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.4

文句なし、息がつまる2時間。
最初のシーンから最後のシーン、エンディングの曲まで、手を握りしめ、息を殺して見てしまった。
実話の重み。
テロを行ったのが、少年であるという事実。テロに対自したホテルマン
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ビジランテ(2017年製作の映画)

2.1

まあまあ面白かった。

黒く痛い内容。冒頭シーンから、すでに痛い。

三人の兄弟は、繋がっているようで、切れていて、結局繋がっている。父親像も昭和の強い父親像だった。

川を渡って、なんで必死に凶器を
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.3

まあまあ、面白かった。
ビートルズ好きな私みたいな人には、散りばめられている曲で楽しめる。
2人のラブストリーが、幸せな未来になっていてよかった。
ハリーポッターがなくて、エドシーランはバッチリ存在し
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