いいいさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.6

サマーちゃんの次がオータムさんなのちょっと笑ってしまった、キュンキュンしました

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.3

流石に面白すぎる。主役は完全に七三分けの殺人鬼のシガー。最初から最後まで行動原理がわからず、恐ろしいのに、少しだけ愛嬌があるというか、絶妙なバランスで成り立っている。

動物界(2023年製作の映画)

3.7

動物になった瞬間にカメラが対象を捉えられなくなる。意思を持って脈動するとカメラがスッと彼らを捉えるようになる。自然の美しさってあらゆるしがらみから解放されている清々しさにあるのだろう。

INSTRUMENT フガジ:インストゥルメント(2003年製作の映画)

3.7

暴発しそうでしない緊張感、タイトな演奏、常に意志と意味を持ったバンド運営、Fugaziには私の中のバンドたるものこうあるべきという理想が詰まり過ぎている

ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.6

いろんな作品のオリジンなんだろう。映画自体の面白さよりも、この映画の面白いところを膨らませて好きな作品がたくさん生まれたんだろうな…という感慨が先に来る

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

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得点つけるつけないの問題ではなく、あらゆる映像作品の源流みたいな荘厳さとそれでもその先を描いているような得体の知れなさ

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.5

「JOKER」が階段で踊り出したくなってしまう映画だとしたら(確かに高校生の私は廊下でアーサーみたいなことをしていた)「フォリアドゥ」は冬空でダニエルジョンストンを聴くしかなくなる映画なので、そういう>>続きを読む

ヒート(1995年製作の映画)

3.9

めっちゃ渋い。アルパチーノとロバートデニーロはずるい!!!昼間の銃撃戦と最後の静かな打ち合い、それぞれ違った緊張感がある。襲撃シーンでテクノっぽい曲を流すのはいい映画...。

ミッシング(2024年製作の映画)

3.6

悲しい、とかではなくただひたすらにため息が出る

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.8

カメラを持ち、使命を受け取ったと思えてしまった瞬間にカメラの引力に体と心を預けざるを得なくなる

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.5

本当に素晴らしい映画だった。宮崎県を舞台に2人が暴れ回りながらいつも通りの会話と少し湿っぽい雰囲気を漂わせていてなんだか泣きそうになった。2人の空気感が愛おしい。「セブン」のバディ、「仮面ライダーダブ>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

3.4

ジョブズ映画がどうであろうとも、この文字を打っているのはiphoneなわけです

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.1

「はじまりそうではじまらないワクワク」みたいな映画を結構好きなはずなのに、ピンと来なかった

ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.0

この映画を美しいと呼ぶと、映画の中で映っているもののやるせなさに蓋をすることになるのかもしれないが、それでも美しいと呼ばざるを得ないショットと躍動の連続!!

サッド ヴァケイション(2007年製作の映画)

3.7

ユリイカでジムオルークが流れたところをピークとして、下流ならではの沁みがある

コードギアス 反逆のルルーシュⅠ 興道(こうどう)(2017年製作の映画)

3.7

映画の最後の辺りで、ゼロを祭り上げる歌と共にレジスタンスが拡張していくシーンがあり、めちゃくちゃ"映画"だった。

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.9

良き日のアメリカ映画という味わいで、凄く好きだった。誰しもが弱い部分を抱えながら、それを弱いまま肯定してくれる周りの人に恵まれることが幸せなんだろう。壊れたバンが立体高速道路の下のアメリカの道を走って>>続きを読む

ラストマイル(2024年製作の映画)

3.7

うわー!ドラマがめっちゃ好きだから見に行ったけど、MIU404もアンナチュナルも関係ないところでグッと来たし拳を握ったし色々考えてしまった。ふたつの職業ドラマの先でここまで「働くこと」をテーマにしたの>>続きを読む