いいいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

キングスマン(2015年製作の映画)

3.7

おもしろ娯楽映画、それ以上でも以下でもなくて

映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

3.8

フィッシュマンズも佐藤伸治も蜃気楼みたいな存在だったんだな。そして全てのライブ映像が素晴らしい。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.4

登場人物ふたりには「松村北斗」「上白石萌音」としての人生があり、その上で「山添さん」「藤沢さん」として演技を行い、それを監督とスタッフが労力をかけてカメラに映して映画を完成させているんだなぁ、と物語だ>>続きを読む

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.1

前半のサイケデリックアニメーションゾーンがセル画の旨味に満ちていて感動

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

現実に即したメッセージを含みつつも、2時間ちょっとの中に異世界としか言いようが無い空間を作り上げることが出来るのは映画の特権だと思う。いつの時代か分からない街や船、マーブル状の空や海、違う動物の身体を>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0

NYパンクの伝説として語り継がれるトーキングヘッズのライブフィルム。MTV全盛期における映像と音楽の到達点という感想だけ知っていたけれど、これまで見る機会が無かった。そんでやっと見れました。IMAXだ>>続きを読む

仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインド(2024年製作の映画)

3.3

仮面ライダー555の続編。私は高校1年生くらいまで仮面ライダーが大好きでアルバイトを始めたら高い高いベルトを買うなどするんだろうな、と思っていたがそんなことは無く、今では仮面ライダーからは距離を取って>>続きを読む

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.2

日本版「マグノリア」やんけ!「リンダリンダリンダ」なのかもしれない!という冗談はさておいて、学生生活のあるある的な描写と映画という創作物だから起こせるミラクルを混ぜ合わせて生まれる稀代の青春映画だと思>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

3.5

破滅的な逃避行という美しさからも距離を取ってしまった妻夫木くんの人間らしさよ

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.5

お金とドラッグを愛し、お金とドラッグに愛されたレオナルドディカプリオが稼いで稼ぎまくって頂点まで上り詰めて転落していくだけの3時間なのだけど、3時間の中で常に映画的な興奮が存在しているというか、魔法に>>続きを読む

スナッチ(2000年製作の映画)

3.4

途中の内容そんなにしっかり頭に入ってなくても、かっこいいシーンとちょっと変な撮影と最高の音楽(マッシブアタックの使われ方!)と良いシメがあれば超良い映画になりますね

劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王(2008年製作の映画)

3.0

暇すぎると人は仮面ライダーを一気見し、劇場版まで見てしまうの

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.7

一切の感情移入を許さないようなツチヤタカユキとツチヤタカユキの半世にドン引きしつつ惹かれています

ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

面白すぎる、脳が痺れた。全員が全員の裏を掻くために動くのに全員が全員に追い詰められていく様、特にレオナルドディカプリオとマット・デイモンの眼光がどんどん鋭くなっていく感じ。そして後半30分の物語の加速>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.2

シリアスをシュールコメディにすると変なコントみたいになるなぁ、そこが良さなのはわかる(むしろその良さってこういう映画が元だったりする?)

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.8

車にカセットを入れて好きな音楽が流れるたびにニヤニヤしていた。何かが起きそうで起きなくて、でも確実に起きていて、、、というリズムが心地よかった。舞台がスカイツリーの根っこあたり、台東区から墨田区、江東>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

3.6

00年代の最高インディーポップが流れる中で、冴えない男子が陽キャに気に入られて青春を謳歌する素直なお話だと思ったら急に雲行きが怪しくなっていく。MGMT大好き。

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.6

めちゃくちゃ面白い仮面ライダー劇場版みたいな感じで、めっちゃ好きです。高倉健に立木文彦が声当ててる?

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.8

さかなクン(本物)出てくるところ本当に怖い(二年前に見たのを思い出した)

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.8

見終えて電車に乗りながら感想を書いている今は映画の中で起きた出来事が全部創作だと理解しているから良いけれど、見てる最中はずっと相席食堂のあのボタンに手を伸ばしたくなるくらいの気持ち、まじで全選択肢やめ>>続きを読む

マグノリア(1999年製作の映画)

3.6

変な映画だと思ったけど、シンプルに自分のなかにあるものを上手く吐き出せない人のための映画だ。

王国(あるいはその家について)(2018年製作の映画)

3.8

おれはいつも映画の何を見ていたんだろう、俳優?演技?セット?台本?台詞?ロケーション?カメラワーク?この映画では全てが解体されて、いつも見ていた映画がどれだけの虚構の下に成り立っていたかが白日に晒され>>続きを読む

プロメア(2019年製作の映画)

3.7

展開見え見えだったけど楽しめた!!炎の表現の新しさとかっこよさ。繰り返されるテーマ曲のリフレイン。澤野弘之がやってるのか、そりゃ最高だな

灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.8

見終わって何が何だか分からない(把握はしたが理解していない感じ)状態になったが、色んな文章や感想を読んで理解した。これだけ凄惨なのを美しく撮れてしまうことは罪なのではないか。

グラディエーター(2000年製作の映画)

3.5

ガンダムを見てるみたいだった。マッチョだけどドロドロしてる感じが。白人による2000年代の大作アメリカ映画って感じでいい、感じっていうかそのままだけど