にひみさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

心をつむいで(2018年製作の映画)

3.4

強引な説教映画。
作品としては何も面白くないが、学ぶことはそれなりにある。(別に常識だと思うが...。)
しかし上にも書いた通り強引すぎる。説教するのは別に良いが、もっと作品らしくしてほしい。

宙を舞う(2019年製作の映画)

3.4

メッセージ性や学びとしては良いが、少し無理やりすぎる。
とりあえず触れれば良い、と見切り発車で作ってはいないだろうか。
もう少しちゃんと作って欲しかった。

アーロと少年(2015年製作の映画)

2.6

ピクサーの全作品に触れるために鑑賞。
え...全然面白くない。
ピクサーよ、これで良いのか。なぜ作ったのだ。なんにも面白くなかった。

褒める点としてはまず、映像が素晴らしかった。壮大で繊細なCGは流
>>続きを読む

ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.7

子供の頃に何度も鑑賞したことはあるが、大人になった今再度鑑賞。
子供の頃に鑑賞した印象とだいぶ違う。あまり面白くなかった。

全体的にダレていると感じる。特に中盤に関してはワクワクすることも緊張するこ
>>続きを読む

風に乗る(2019年製作の映画)

2.3

設定はめちゃくちゃ面白いのだが、肝心のストーリーがはっきり言ってクソ。どうしたピクサー?
見切り発車でとりあえず作ってみたような作品で呆れてしまった。終わり方も無理やり感が否めない。
誰にも勧められな
>>続きを読む

ループ(2020年製作の映画)

1.7

真っ向から障害を描いた本作。挑戦的だとは思うが、映像作品として見ると全く面白くない。

主人公に黒人や障がい者を起用すると「ポリコレに配慮しすぎなんだよ!」と騒ぐ人たちがいる。私はその意見には同意しな
>>続きを読む

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

4.1

子供の頃に何度も鑑賞していたが、大人になった今だとどう感じるのかと疑問に思い、衝動的に鑑賞。
やはり面白い。『ザ・映画』と言った感じ。

まず驚いたのがキャストだ。吹き替え版で鑑賞したのだが、声がキャ
>>続きを読む

バオ(2018年製作の映画)

4.0

最初の料理のシーンから圧倒された。実写と遜色ない綺麗な映像。そして中華料理が美味そう。
ストーリーも心温まる超良い話。
ツッコミどころがなかったわけではないが8分の割にはめちゃくちゃ満足した作品である
>>続きを読む

ブルー・アンブレラ(2013年製作の映画)

3.9

映像から音楽、世界観まで隙がない。
「ピクサーはこういった映像も作れるのか!」と驚きの本作。
ストーリーについても心温まる良い話だ。

ジョージとA.J. / George & A.J.(2009年製作の映画)

3.2

ここまで吹っ切れていると一周回って笑える。
ピクサーとは思えない支離滅裂で手抜き感満載のアニメーション。
点数こそ低いがほんのちょっとだけ満足した。
ほんのちょっとだけ。

ダグの特別な一日(2009年製作の映画)

3.6

所々に手抜き感が出ていると感じた。短編映画なのでストーリーについてはそこまで期待していないので良いとしても、映像だ。
予算の少ない深夜アニメの手法を使っているような気が。砂ぼこりで誤魔化しているシーン
>>続きを読む

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.5

小さい頃に鑑賞したが、内容はおろか面白いかどうかさえも覚えていない。
軽い気持ちで本作を鑑賞。
度肝を抜かれた。なんて素敵な映画なんだ。

前に鑑賞した時には到底気づけない哀愁と暖かさ。涙する場面がい
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.6

前半は物凄く退屈だった。ストーリーはどこにでもあるような恋愛模様で、ミュージカルシーンも別に目を見張るほどのものではない。
ただ、カメラワークはすごいと感じた。長回しのカメラワークは映像の美しさに拍車
>>続きを読む

LOU(2017年製作の映画)

4.2

まさか6分の短編映画で涙するとは思わなかった。めちゃくちゃ面白い。
映像もストーリー構成も文句なし。6分でできることを全てやってくれたような気がする。
ピクサーの短編映画の中で本作が1番好きだ。
是非
>>続きを読む

ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

4.0

短編映画も捨てたもんじゃないと思わせてくれる作品だった。感動した。
映像がとにかく美しい。実写かと見間違えるような凄まじい映像。やはりピクサー恐るべし。
ストーリーについてもとても満足した。
私も怖く
>>続きを読む

ボクのスーパーチーム(2015年製作の映画)

3.6

映像は凄いがツッコミどころがすごい。
結局何をして、それで良かったのか、と感じてしまったが戦闘シーンが中々にかっこよかったので3.6。

南の島のラブソング(2015年製作の映画)

2.5

ピクサーのミュージカル短編作品。
褒めるところは何もない。
ストーリーも歌も都合が良すぎると言うか、子供でも冷めた目で観るのではないだろうか。
見切り発車で作ってみた感が否めない。

月と少年 / La Luna(2011年製作の映画)

3.5

優しいファンタジー作品。世界観が好みだった。
しかしそれ以外は魅力をまるで感じない。
ストーリーもメッセージ性もあるようでない。雰囲気だけを楽しむ作品だと感じた。

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.3

『子宮に沈める』が代表的だと思うが、私は子供が辛い立場に置かれる映画が無理だ。観るのが辛いから無理とかではなく、一種のアレルギーのような、どうしても無理なのだ。
本作が、子供が辛い立場に置かれる系の映
>>続きを読む

マイクとサリーの新車でGO!(2002年製作の映画)

3.0

ギャグで駆け抜ける短編映画。
ギャグの1つ1つは本編の方が好きだった。コロコロコミックのような感覚。
イマイチのめり込めなかった。

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

ピクサー大好き人間の私だが、なぜか本作だけは印象に残らない。子供の頃に何度も観たはずだが、記憶にない。
謎の現象を解き明かすべく、大人になった今鑑賞。
普通に面白かったのだが、謎の現象の正体も分かった
>>続きを読む

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.9

「あと数日で『千年女優』がNetflixで配信されなくなる!」と危機感に駆られ鑑賞したその日から今敏監督作品に取り憑かれた。どこでも配信されていない本作『パーフェクトブルー』だが、何年ぶりだろう。DV>>続きを読む

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.9

前に1度観たことはあるが「なんか、今日観てぇ!」と衝動的に鑑賞。
前に鑑賞した印象と変わらない。前作の方が好きだった。

今回はゲームセンターの世界からインターネットの世界へと広がるわけだが、前作同様
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ大雨、靴はびしょびしょ。それでも観るしかない是枝監督最新作。
どんな言葉が適切かはわからない...
「圧巻、凄かった」とりあえずこの言葉が私にとって1番合っているような気がする。

序盤は
>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.5

率直な印象としては超雰囲気映画。
洒落た映像、特に車窓から見える景色はとてつもなく美しい。50年前の作品とは到底思えない。1度停止ボタンを押して公開日を調べ直したくらいには美しかった。
ジャズも相まっ
>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

印象としては「うーん、うおー!」と言った感じ。いやマジで。

ストーリーに関しては表面しか理解できていない。いや、表面も理解できたのかさえもわからない。ただ、こんなトンチンカンでぶっ飛んだ、正に「夢」
>>続きを読む

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.9

冷静に観たら「なんて中身のない行き当たりばったりな映画なんだ...」と冷めた目で観てしまいそうだが、愛嬌でこの点数。
物凄く愛嬌がある作品だった。

今敏監督の独特な世界観、作画は今回も健在。妙に引き
>>続きを読む

シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.5

10年前に観たことはあるが、「めちゃくちゃ面白い」ということ以外覚えていないので再度鑑賞。
もうめっちゃくちゃ面白い。
『トイ・ストーリー』のゲーム版、という言葉が最も合っている気がする。設定から完璧
>>続きを読む

ジャック・ジャックとエドナおばたん(2018年製作の映画)

3.7

『インクレディブル ファミリー』の短編映画。
本編では描かれなかった部分を本作では描いているわけだが、観る必要は無いと感じる。
本当におまけ程度である。

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.9

当たり前だがアクションシーンは前作よりも素晴らしかった。強力なパワー、スピード感。キャラクター全員が光っているためその点も良かった。

しかし、全体的なストーリーやギャグは前作の方が好きだった。前作の
>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

4.3

Netflixで明後日には配信終了してしまうとのことで駆け足で鑑賞。
とんでもない作品だった。
今敏監督作品はどれも観たことがない。いつかは観ようと思っていたが先送りにする私の悪い癖だ。
とんでもなか
>>続きを読む

デイ&ナイト / Day & Night(2010年製作の映画)

4.1

何だこれ。むっちゃくちゃ面白い。
ピクサーの全作品に触れるべく、軽い気持ちで鑑賞したのだが度肝を抜かれた。
ピクサーお得意のアイデアがふんだんに盛り込まれている大傑作だ。

世界観からメッセージ性まで
>>続きを読む

晴れ ときどき くもり(2009年製作の映画)

4.0

「コウノトリが赤ちゃんを運んでくる」という言葉があるが、まさにそれ。
赤ちゃんの作り方やルールが面白く「そう言う感じでやってんの!?笑」と笑ってしまった。

とても優しいストーリーで5分の割に大変満足
>>続きを読む

マジシャン・プレスト(2008年製作の映画)

3.8

カートゥーンのようなドタバタコメディ。
ウサギの毛の表現が美しい。

5分の割には満足できた。

リフテッド(2006年製作の映画)

3.6

印象としてはゴリ押し短編映画。
ストーリーもギャグも全てゴリ押しで突き進む様は観ていて心地いい。
ただ、得られるものは何もないし、もう一度は観たくない。

ワンマンバンド(2005年製作の映画)

3.7

ピクサーの短編は可愛らしい世界観で、子供向けのメッセージ性を出してくる作品がほとんど。日本昔話のような感覚だ。
本作は大人にも子供にもメッセージ性が1ミリもない。見事にエンタメに振り切っている。

>>続きを読む