にひみさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

カンフー・パンダ2(2011年製作の映画)

4.0

小さい頃に鑑賞し、めちゃくちゃ面白かった記憶がある。大人になった今でも楽しめるのかという疑問から衝動的に鑑賞。
本作はシリーズ2作目である。

本作もちゃんと面白い。が、前作の圧倒的な面白さと比べると
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

4.4

小さい頃に鑑賞し、めちゃくちゃ面白かった記憶がある。大人になった今でも楽しめるのかという疑問から衝動的に鑑賞。

相変わらずめちゃくちゃ面白かった。
15年前の作品とはとても思えない繊細かつ大胆、スピ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

2.9

名作中の名作ということで今更ながら鑑賞。
私にはハマらなかった。ハマらなかったというより、魅力さえもわからなかった。

本作はとにかくオシャレな映画だと風の噂で聞いていた。OPはオシャレを通り越してか
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

生まれた時からマリオに触れ、マリオを愛している私にとって、本作の公開は死ぬほど楽しみにしていた。

映画が始まり、元気いっぱいに動くマリオ達を観るだけで涙が溢れていた。
が、そんな感動は序盤中の序盤で
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.1

どのサブスクでも配信されていなかったため今までスルーしていたが、遂にU-NEXTで配信されたためワクワクしながら鑑賞。

凄いものを観た。
ストーリーは全く予想ができず、真相に近づく度に興奮し、終始画
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.3

前作未視聴。
めちゃくちゃ面白かった。

本作は画面上のみで物語が進行していく。一見すると表現の幅が狭まり、自分で自分の首を絞めているのかと思いきや、本作にしかできない表現を存分に見せつける。画面が切
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.7

名作中の名作ということで今更ながら鑑賞。

観やすい映画だなーと感じた。
派手なことはそれほど起きないが退屈には感じない。悲しいシーンでもしっかり小ネタを挟むことで、終始明るい雰囲気で観ることができた
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AIR/エア(2023年製作の映画)

2.1

予告編を観た時から気になり、評価も高かったことから鑑賞。
本当に退屈だった。

終始、オフィスで繰り広げられるおじさん達の会話を聞かされる。退屈な会議に参加しているようだった。

NIKEや、マイケル
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.9

第95回アカデミー賞 作品賞にノミネートされたと聞いて鑑賞。

数ある戦争映画の中でもトップクラスの迫力がある。「1917」を彷彿とさせるとてつもない臨場感。キャストの鬼気迫る表情、声も相まって戦争の
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だれかのまなざし(2013年製作の映画)

3.7

メッセージ性や終始温かい雰囲気がとても好みだった。
ただ、近未来である設定の意味や、腑に落ちないところがいくつかあった。

作画に関しては決して綺麗とは言えないが、雰囲気と絶妙にマッチして可愛さ、愛嬌
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彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

3.8

特別褒めるところはなかったが、なぜか良かった。
友達、家族愛などとにかく温かい雰囲気で好みだった。

ただラストの展開はいらないかな、と個人的には思った。

ほしのこえ(2002年製作の映画)

2.7

ものすごく壮大で、ものすごく深い作品のように見せてるけど、ものすごく薄い作品。

20年以上前の作品ということを加味しても、作画や音声がお粗末。
一体何がこの作品の魅力なのだろう。なぜ作ったのだろう。
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.4

オリジナル版を視聴していなければ、黒澤作品も1つも観たことがない。

まず雰囲気がとても良かった。レトロな雰囲気ながら映像はしっかり綺麗。音楽も相まって、初めの10秒ほどで一気に引き込まれた。
また、
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

2.5

インディ・ジョーンズの最新作が公開されると聞いて鑑賞。本作はシリーズ3作目である。
前作よりは好みだったが、やはり面白くない。

印象に残っているシーンもなければ、ここが特につまらなかった、というシー
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.7

『君の名は』から新海誠作品に嫌気がさし、本作もスルーして家で観ようと思っていたが、空いた時間と公開時間がちょうど重なっていたため、不本意ながら鑑賞。
もちろん言うまでもないが、鑑賞中は好き嫌いといった
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.0

今日初めて観たのだが、衝撃すぎて連続2回鑑賞。私の人生で連続で同じ映画を観るなんて最初で最後だと思う。

一見すると子供たちが成長して大人になる、というだけのストーリーだが、ディテールへのこだわりが凄
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彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

3.1

雰囲気がとても好みだった。不気味な白黒のアニメーション、説明し難い絶妙な気持ち悪さは20年以上前の作品にも関わらず斬新だと感じた。
『おやすみプンプン』を彷彿とさせるアホっぽい猫の見た目もとても好きだ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

・2回目

1回目よりもだいぶ楽しめた。1回目の点数は2.0。
下にも書いてある通りストーリーが無いに等しく、キャラクターが生きても死んでもどうでもいい、と感じてしまい興味が0になってしまった。

2
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

まず初めに、私は新海誠が嫌いだ。
新海誠の作品が面白い、面白くないとかではなく、新海誠が嫌いなのだ。
面白い作品を作ろうとするのではなく、売れる作品を作ろうとするのが気に食わない。全員が70点くらいに
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プックラポッタと森の時間(2021年製作の映画)

3.6

雰囲気と音楽が素晴らしい。これでもかと自然の美しさを観せてくれる本作。上映時間16分という短さだが心が洗われた。
コマ撮りは特別褒めるほどの出来ではないが、雰囲気とマッチしていて味になっていると感じた
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

続編が今年に公開されるのと、評判が良かったこともあり鑑賞。
めちゃくちゃ面白かった。

私はアメコミは全く知らず、映画のスパイダーマンしか知らない。恐らく小ネタやファンサービスがふんだんに盛り込まれて
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猫の集会(2007年製作の映画)

2.1

1分にまとめるのは凄いと思うが、構成にやや問題があるのでは。
視聴者にストーリーを押し付けるような展開が好みではなかった。

猫好きのための映画なのかな、と思ったがいざ観てみるとそうでもない感じ。
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.8

前半は退屈に感じる部分もあったが、後半からは目が離せない展開に。

本作の肝であるホラーについては、30年以上前の作品と言うこともあり、「迫力に欠けるなー」というのが正直なところ。
しかし、ストーリー
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Doodlebug(1997年製作の映画)

2.9

荒っぽいところもあるが初監督作品、制作された時代を汲み取った結果なかなか良かったと感じる。特に音が良い。

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

2.3

インディ・ジョーンズの最新作が公開されると聞いて鑑賞。本作はシリーズ2作目である。
前作の方が圧倒的に好きだった、面白くない。

終盤のアクションは好きではなかったが、嫌いでもない。本当に普通。
問題
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.3

今が人生で1番若い。そんな当たり前に改めて気付かされた。
ずっとやりたかったこと、不安になって一歩を踏み出せなかったこと...
今からやろう、全部やろう。

今日この映画に出会えて良かった。

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.5

インディ・ジョーンズの最新作が公開されると聞いて鑑賞。本作はシリーズ1作目である。

「映画を観たなー!」という印象。ザ・映画だった。
流れはシンプルでわかりやすい。それなのにどんどん引き込まれ、夢中
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

評価が高く、周りの友人からもうるさいほど勧められたため鑑賞。
難しい言葉や深いレビューなんていらない。ただただ面白かった。

戦争を体験したことがない我々は、歴史の教科書が戦争を理解するための主なツー
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

予告編を観た時からあまり惹かれなかったが、何やらアカデミー賞最多ノミネートらしく、軽い使命感に駆られ鑑賞した。

本当に料金分、上映時間分だけの価値がある作品だと感じた。それ以上でもそれ以下でもない。
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

2.2

『ジュラシック・パーク』を観たことがなければ『ジョーズ』も観たことがない私でも、スティーヴン・スピルバーグの凄さは知っている。映画を普段観ない人でも名前は聞いたことがある、という人がほとんどだろう。>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.3

評判が思ったよりも悪く、期待はしていなかったが、せっかく観るならとドルビーシネマで鑑賞。

映像美は映画歴代トップクラスと言うか、1位まであると思う。綺麗な映像を観ているのではなく、パンドラを観ていた
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.8

原作未読。5回鑑賞。

「漫画が有名だし観てみるか〜」くらいの感覚。近くの映画館で適当に鑑賞。
死ぬほど面白かった。

なんだこれ、めちゃくちゃ面白い。
私はアニメ映画には否定的になることが多い。面白
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バビロン(2021年製作の映画)

2.9

予告編を観た時から大いに期待していたが、私にはハマらなかった。

「はたしてこのシーンは本当に必要なのか...?」の連続である。これらの無駄なシーンを取っ払い、2時間半ほどに短くすればもっと観やすくな
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.1

ワンシチュエーション・スリラーは海底や飛行機、密室が多い印象。今作のような高所から降りることができない設定は珍しいと感じ鑑賞した。
出オチ感しかないこの設定で、どのように我々視聴者を満足させられるのか
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.3

一見するとアホらしく、「こいつら小学生かよ...」と冷めた目で観てしまいそうだが、不思議な感覚。どんどん引き込まれる。
物語は淡々と進んでいき、作中のほとんどが会話だけで構成されている。
表面だけ見た
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.1

ラストの畳み掛けがもう凄い。

何気ない会話から生み出された伏線と、登場人物1人1人のストーリーが見事に絡み合う。
とても綺麗で感動する映画だった。

ただ、ところどころ邦画っぽいと言うか、言葉が説明
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