にこぺさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

にこぺ

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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

現実味が無くてダメでした。
贅沢な金持ちや食通ぶった者たちを、真面目にバカにしたようなノリで最後まで行ったらよかったのに、シェフ当人たちが何故そこまで?

潜水艦クルスクの生存者たち(2018年製作の映画)

3.5

潜水艦ものにハズレなしとはいいますが、これはそういう類に入る潜水艦ものとは言えないかもしれません。
舞台はロシア、でもみんな英語で話してます。
沈んでしまった潜水艦クルスクを救助するのしないので、お決
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アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

4.0

走り回るアイダ。
そしてなんという徒労感。

ボスニア紛争のはなしです。
地元住民であり、国連職員として通訳の仕事をしているからこそ、悪い予感が確信に変わっていくのね。
こんなに必死で訴えているのに、
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恋人はアンバー(2020年製作の映画)

4.0

保守的な地域のようだし、性教育も笑えるんだけど、高校生はセックスのことしか考えてないのか⁈おばさんモードにどっぷり入ってる女の子たち、女の子をセックス対象にしか見てない男の子たち。この辺の描き方はどう>>続きを読む

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.5

2022年 配信鑑賞作品第2位
全編、無情感だけが漂う戦争映画でした。戦い方はそれしかないのか⁈と言いたくなるほど、一斉に走って突撃。そしてバタバタと死んでいきます。兵士は使い捨てと言わんばかりの扱い
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.5

思うところあってレビュー書き直しました。いいね頂いた方、ごめんなさい。
レスリー・マンヴィルが素晴らしい。「ファントム・スレッド」で知った女優さんです。ファントムでは冷たい感じの人だったのに、今回は幸
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

タイトルに惹かれ、絶対私の好物〜と決めつけたのがいけなかったのか?
小学校低学年くらいのカイヤが父親の暴力のすえ、自分一人が残されてしまいます。学校にも行かず自活。そして街の人たちに忌み嫌われる日常。
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.0

ちょっとしたコンサートで本作の曲を聞いて観たくなりました。過去に観たことはあるけれど、内容は忘却しておりました。
有名なひまわり畑を歩くシーンはラストシーンだと思っていましたが、違ってましたね。そして
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.0

日本の美容院とずいぶん違うので、ちょっとギャップにつまづいたかも。今やほとんどの美容院が予約制なので、こんなにわちゃわちゃ集まりません。
女だけなので、ヒジャブはとった状態です。花嫁になるメイクをして
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.0

予想通りの話でした。
バリの景色は素晴らしいです。

村の人たちから完璧に祝福されてると思ってるだろうけど、何かにつけて「やっぱり都会から来た人はダメね」と言われたり、「バリ語をちょっとかじったくらい
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息子の面影(2020年製作の映画)

4.0

な、なんという!
その瞬間の衝撃。
母親の気持ちを推し量ることなど不可能です。

誰もが貧しく、抜け出すために喘いでいます。行動力がある若者はなおのこと。
行方不明になってしまった息子を探して、母親は
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アムステルダム(2022年製作の映画)

-

昼食後に観たのがダメでしたかね。睡魔に襲われ、ハッと気づくたびに登場人物が増えてました。
ということで、役者が豪華、実話らしいってことしかわかりません(泣)
そうそう、ジョン・デビット・ワシントンの顔
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父、帰る(2003年製作の映画)

3.5

愛情表現、下手の極み。なんなんだ、この緊張感⁈
父ちゃんの目的なんぞ、もはやどうでも良かったんですね。私はそっちが気になってしまったけど。
それじゃあ、伝わらない。なんか言ってやれよ〜、ハグしてやれよ
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

5.0

IMAX鑑賞。これが公開されてから、もう20年も経っているのか〜と思ったら、何故か急に観に行きたくなりました。初回作から思えば良かったのにな。

ヘルム峡谷での戦いのシーンはやはり素晴らしい。敵ながら
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.5

彼女はどうしてこんなに耐えなくてはならなかったのでしょう?息苦しさがスクリーンから、不協和音の音楽からビシビシと伝わってきます。
ダイアナ妃の置かれている状況は周知のこととして説明なく話は進みます。冒
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ザ・コントラクター(2022年製作の映画)

3.0

クリス・パインが終始辛そうでした。
辛そうなんだけど、それがあまり伝わってこないんですね。まあ、納得できる理由なく除隊を命じられた軍人の気持ちなどわかるわけはないのですが。
借金は何でかさんでるのかと
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ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

4.0

とても老けてしまったマイケル。
何もかも因果応報ですね。
守ろうとすればするほど攻撃的になり、その反撃も大きくなります。
まさに慟哭とはこういう状態であろうシーンは、こちらの息が止まりました。

ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.5

ゴッドファーザーの地位を受け継いだマイケル、一方時代を遡って若かりしヴィトを辿っていきます。
勢いづいていくヴィトと孤独になっていくマイケルの対比が素晴らしい。
ケイの絶望感を推しはかり、フレドの情け
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

ドラマ「The Offer ゴッドファーザーに賭けた男」の前後に分けて観ました。
このシーンはあんな裏側があって撮影されたのかと思うと、どのシーンも愛おしくなってしまうから不思議です。
コレをきっかけ
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ニューオーリンズ・トライアル(2003年製作の映画)

3.5

たまたまWOWOWで放送中でした。裁判物ですが、弁護士ではなく陪審員をどう選ぶか、どう操るか。
WOWOWドラマ「ブル」を時々観てますが、コレがまさにこんな話。陪審員を受け入れるか拒否するかというとこ
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LOU ルー(2022年製作の映画)

3.0

アリソン・ジャネイにアクションさせちゃうんだ。お顔がキツいから設定的にはピッタリなキャスティングですね。
そりゃさぞかし辛かったろうにとも思うし、何でもかんでも母親のせいにされてもなあとも思うし。いい
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13人の命(2022年製作の映画)

4.0

すごい作戦だったんだ〜。
当時ニュースで助かってよかったね〜くらいにしか思ってなかったのでした。
サッカーチームの13人が洞窟に入って行くのを見せた後、潜水チームが発見するまで彼らを一切見せないのは効
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

いやあ、よくわかんない映画でした。わかんないけど妙に緊張感がずっと張り詰めてて、無表情なはずの羊や猫が何か言おうとしているかのような不気味さ。
眠くはなりませんでしたが、一体話がどこへ行こうとしてるの
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渇きと偽り(2020年製作の映画)

4.0

珍しくオーストラリアの映画で、なかなか面白いミステリー作品でした。
広大な農地が広がる田舎町で、1年近く雨が降らない環境下、土地も渇き、人間関係もギスギスしてる雰囲気。
一家心中事件をきっかけに、故郷
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番場の忠太郎 瞼の母(1931年製作の映画)

3.5

活弁士、坂本頼光さんによる本作を鑑賞。いやあ、新鮮でした。
40人くらいでいっぱいになってしまうような小さな会場で、マイクなしでの活弁でした。ただマイクはなくても、声がしっかり出来ているので非常に迫力
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.0

スーパーマンの別バージョンですかね。
地球人じゃないから、愛の質が違うのかもなあ。たっぷり愛情注いでも、受皿が違う感じでしたね。
ブランドン役の男の子、冷たい感じがなかなかよかったです。

アマプラの
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君を想い、バスに乗る(2021年製作の映画)

4.0

トムの危なっかしい足取り、満身創痍の状態なのに、目的を達成するための熱意には心打つものがあります。
バスを乗り継いでスコットランドからランズ・エンド(イギリスの南端)へと向かいます。
危なっかしさ80
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

子どもがすくすく育っていくって、普通幸せなことなのに、常識のスピード超えると、こんなにも恐ろしいものなのか😱
どんどん歳をとっていく。なんで?なんで?といっているうちに、1人2人と死んでいく。
面白い
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.0

トム・ホランドはスパイダーマンキャラのまんまじゃん。
「インディジョーンズ」「ナショナル・トレジャー」「ジャングル・クルーズ」「トゥームレイダー」な感じの冒険活劇。アクションも盛りだくさんで、劇場だっ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

東京から京都行きの新幹線にいろんなヤカラが乗り込んでて、ドタバタやっててそれはそれで面白いのですが、それぞれのキャラクターの過去が紹介されるたびに新幹線内の話のスピード感が失われてしまうのが残念ですね>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

わけわかんないけど、面白かった〜!
何か書けばネタバレになりそうなので、迷ってる人は観に行きましょう。
空気でピロピロ動く人形?の使い方に目を見張ったよ⁉️

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.0

あれ?デヴィッド・ボウイのスターマンは予告編だけだったの?
具体的にどこということは出来ないけれど、ストーリーのあちこちに既視感を感じました。トイストーリーにおけるバズの空回り的な責任感は本作でも感じ
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スワンソング(2021年製作の映画)

3.0

実際にいた人なんですね。
年老いていく自分と、過去の自分や失った人たちと折り合いをつけていくロードムービーな感じ。よぼよぼしながら、スウェットからスーツに変身していき、思い出したり会話したりと楽しめま
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.0

なんとなく大味な感じのアクション作品でした。
確かに救急車は爆走しているんですが、追ってるパトカーが勝手にクラッシュしてるように見えるのは何故?暴走する救急車とパトカーと障害物の位置関係がよくわからな
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隣の影(2017年製作の映画)

3.5

嫌な気分になりたい時に、ぜひお勧めしたい作品でございます。
木が伸びすぎてると隣人に言ったところから始まり、嫌がらせの応酬でどんどんエスカレートしていく様は胸糞悪くなること請け合いなし。寛容だった人も
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たちあがる女(2018年製作の映画)

3.5

いくら志が高くても、破壊行為はダメだろう。ということを抜きにすれば、楽隊3人とウクライナ民族衣装のコーラス3人の演出がなかなかいいんです。冒頭ドラムとチューバとオルガンが登場したときには、ビリビリっと>>続きを読む