にんそくさんの映画レビュー・感想・評価

にんそく

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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

劇中に監督のいろんな分身キャラが出てきて笑える。観た後もっとクサクサした気持ちになるんかなと思ってたら普通にロマンチックな方のウディ・アレン映画で良かった。常にプリプリした態度のセレーナ・ゴメスめちゃ>>続きを読む

ヴァスト・オブ・ナイト(2019年製作の映画)

4.8

全く新しいセンスの塊に出会えて俺は感動した。まじで出だしから釘付け。クールで茶目っ気があって面白くて刺激受けまくり。一応SFで50年代の電話交換手のオタク気質な女の子とローカルラジオ局DJのコンビもの>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

男女であれこれ大変なことが起こるが、そんなことより主人公が本当に心の底から嬉しさを噛み締めるのってラストシーンで自分の本が出来上がった時で、それがまじで堪らなく良い。自分の作品が認められて世の中に放た>>続きを読む

オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.6

まじでシャーリーズセロンが男前。
あと最終決戦のチーム連携ガンアクションが心底惚れぼれする。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

-

ジャームッシュさんは昨今のゾンビブームとすぐウンチクを語りたがるオタクたちに心底嫌気が差してそう。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.3

自分はあまりハマれなかった。終始テンションが上滑りしてるように感じてしまった。

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.0

終始「わ〜、マジか…でもたしかに、そりゃそうだよな…」と気づかされっぱなしでめちゃくちゃ見応えあり。

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

軽い気持ちで見始めたらとても良くてびっくりした。思春期に「この人のことを理解できるのは自分だけだ」みたいな気持ちになるのは性別問わず尊い。あとお父さんがとても良い。
ネトフリにて。

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.3

見所はサラコナーが西部警察のコスプレをして腰の位置でショットガンを撃つシーンだけです。

ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

3.8

時代に取り残されてる頑固なおっさん二人が主人公の映画は良い物です。ボニーとクライドを追う話。ネトフリにて。みんな見ましょう。

スローターハウス・ルールズ(2018年製作の映画)

3.7

イギリスのこういう不良というか悪ガキっぽいノリの映画が好きだ。期待の若手がたくさん出てるし、サイモンペッグとニックフロストもでてるし、その他ちょい役に意外なキャストもいて、見応えあり。アマプラにて。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

こちら側の世界では悪いことでも、あの閉ざされたコミュニティでは良いことになっちゃうので、こちらの世界で悪い出来事が重なりまくって辛すぎた主人公はそれらが全部ひっくり返って、笑顔になれて良かったですね。>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

お正月とかにやるとても豪華な2時間ドラマを観たような感じ。
ご都合的な部分もあるが、理屈より美意識を優先してるのがビシビシ伝わってくるのでよし。
観終わった後良い気分になる映画。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.8

この映画に出てくる心優しい大人たちは皆何かしらのマイノリティで、そんな人たちだからこそ怪我をしてマイノリティ側になっちゃったジョジョ少年の気持ちを理解して親切にしてくれたんだなぁ、ということに見終わっ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

したたかで打算的な人がたくさん出てくるけど、じゃあ誰が悪いのかと問われると本当は誰も悪くない、ので堪らない。全員その立場なりに頑張ってるだけなのにあんなことになる、ので堪らない。ポン・ジュノ作品史上一>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

ほんとこの監督は不穏な空気を撮るのがうまくて気づいたらすごく嫌〜な空気に包まれてる。
窓一面自然光で満たされてるけどかえって部屋の中に濃い影を落とす感じ、嫌だわ〜(褒めてる)。あとあの終わり方、すごく
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

主演二人の素晴らしさだけでなく、あの地団駄踏んだとこを指摘されるシーンとかそういう細かい良さもたくさん詰まってて、辛い気分になるだけじゃなくて映画的な気持ち良さに満たされてる。夫は舞台畑の人だからか打>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

-

予告編にもある、ファルコン号の噴射を受けてマイケル・ジャクソンみたいに斜めになって踏ん張るカイロ・レンの演出とか、ああいうところはJJやっぱ流石だなと思いました。

終わらせるならまぁ、そうっすよねっ
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

3.2

シャアとアムロの物語がこんな結末を迎えるなんて知らんかった…ていうかニュータイプ軒並み不幸やんけ…

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.7

配信メインの作品だからこそできるじっっくりとした時間の使い方。そして間延びさせないジジイとジジイとジジイの演技がすごいし、それを撮るジジイはやっぱりすごい。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.2

能力者同士の闘い方のロジックがめちゃ丁寧に描かれていて、それがあのホテルの登場理由にちゃんと紐付けられていて感心した。しかもそこで主人公の遅れてきたイニシエーションも行われていてかなりグッときた。
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.9

このシリーズはとにかく明るいので良い。ジェシー・アイゼンバーグのライトサイドの早口演技になんだか懐かしい気分になった。新キャラ勢の中ではロザリオ・ドーソン演じるネバダ姐さんのガンマン撃ちかっこよすぎで>>続きを読む

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.2

冒頭の、街が一つ飲み込まれるまでが一番見てて気持ち良かった。

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

4.0

ジェシーは成長したんじゃなく、ただただしっぺ返しで痛い目見まくったからこそ、やっとこの最後を迎えられたんですね。
ブレイキングバッドの幕引きとして素晴らしい出来なんじゃないでしょうか。

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.6

フェチ映画として独特な進化を遂げていてストーリー部分がどんどんどうでも良くなっている感じがすごい。キアヌが楽しそう。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

滅入って滅入って高揚感。覚醒後の高揚感のために滅入った甲斐がある。パトカーから嬉しそうに荒れた街を見るのはジョーカー名物か。
最後の白い部屋はピュアな男がよりピュアに、混じりっけなしの存在として完成す
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アス(2019年製作の映画)

3.7

「怖い」より、不安になる描写の秀逸さ、かっこよさ。ストーリーは置いといて、象徴的なシーンが異様にキマッててそれがこの映画の肝な気がする。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

5.0

いったいどこまでが夢想か、じゃなく信じたものが現実なのだな!彼の場合は。
危険だしロマンチック。デニーロって素晴らしいな。

アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.3

宇宙飛行士が自分探しの旅をする場合、太陽系の果てまで行かなきゃいけないのか…地元で何日か過ごす程度ではダメなのか

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.9

ジャパンプレミアで一足先に鑑賞。あの子たちのその後を丁寧に描くため、長くなってたがちゃんと見応えあり。しかもその丁寧さっていうのが「嫌な表現」にも存分に発揮されてて良い。カメオ出演からホラーオマージュ>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

コテコテゆえに成り立つ面白さの、ギリギリのラインをとても上手に突いてる印象。きっつい印象だけで終わらさない感じ。さすが役どころを広く司ると書いて役所広司。

孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.6

ピーター・ディンクレイジとエル・ファニングが、なんか中2感のある世界観の中に収まってるだけでなんかいいよねってっていう。ビジュアルを楽しむのだ。