niijiifoxさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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ブロンソン(2008年製作の映画)

3.0

この監督ドライブ以外のはいまいちハマらないしむしろ苦手な作品多いんですがこれも観ました。なかなかおもしろかったです。が、器用だし映画とるのうまいんだから、ひたすらかっこいいとか、猛烈に怖いとか、アホす>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.3

ゲットアウトもそうだったけど終盤に向かって怒涛の勢いでアクションぽい描写でオチまで持ってく展開のセンスがシャマランなんかのセンスと比較するとどうもハマらず。そしてこれもゲットアウト同様、前半の不穏な空>>続きを読む

ゲットハード Get Hard(2015年製作の映画)

3.1

モヤモヤしてたのでくだらない映画が見たくなった。ウィルフェレルの顔芸と台詞回しの技巧でなんか救われた気分になりました。アホな映画を作ってくれてありがとう。

あん(2015年製作の映画)

3.6

日本の郊外あたりの何気ない町並みや街路樹や夕日の美しさを撮れるすごさ。いやあ、すごいなー。コロナで家に籠もりがちだからか、こういう親近感のある当たり前な日常の美しさが淡々と流れるだけで目頭がつーんとす>>続きを読む

抱きしめたい(1978年製作の映画)

3.6

ビートルズの話。すごく好きです。さすがロバート・ゼメキスという感じでキャラクターも店舗も軽快で心地よい。特に後半からエンディングまで高揚していく感じはBTTF的

マーウェン(2018年製作の映画)

3.4

フィギュアシーンがちょっと長めであれですが、ゼメキスやっぱり好きです。押し付けがましくないし説教臭くもない。鑑賞後の余韻がいい感じです。

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.2

治安悪化で荒れ果ててく町並みやワクチンの奪い合いなどのドラマチックな描写よりも、前半の淡々と拡がってバタバタと息絶えてく感の方がいまの現状を体感してる我々にとっては生々しく恐ろしく興味深い

アリスのままで(2014年製作の映画)

3.7

何気ないと思ってた日常が当たり前なんかじゃなくて素晴らし日々だったんだなー、って思わせる世界情勢の中、家に籠もってこれを見たタイミングがドンピシャにハマった

イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソンのロイヤルテネンバウムズと天才マックスを足して二で割ってもっと現実的なテーマに落とし込んだような話だった
結構すきだった

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.4

今の日本の福祉を考えると障害者手当やら生活保護やらのライフラインがあるからあそこまで堕ちる手前でなんとか踏ん張れそうかな、とかは思うけど、そういうのは置いておいて映画として普通に面白かった。笑えるとこ>>続きを読む

Doglegs(2015年製作の映画)

3.1

各出演者達の関係性が見え始める中盤あたりからグッとおもしろくなる。レスラーとその家族の話なんかが特に興味深くて良かった。

恋愛社会学のススメ(2009年製作の映画)

5.0

この監督やはりやばい。男女の微細な感情のゆらぎを描くことができ、そのドラマがすごく繊細で美しい。何気ないやり取りの幸せやら、相手に求めてる答えのズレから湧き出る不安や寂しさ、そこを無意識的にカバーされ>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.3

スパイダーマンのコミック的ないい感じの緩さと、人間臭くてなんとなく憎めない悪役もなかなか魅力的で、特に中盤が見てて楽しかった。シリアスでクールなスーパーヒーロー達のシリーズが超派手なバブルとして弾けた>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.6

ラース・フォン・トリアーの鬱っぽさが苦手だったんですが、予告編のポップさを見て今回は興味が湧いて鑑賞。
食べたときの食感も、食後すぐの後味も結構悪いんだけども次の日くらいになると、あの食事は変わった味
>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

熱い演技。悲しみのどん底で人生を歌い上げる感じも。なかなかしんどくて切なかった。何に怒っていたのか、ムカついていたのか、すでにそこじゃないところで争っているけど、本当はちゃんと話し合わなかった何かしら>>続きを読む

夏をゆく人々(2014年製作の映画)

4.1

最初の数分でなんとなく変わった家族構成が見え興味の湧くような薄暗く狭いショットが続く。それとの対比でか、次のシーンでは美しく明るい景色が広がる。美しい自然。どん臭く見えて実はオシャレで明るい服装。そう>>続きを読む

メタルヘッド(2010年製作の映画)

4.4

なにこれ。くそおもしろい。不条理な感動。なんとなくスイス・アーミー・マン思い出した。でもこっちのほうが俄然好き。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

静寂と悲しさと美しさと睡魔と共に、映画が進むに連れ時間感覚はあやふやになっていく。過去、未来、輪廻、そのへんはもう夢のようにふわふわと心地よかった。

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

2.9

なんとも不思議な空気感と距離感の映画でした。この感じで西部劇だったからテーマがわかりにくくなったのかな。映像きれい。ジャック・オディアールてだいたいこんな感じだったかも、という気もする。ゴールデンリバ>>続きを読む

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.4

最盛から終焉まで。内容は違えど最後の悲壮感はスコセッシが色々言ってたエンドゲームに若干似てるように思える。スコセッシとデニーロが作り上げた数々のマフィアムービーの総括と終わり、という感じがして悲しい。>>続きを読む

失くした体(2019年製作の映画)

4.2

音楽がいい。角度がいい。冷たい空気感の表現がうまい。全体的に好き。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.3

フザケてるけど勢いがあってどんどん突き進む感じ。サム・ライミの死霊のはらわたシリーズを思い出した。でも恋愛色がかなり強くてキラキラが過ぎるのでもうちょっと怖くてグロいと尚良かった。

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.2

劇中でも作品名が出てきたけど恋はデジャブなどのタイムリープ系の名作などには負けるとしてもなかなか面白かった。爆発的にヒットしたJOKERのように過去のタイムリープ作品を引用させたりして映画ファンをニヤ>>続きを読む

ザ・ヒストリー・オブ・アメリカン・コミックス(1989年製作の映画)

2.5

真面目な映画で出てくるコミックは知らない作品ばかりだったので勉強になった。かと言ってこれみたい!て思えるようなコミックに出会えたかといえば特になし。未見のコミックの魅力があまり伝わって来なくて残念。知>>続きを読む

人生スイッチ(2014年製作の映画)

4.2

なにこれめちゃくちゃおもしろい。短編オムニバス形式の映画ってあんまり面白くないのが多いけどこれは相当面白かった!

お引越し(1993年製作の映画)

3.3

相米監督作品というものをはじめてみました。橋のところでドロンするときの効果音。一人さまよう暗闇。

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.5

悲しいけど人生の美しい瞬間を切り取ったような映画だった。特に中盤からどっぷり好きな感じだった。イーサン・ホークがかっこいい。

永遠の僕たち(2011年製作の映画)

2.8

男も女も生も死も、若くて美しいだけでキラキラする。ガス・ヴァン・サントの映画ってこんなだったなーと思い出した。

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

3.3

大人のコメディて感じで、ふふふっていうシーンがたくさん。父と息子の話が軸で、豪華俳優陣出演してて飽きずに見れた。

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.8

前半かっこいいしおしゃれ、すごいセンスを見せられる。高揚感はリンチのインランド・エンパイアのエンディング並み。後半への切り替えもまたアホほどオシャレ。後半、クソバッドトリップを疑似体験できる。悪夢感は>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.3

なんとなく観る気にならない映画だったけど観てみたら、想像通り、つまらなくはないけど目新しさも特にない感動映画だった。主人公サルーがたまに全盛期の岡村靖幸に見えて応援したい気持ちが昂ぶった。

早春(1970年製作の映画)

3.3

日本版でパッケージ化されてないけど長いこと映画ファンに愛されてる作品て、どこか似てるものがおおい気がする。大傑作とか、超大作じゃなくてふんわりとした佳作ぽい作りで、ストーリーテリングはそんなにうまくは>>続きを読む

藍色夏恋(2002年製作の映画)

3.5

カメラワークも配役とかも良く終わり方も良いですね。キラキラし過ぎず好きです。もうちょっと掘り下げても良かったかなとも思うけど、このコンパクトな長さもまた魅力かもしれない。青春といえば失恋。夏。自転車。

ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

4.2

これを見るまでもっとイメージ固めでキャラクターを作りこんでる人だと思ってたけど、すごく自然体だし、いわゆるパンキッシュな人で感情の起伏が激しく、そういうのもどんどんと外に出しまくるような感じなんだと勝>>続きを読む

ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

3.0

明るめの人間讃歌系映画かとおもいきや、日影に生きる人の影の部分をエグめに描写したり、決して明るくない作品だった。でもそれらの映像が美しい。ストーリーは特にあれだけど、なんせ映像が素晴らしい。盲人の世界>>続きを読む