niijiifoxさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.2

最近は切り口勝負の雰囲気ホラーの視聴が多かったので、久しぶりに正統派ホラーを見た感じ。クリーチャーの気持ち悪さやキッズ達が予告された死に翻弄されるファイナルデッドコースター的な脚本など、なかなか楽しい>>続きを読む

グリーンバーグ/ベン・スティラー 人生は最悪だ!(2010年製作の映画)

3.8

ノア・バームバックの過去作を少しずつ追っている流れで鑑賞。

これもすごい好きで、それはなんでなのかといえば、誰かと出会ってから、その後のいろんな繊細な感情の移り変わりを描いているからだと思います。
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.1

魅力的なキャラクターたちとノリの良いBGM。スピード感あふれる展開で最後まで楽しいです。

監督は女優のオリヴィア・ワイルド。イーストウッド監督のリチャードジュエルに出てますね。

今までにも卒業パー
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.7

ぼくが初めて映画音楽を単体の作品として意識したのは、なんといってもトゥルー・ロマンスのメインテーマで、タランティーノ作品(脚本)初体験というのもあってか映画自体もよかったけれど、オープニングであの音を>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.6

北欧映画ということと日本用パッケージデザインから、薄気味悪い変な映画なんだろうなくらいの雰囲気しか知らない程度の情報以外なにも知らずに鑑賞。

オープニングクレジットの監督名がAliだったので、中近東
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.6

この映画では1966年のライブ活動休止まで(アイドルぽい人気バンド的なスタートから音楽性をとことん追求するスタジオバンドになるところまで)をメインに描かれています。
ビートズルが偉大なのは音楽はもちろ
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武士の献立(2013年製作の映画)

3.0

長旅から戻ってくるたびにその人の顔が泥だらけになってたり、朗らか場面でのカラス、雀、カモメなど鳥の鳴き声、クラシカルなBGM、ちょっと大げさな演技など、演出が細部まで暑苦しかったりはしますが、包丁侍と>>続きを読む

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.3

ソーシャルネットワーク、マネーボール、スティーブジョブズなど面白い映画の脚本を担当しシカゴ7裁判も評判のアーロンソーキンが監督したモリーブルームの半生を描く自伝的ストーリーの映画

前半は早いカット割
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.1

韓国映画によくある、いたぶるシーンとかでのヘラヘラ笑い多すぎ
悲壮感や親子愛が若干脂っこい
アクションシーンでの会話がくどい
など気になったけど
脚本が良くアクションシーンもかっこいいので楽しく観るこ
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ヴィランズ(2019年製作の映画)

2.2

「見る前」
ポスターデザイン:面白そう!
「映画」
始まり方:つまらなそう
序盤:ん?これはおもしろいかも
中盤:うーん
終盤:うーん
ラスト:いやいや、それは流石に

いろいろやりたいように転がして
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みかんの丘(2013年製作の映画)

4.2

とうもろこしの島を観て、それと対で語られることが多い印象のあった今作を視聴。

戦争の悲惨さを映し、反戦的なメッセージの込められた暗く重い映画を想起させるパッケージデザインとタイトルだったので、そこま
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バンカー77(原題)(2016年製作の映画)

2.9

映画作品としては、まあまあでした。
題材のキャラクター推しで進める映画でしたが、そもそも彼のことを知らなかったのもあってか、この映画に出てくる数々のエピソードを聞いても人として魅力的に思えず、どちらか
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.7

近年のイーストウッド監督作品同様、スピード感のあるカット割りでテンポよく、ドラマチックに演出しすぎないしっとりとした深みのある良い映画でした。

実際の事件を元に、市民の勇気や善意の行動を讃えるスタン
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続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

3.8

Amazonからボラットまさかの続編。
前半はギャグがはまらず、これはだめかなという雰囲気もあったんですが、中盤以降コロナネタが中心となってから面白味が増し、終盤怒涛の巻き返しが圧巻でなかなか最高な部
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.9

監督としてのグレタガーウィグのレディバードからの成長がすごいですね!
豪華俳優を揃えた大作にも関わらず空回りもせず、どっしりとしてて、とても面白い映画になってました。

女性陣はみんなキャラ立ってるし
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とうもろこしの島(2014年製作の映画)

2.8

おじいさんと少女と軍人のみ出てくる寓話的な映画で絵本のようでした

途中からハッピーエンドじゃなくてもいいので少なくともバッドエンドではありませんように、と願いたくなるほど世界観が心地よかったです
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サラダデイズ SALAD DAYS(2015年製作の映画)

3.6

70年代から90年代までのDCハードコアシーンの歴史がよくわかる。
知らないことばかりですごく面白かったのでハードコアパンクに限らずこの時代の洋楽が好きな人は見るといいと思います!

12歳の時にすで
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

2.5

先住民がどういう意図や差別をして、捉えた人間を助けたり食べたりするのかの解釈を色んなレビューを読んでなるほどな、とおもったり、80年代B級スプラッター映画がモチーフで、というようなレビューを読んでふー>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.7

へレディタリーがしっくりこなかったのでこの作品もどうなんだろうという感じで見てみましたがやはり面白さがわかりませんでした。
感性が鈍ってしまったかのようにほとんどピクリとも刺激されず。
ちょっと笑える
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聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.9

シーク教の聖地アムリトサルにある黄金寺院では毎日10万人分もの食事を無料で提供し続けているという。
圧倒的な規模の食料を提供する無償労働者たちとそれを食べる人々が淡々と映し出されたドキュメンタリー映画
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.2

駄作感漂うパッケージながらアンリー監督という事で鑑賞。
アンリー監督のモロバレ上等なCG使いは嫌いじゃくて、オリジナリティ優先の映像が寧ろ好みなので、今回のアクションシーンも楽しかったし、特にバイクで
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聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅(2011年製作の映画)

1.5

興味深いテーマだったが演出が過多気味で監督の主張が強く自分自身の姿を映しまくってるインタビューメインのドキュメンタリー映画ははあまり得意ではないため今作もはまらず。

特に気になったのは後半に監督の趣
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片桐はいり4倍速(2009年製作の映画)

2.5

辛酸なめ子が関わってるというのを知って鑑賞。

以前から彼女のスピリチュアルネタが個人的にはツボだったのでこれだけでも満足でした。
板尾のやつも面白かったです。が4作品とも品質的に映画作品というよりは
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パンク・シンドローム(2012年製作の映画)

3.8

Fugaziのドキュメンタリーを見て、VHSテープを巻き戻せのデビッドRockネルソンにやられた流れでアウトサイダー系のこの映画をチョイスしましたが最高でした。

多分フィンランド製ドキュメンタリー映
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VHSテープを巻き戻せ!(2013年製作の映画)

3.5

面白かったです!
週末をワクワクしながらレンタルビデオ屋に通った経験がある人なら、そういう話を映画ファンの仲間とキャッキャ言いながら話している気分になれて、ほとんどの話に共感できると思います。
色々懐
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INSTRUMENT フガジ:インストゥルメント(2003年製作の映画)

3.3

イアンマッケイの禁欲的思想や非暴力なスタンスと、ハードコアというよりもポストロックぽいFugaziにハマった時期がありました。
リアルタイムで聞いてこなかったし、もちろんマイナースレットもほぼ知らない
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コンカッション(2015年製作の映画)

3.2

私は若い頃から格闘全般の観戦が大好きなのですが、最近になってテレビ放映時の実況解説者たちが「今晩は是非KO決着がみたいですね〜」「さぁ、最終ラウンドに仕留められるか!?」などの興奮しながらの無自覚そう>>続きを読む

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

3.7

スリービルボードも同じような雰囲気があったけどマーティンマクドナー監督の今作品もアンバランスに重心が定まらないままグラグラと突き進み、予定調和をことごとくぶっ壊し続ける展開に酔いながらもその世界観が何>>続きを読む

アリバイ・ドット・コム カンヌの不倫旅行がヒャッハー!な大騒動になった件(2017年製作の映画)

2.6

フィリップラショーなので観てみました

難民やロマネタなど際どいギャグ、有名どころの映画パロディもあって楽しかったけれど他のフィリップラショー作品に比べてかなりパワー不足でギャグも少ない小粒な印象です
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ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

3.8

迷惑をかけたくない、他人に頼りたくないという気持ちの強さは生きた時代も影響するのでしょうか
生活を助けてくれるような家電もあるし通販のようなサービスもある
80歳を超えた監督のご両親である老夫婦がそれ
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フリーソロ(2018年製作の映画)

4.8

ヨセミテ国立公園のエル・キャピタンを前人未踏の命綱なしフリーソロに挑戦するアレックス・オノルドのドキュメンタリー映画。
監督は「MERU」ジミー・チン(夫婦)。
たしかに無謀な挑戦ではあるけれど、1年
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チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密(2012年製作の映画)

3.6

邦題は確かに酷いけど、大した映画じゃなかったらひどい邦題でも特になんとも思わないだろうから、それに腹をたててる人が多いということでいかにこの映画に感動した人が多かったかがわかる

世間から遠ざかった所
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真夜中のパリでヒャッハー!(2014年製作の映画)

3.2

次作よりも控え気味ではあるけれど、その瞬間が楽しく笑えれば良し!という精神で突き進んでく悪友達に翻弄されながら次々と起こる問題をやり逃げしていくドタバタ劇は変わらず面白いし最終的にエンドロール手前の出>>続きを読む

世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

3.7

シティーハンターの笑いのセンスが結構ツボだったのでフィリップラショー映画のこれを観賞
くだらないシーンのためにお金のかかってそうな技術レベルの高いvfxを多様する感じが好きでした
空や崖からの落下シー
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アップグレード(2018年製作の映画)

3.2

レビューの評判がいいので観賞しました

大作じゃない場合ショボくなりがちなSFアクションサスペンスだけど今作は明解な脚本でコンパクトに仕上がってて楽しかった
オチもいいですね

まとまりよくて特にいう
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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

3.3

停戦直後のボスニアあたりのバルカン半島が舞台の映画で、プエルトリコからボスニアまでいろんな国の俳優が出てるスペイン人監督の映画という時点でなんかがちゃがちゃしてて楽しい

デルトロとティムロビンスの会
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