HarukaNakazawaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

HarukaNakazawa

HarukaNakazawa

映画(1324)
ドラマ(0)
アニメ(0)

フォトグラフ ~あなたが私を見つけた日~(2019年製作の映画)

3.2

タイトルから甘々なラブロマンスかと思った避けてたけど、寡黙な男女のぎこちない心の交流×村からやって来たパワフルなおばあちゃんを楽しむ映画だった。慣れない屋台のご飯食べたら、やっぱりお腹壊すんだなぁ。>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.6

ダイヤモンド⭐︎ユカイ演じる失礼なディレクター×仕事が雑すぎる通訳に胸がキュッとなったかと思えば、病院でのおばあちゃんとの謎のやり取りでほっこりしたり、ディスコミュニケーションの面白さを味わえる。後ろ>>続きを読む

WASABI(2001年製作の映画)

2.7

ジャン・レノと広末涼子を観る映画。当時東京で遊んでた世代ならもっと面白く観れるのか?広末涼子のフランス語が上手。

ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.4

偶然に原因を見出そうとしても仕方ない、と統計学者が悟る話。シュールな間と、それぞれに凹凸のあるキャラクター達がポイント。坊主のマッツ・ミケルセン初めて見た。

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

エロイーズが追い詰められていく様を、何も知らない先生はデザインを生み出す苦しみとして捉えるのが面白かった。「イギリスはどこの家でも人が死んでいる(古い建物が多いので)」とはいえ、多すぎる…笑

搾取さ
>>続きを読む

(1975年製作の映画)

3.5

インド式西部劇。若き日のアミターブ・バッチャン、松田優作みたいな雰囲気あるね、こりゃかっこいいわ…。いつもは明るくおしゃべりなバサンティが、ガラスの破片を踏んでまでも踊り続けるシーンはぐっとくる。ガッ>>続きを読む

ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.4

実際の事件とは設定が異なるけど、銀行強盗と仲介役のシチュエーションは同じみたい。ビアンカの夫がニシンを調理せず、冷凍食を子どもに与えた事に対するがっかり感、なんかわかるわ...。最後の母から子への手料>>続きを読む

ドーナツキング(2020年製作の映画)

3.6

ポル・ポトによるカンボジア内戦と、テッド・ノイが助け・助けられた移民達の人生が重奏的に紹介される。2世達がドーナツショップをどう受け継いでいくかまで描かれていて面白かった。今はシンプルな家族経営による>>続きを読む

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.6

今の世相を反映した美しいアレンジだった。実在する国や地域を台詞に取り入れてるから設定に違和感を感じるものの、パラレルワールドだと思えばあり!
字幕版はハリー・ベイリーとメリッサ・マッカーシーの歌唱力が
>>続きを読む

囚人ディリ(2019年製作の映画)

3.4

囚人ディリの義理堅さがブレないストーリー展開が気持ちいい。隊長の無理矢理なディリ&仕出し屋の兄ちゃんの巻き込み方、日本にいる自分からしたらかなり横柄に見えるけど、インドの警察像からしたら違和感ないのか>>続きを読む

ラジュー出世する(1992年製作の映画)

3.6

この映画のダンスソング全部好き!牧歌的なダージリンの風景から、90年代前半のノリ全開なラジュー&レヌのシーンまで、ずっとニコニコしちゃう。アメリカ帰りのサプナが、サリー着てなかったり手食に戸惑ったりす>>続きを読む

エル プラネタ(2021年製作の映画)

3.6

地に足ついてないような、借金を抱えた母娘。お菓子や果物で飢えを凌ぎ、まだ止まっていないカードでモールに行くなど。
あの店番してた男の子のスタイリングは、アレキサンダー・ワンを下敷きにしてるのかな?実際
>>続きを読む

マニカルニカ ジャーンシーの女王(2019年製作の映画)

3.5

カンガナー・ラーナーウトの女王然とした貫禄とかっぴらいた目力が見所。少女時代から晩年にかけての変化はメイク、特にチークによる所も大きい。
インド映画では添え物になりがちな女優が堂々と主役張ってるのもそ
>>続きを読む

燃えよスーリヤ!!(2018年製作の映画)

3.5

私はこのギャグセンス好きだった。空手マンがミカンの汁で目潰しするタイミングも、合いの手みたいでテンポがいい。スーリヤの回し蹴りめちゃくちゃ綺麗なんだよな〜。ジャージVSサムライの雑なリングネーム(?)>>続きを読む

オール・ザット・ブリーズ(2022年製作の映画)

3.7

三兄弟の保護活動に焦点を当てながら、生活に入り込んでくるインドの諸問題を映したドキュメンタリー。インドにおける現在のイスラム教の立ち位置、作り出される障壁など。

ブラフマーストラ(2022年製作の映画)

3.5

冒頭のシャー・ルク・カーンのアクションが1番好き!煌びやかなオーナメントや壁面装飾がある吹き抜けの中を、ハヌマーン(だよね?)の力で跳躍するんだから、他のブラフマーンシュよりも華やかになるよね。
イン
>>続きを読む

ガンジスに還る(2016年製作の映画)

3.6

3世代の心の交流。解脱を迎える家で「今の人はすぐありがとうと言い、すぐ謝る」みたいな事をヴィムラおばさんが言ってたが、彼女の世代はどういった応答・思考がベーシックなんだろう。おじいちゃんが息子よりもフ>>続きを読む

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.7

設定から「青いパパイヤの香り」を連想したけど、これはインドの話。おそらくベトナムよりももっと出自・信仰(土地の風習?)の違いが如実にあるが故のジレンマが辛い。離れたからこそ名前を呼べるようになるの、今>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

2人でベロベロに酔いながら足踏みダンスするシーン、その束の間恍惚とした時間が1番印象深かった

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

ラストで遂に踊るマッツ・ミケルセンの身のこなし、流石のカッコ良さ。多分、研究の体裁を取ることで飲酒の罪悪感をなくしてるんだよね(あんな適当な研究ないのでは)。キルケゴールを引用して人生の再構築を示唆し>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

アイスランドの雄大な風景が楽しめる。ラスト結構力技に感じたけど、姿をバーンと見せる必要あったかな?コメディ味を感じた。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

ブラピが髪結ぶ瞬間、とんでもなくカッコいいな〜。前半は「若くて可愛らしい女の子」へのステレオタイプが肝、後半は別の時間軸で生きてそうな長老のターン。芝居がかった台詞回しもトンデモ日本描写もわざとなんだ>>続きを読む

イエス様 マリア様 ヨセフ様(2018年製作の映画)

3.6

雨が降りだしてからは、より混沌とした事態に。面白いからと騒ぎ立てる無責任な男、すぐに手が出るが情に厚い村議員、泣き女のように始終喚く妻などなど、インドの田舎ならではのキャラクター造形なんだろうか。
>>続きを読む

ジャンシ・キ・ラニ・ラクシュミバイ(2012年製作の映画)

2.7

低予算のせいか、イギリス将校役の長髪カツラやラフな行進諸々が気になって仕方ない…😂
東インド会社に立ち向かったラクシュミーバーイーをベースにした脚本は良いんだけど、Amazon primeの二重翻訳で
>>続きを読む

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.8

ダニエルとイーライのバトルは主演2人のセッションみたい。「お前のミルクセーキを、私が飲むんだ!」ってパンチラインも良い。
少年時代のH•Wとの日々が美しい。ひと時でも欲していた家族を得られたので良かっ
>>続きを読む

めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.6

ほっこりストーリーかと勝手に想像して観たら違った!サージャンの返事がセンス良くて、言葉だけで心を通わす関係性に真実味があった。同様に姿を見せない上階のおばさんのキャラクターと表現も良い。弁当配達員がみ>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.4

ひねりの効いた設定が面白い!自らを誘拐・監禁していた偽両親が作った「ブリグズリー・ベア」の続編を作る話。現実世界との齟齬に苦しむ描写も控えめで、優しく温かい環境にホッとする。実の両親の葛藤が1番難しか>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

3.6

唯一作れる中国料理と、海軍生まれの寝かしつけエピソードが色っぽいな。滑稽さも交えつつ花様年華のような(ほぼ)プラトニックな恋愛。あんな沈め方あるんやな…。指を鳴らしてしまう、男の所有欲への目配せも面白>>続きを読む

裁き(2014年製作の映画)

3.5

ムンバイ、ひいてはインド全体に見られる民族意識、宗教、貧富の差を客観的に映し出した映画。弁護士が買い物したりドライブしたりするシーンでは、常にクラシックやジャズが流れていたのが象徴的。エピローグの意味>>続きを読む

インパクト・クラッシュ(2017年製作の映画)

3.2

潜水艦の深度を上げ下げして爆撃を避けるインドに対して「エレベーター遊びすな!(意訳)」と苛立つパキスタン艦長のセリフが秀逸だった。歌って踊らない潜水艦映画。途中で救出した医師の女性と少女の存在が取って>>続きを読む

タイガー・バレット(2018年製作の映画)

3.3

強気なヒロインとタイガー・シュロフの肩車見て(Dostiだ!)と喜んでしまった。復讐ものではありつつも、ドハッピーエンドではないのが特徴。お色気俳優によるダンスシーンもあった、定番なんだろうか。

バビロン(2021年製作の映画)

3.7

マヌエルが撮影現場で感じる高揚と、ネリーがスター街道を駆け上がっていくエネルギーで体温が上がる。1920年代の撮影現場ってあんなに人がばんばん死ぬor倒れるのか、誇張してるにしても異常な世界だったって>>続きを読む

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.6

MV撮影からグッとボルテージが上がってくる!
煌びやかなパーティーのライトが、ムラドが運転手として乗る高級車に映り込む様子は絵的にも美しく、置かれた境遇の違いが際立ってせつなく魅力的だった。ムラドがサ
>>続きを読む

Acharya(原題)(2021年製作の映画)

3.3

キャラクター達を駆動する感情がいまいち表現されてない、かつワイヤーアクションが微妙でいまひとつだった。コニデラ家ファンなら父息子共演を楽しめるよい映画!

ランガスタラム(2018年製作の映画)

3.5

陽気で真っ直ぐなChitti Babuが選挙によって少しずつ、離別によって決定的に変わってしまう様が悲しい。テルグ映画は復讐モノが多いのか?歌詞は重いものの、砂埃の舞うカラッとした撮影地でのダンス好き>>続きを読む

マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.4

最初の雌鳥ダンスと面白CGで、観続けるか迷ってしまった😂エンドロールの、謝恩会みたいなスタッフ総動員ダンスが楽しげ。