殺し屋✕フェイクドキュメンタリーという組み合わせが面白かった。ヴィランの過去語りを軽く無視し、とにかくかっこいいアクションを撮りたいという作家性。とはいえここまでは撮れないでしょとのせめぎあいだった。
いやこれも凄い映画だぞ…
勝手に「燃ゆる女の肖像」の監督であるセリーヌ・シアマ監督マラソンみたいなことやってるんだけど、監督の作家性や問題意識にブレがない。
性自認の一歩目というのを、引っ越し✕夏>>続きを読む
「登場人物全員悪人」ならぬ「登場人物全員盗撮癖」なのは笑った。今泉監督の初期作ということで、珍しくセクシーなシーンは多かったが、バシッと決まったカメラ割や心に染みる印象的なセリフはなかったかなあ。今見>>続きを読む
綾瀬はるか演じる女性教員の成長物語で、男性部員は一括りなのが仕方ないけどね。
『彼氏がいるから付き合えない』『僕も彼女がいるから大丈夫』??
「好き」という気持ちを伝えないといけないと考えるか、伝えないほうがいいと考えるか。
そもそも「好き」になることは相手にとって迷惑なこ>>続きを読む
石上のエピソードで前作よりは。監督の力量というよりは実写化するには難しい設定だったということか。
うん。実写化するには厳しかった。エピソードのツギハギ感は演出や編集でまだどうにかなると思う。
エンドロールの「今日までそして明日から」を出演者全員で歌い上げるの良かった。
セリフで説明し過ぎたきらいもあるけど、テンポよく見られた。原作重松清のほうが強く出てたので、遊川和彦テイストがもっとあっ>>続きを読む
ディズニープラスオンリーの配信映画すら出てくるこの時代に、カールじいさんで短編を作られたことに何かしらの意図を感じる。続編は作りにくいからディズニーリゾートコンテンツにしていくかな??
「マイ・エレ>>続きを読む
素晴らしい!ピクサーでここまでストレートなラブストーリーを観れるとは。「インサイド・ヘッド」と「ズートピア」の世界観を上手く扱い、社会性をあえて廃してセカイ系的な二人の物語に変えてきたこの挑戦を買いた>>続きを読む
言いたいことは良くわかったし、そんな世界であればと思う。「おいしい家族」「君が世界のはじまり」を観た自分なので、この監督に期待したいのは『抑圧からの解放』というより『どんな人も併存していいんだ』なので>>続きを読む
アイドルオタクをかじってた人間としては、面白い面白くないはいったん置いておいて許せないという感情になる、稀有な映画体験だった。
物語の本質には触れず外側の部分だけで不満だったことをまとめてみる。>>続きを読む
呪いのビデオも最後テレビから出てくる貞子も怖い。映さない怖さ。最後にしっかりと映す怖さ。
統合失調症をどのように視覚化するかという点においてかなり成功してると思った。安易なエンドにしなかったのも良い。
面白すぎる。出てくる政治家出てくる政治家みんな悪者で不謹慎ながら笑ってしまった。
保身のコメントのあとに謝罪、保身のコメントのあとに土下座謝罪のオンパレードでもはやコントなんだけど、編集の手際も良い>>続きを読む
黒沢清っぽい映画だなと思ったら、スタッフは黒澤組で監督自身とも大学院で関わりがあったみたい。
幽霊をどう出すかっていう大喜利に対しての百点満点の解答だったように思う。食卓のシーンのインパクト。人間が>>続きを読む
なんか庵野的でもあり新海的でもあり(一番にすずめの戸締まりを想起した)それでも宮崎駿でしか描けない作品だと思った。
ストーリーテリングはあんまりハマらなくて、特にロードムービーの部分に必然性を感じさ>>続きを読む
ポニーテールの清原果耶を愛でれる上に、怪物の星川くん役の子役も愛でれるなんて…
芸達者を揃えているし、脚本もクスリと笑わせてくれるんだけど、時制だったり話の展開だったりお口あんぐり。鑑賞後感は悪くな>>続きを読む
若くて良いなあと思いつつ、可愛げはないなあと思ったり、現代ではルッキズム的な登場人物の設定の付け方だなあと思ったり、僕もあの頃が一番楽しかったのかなと思ったり。
死体探し自体に意味がないのが良い。
「燃ゆる女の肖像」に衝撃を受けたけど「秘密の森のその向こう」にはあまりにもピンとこなかったセリーヌ・シアマ監督の長編デビュー作。デビュー時から問題意識というか作家性は存分に発揮されていて、音楽やセリフ>>続きを読む
会話(脚本)のテンポも良ければ、編集の手際も良い。どうなるかは見てる側はある程度知ってるけれども、当事者にとってはそれどころじゃない熱い熱い熱気が伝わってくる。
やっぱマイケル・ジョーダンの母親役が>>続きを読む
是枝監督の初期から中期作と言っていいと思いますが、あまりの家族関係のリアリティに、淡々と見えても様々な感情が渦巻いていて、時にびっくりするくらい気まずかったり恐ろしかったりするシーンがある。これは何度>>続きを読む