前作より、よりエンタメ色が強い。流血シーンなども少なく、リアルな描写は避けられていて見やすい。けど、全体的に軽い笑 でも、それがいい。
前作と同じ役者も多く、でも役柄は全く違っていて、パラレルワール>>続きを読む
こんなに善良で、上品な映画は見たことがない。
とっても甘美でした。
音楽の使い方もすごいし、クレジットの出し方もセンスある!
欠点が見つからなかった。
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【記録用】
最高。約3時間か、長いなーと思って見始めたら、全然長くなかった。むしろ、もう終わっちゃうのか…と残念だったくらい。
SFは、現実世界では経験することのない「永遠」の物哀しさ、虚しさを感>>続きを読む
【記録用】
これ、めちゃくちゃ好き。なんか、しみじみとよかった。
演出的なわかりやすさも残しつつ、実験映画的な「どうでもいいシーン」もあって、見やすかったし、映画体験としても新鮮だった。
あんま>>続きを読む
【記録用】
街の撮り方が、とにかくよかった。夜明けの交差点、真昼の道路、時間ごとに変わっていく光が。ライブハウスの暗闇と照明、ゲームセンターの薄暗さとほこりっぽい感じとかも。その場の匂いまで伝わって>>続きを読む
【記録用】
ピアニストの、何かを懸命に耐えているような表情が序盤から印象的だった。だんだんとその理由が納得できるようになっていって、こういう微妙な演出と演技ができるのすごいなと思った。
黒人差別に>>続きを読む
おそらくヨーロッパの西と東、先進国と旧ユーゴスラビア諸国の関係を痛烈に皮肉っているのだと思うけど、歴史や国際情勢に疎いので、評価が付けたくても付けられなかった。
「スボティカ(Subotika)」と>>続きを読む
冒頭のピナ・バウシュの言葉がすべて!
人間社会では、「言語的なもの」(映画内では=セリフ)がコミュニケーションの大半を支配しているが、この作品の世界では、それが「ダンス」に置き換えられている。
普段>>続きを読む
部屋で水泳の練習、というシュールな画面と、とっても楽しそうなみんなの表情がよかった。
いい雰囲気の現場だったんだろうな、と想像できてそれも楽しかった。
離婚した主人公、という設定があまり生きてなか>>続きを読む
なんだこのちょうどいい感じ。
「死」を前にして出てくる打ち明け話と、隣人なので実は色々知ってました、という展開。一気に近づく心の距離。
友だちとも、家族とも違う絶妙な関係が心地良い。
設定が上手>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
妻を亡くした老人、子どもたち、地域住民、警察、野次馬…それぞれにとっての「壁」。
壁と老人は何も語らないが、それをめぐって人々の内部にくすぶっていた不満が流れ出してくる。言葉ではない象徴だからこそ、よ>>続きを読む
お部屋がめちゃくちゃかわいい!
廃材を利用したら家具とインテリアは現代アートっぽくもあり、それだけは見る価値あり。
内容については、スコアの通りです。
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どこの国でも一緒なんだなあ、このお洒落カフェの空気感。
理想のシステムと、当然現れるであろうモンスター客との衝突、それをコミカルに描く、シニカルな映画。
最初の仕入れの際の描写とか、完全に皮肉って>>続きを読む
面白かった!
ユーモアありつつ、貧困問題もひしひしと伝わってきて、ちゃんと社会派映画だった。
個人的に一番びっくりしたのは、店員もお客さんも、パンをそのまま素手で掴んだり、そのまま持って帰ったり、>>続きを読む
まず、「お涙頂戴」な作品では全くない。また、ミニシアター系の映画によくある、陰鬱で残酷な描写をもって「リアル」の表現だと履き違えているようなシーンも一切ない。
むしろ悲哀を感じさせるシーンほど、とても>>続きを読む
オチは予想がつくものの、発想が面白くて、終始苦笑いが止まらなかった。
主人公の男性の、いかにもおバカそうな感じがいい。
ザ・ショートフィルム、といった感じの小洒落た作品。
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多くを語らず、暗喩と、さりげない描写の丁寧な積み重ねによって、イランの女性が置かれている状況と、そのリアルな心情が伝わってくる良作。
男性優位の社会の中で抑圧されつつも、懸命にそれぞれの生き方を掴も>>続きを読む