NobuyukiIshiiさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.5

バニングさん無双を期待したわけですが、今作では容疑者扱いされ、前半、逃げにまわってしまうためか、前作より大人しくなってしまったのが残念。代わりに、山に大量の爆弾を仕掛けていた父さんは完全に頭イカれてい>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

よくある難病もののようだけれど、主人公の周りの友だちや兄弟にも丁寧にフォーカスした構成になっているのがとてもよかった。中でも寂しく頑張るお姉さんの健気さにぐっときましたね。イザベラ・ヴィドヴィッチさん>>続きを読む

ゾンビ・ガール(2014年製作の映画)

3.0

ゾンビが二人しか出てこないという感染要素のない斬新さ。しかも、このゾンビは喋れるし、割と普通の生活をしているのが面白い。軽い気持ちで見れるゾンビコメディでした。

妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ(2018年製作の映画)

3.5

現代劇なんだけれど、この昭和な雰囲気の家族に癒やされる。このシリーズは作品ごとにスポットの当たる人物が変わっていくのが面白く、次は子どもの産まれる妻夫木、蒼井夫婦の話でお願いします。妻夫木さんは「来る>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

やっていることは、よくあるSF映画とそう変わらないのだけど、舞台が海ということで、ビジュアルがめっちゃよい。サメとかカニとかあらゆる海洋生物のバトルモードのcoolさと、ワイルドを極めたモモアさんに痺>>続きを読む

ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

4.0

久しぶりに観たら、意外にアクションよりもコメディパートが多いことに驚く。とはいえ、コメディが上手なのも、ジャッキーの真骨頂で、ジャッキーが怒って終わるラストのハチャメチャぶりもなんかスゴイ。日本版のポ>>続きを読む

沈黙の達人(2018年製作の映画)

3.5

近年、やる気のない作品が続いた沈黙シリーズで、やっと頭ひとつ出ました。一応、カンフーものということで、セガール拳がかなり登場し、上手に誤魔化しているので(良いのか、悪いのか、、)、なかなかカッコよく見>>続きを読む

SPL 狼たちの処刑台(2017年製作の映画)

4.0

アクションはサモハン監督で、円熟味を増したトニー・ジャーがキレッキレで素晴らしかったんですが、特別出演のため、早々に退場。残念。あとは、現地刑事を演じたユー・ウエさんも強くてカッコよくて好きでした。ラ>>続きを読む

家族はつらいよ2(2017年製作の映画)

3.5

登場人物が多いのに、みんなキャラが立っていて、面白く、見やすい。高齢者問題を取り上げつつ、それほど深い何かはないが、家族のドタバタがただ楽しい。

ファイティン!(2018年製作の映画)

4.0

マブリー版「オーバー・ザ・トップ」。強面だけれど、気は優しくて力持ちなマブリーはハマり役で、私のこういうのが観たいという期待どおり。子役の妹が可愛くて、上手くて、物語をかなり盛り上げている。泣きました>>続きを読む

七人のおたく cult seven(1992年製作の映画)

2.5

全然面白くなかったのだけど、ウッチャンのジャッキー風アクションとエロい山口智子だけはよかった。当時のウッチャン主役で、カンフー映画を作るべきだったと思うね。

アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

3.5

インタビューでホプキンスさんがイェルチンさんのことを絶賛していて、彼は役者として残ると語っているのが切ない。内容は原作をかなり改変していて、ちょっと微妙ないい話になっているんだけれど、子役イェルチンさ>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.5

余命2年の彼を受け入れたフェリシティさんにグッときて、いい話だなーと観ていたら、最後、別れるんですか!鬱です。エディさん、これでアカデミー賞取っているのですね。確かに博士そっくりで、演技は素晴らしかっ>>続きを読む

沈黙の粛清(2016年製作の映画)

2.5

冒頭からセガールが超絶射撃でギャングを殲滅。血がドバドバ飛びまくり、キオニ監督じゃないし、なんかいつもと雰囲気が違う。で、アクションは過激ながらも、まあ、面白くはならないのですが、最後、ものすごいオチ>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.5

運び屋じいさん、ただの犯罪者なのだけど、イーストウッドさんなので、カッコよく、いい話のようにすら見えてしまうというマジック。捕まっても、確執のあった家族までもが庇ってくれます?キャラ得。彼ならではの映>>続きを読む

エンド・オブ・ア・ガン 沈黙の銃弾(2016年製作の映画)

2.5

安定のキオニ監督作品。セガールはちゃんと出てくるし、アクションも近年の作品群からすると、そこそこあるが、ストーリーがひどすぎる。元麻薬取締官が、さっき会ったばかりの女と組んで、射殺したチンピラの金を盗>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.5

「タクシー運転手」の7年後を舞台にした作品。統治機関が国民を守ってくれない生活の恐ろしさに震える。よい軍事政権ってないのだろうか。学生運動家のお兄さんが、保育園の八木さんに似ていた。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.0

原作既読。あまりの濃密な内容に、映画化は厳しいだろうと思っていたが、評判がよかったので鑑賞。主人公4人は小説のイメージどおりで配役はよかったが、内容はやはり尺が足りておらず、薄い印象。原作を読んだ人向>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

映像が素晴らしく、映画館で観るべしなやつでした。淡々と出来事を描いているので、派手に盛り上がらないのだけど、そこが逆にcool。そして、ゴズリングさんは、物静かな男がよく似合う。

沈黙の激戦(2016年製作の映画)

2.5

何度もセガール作品を手がけるお馴染みキオニ監督作品でしたが、話はよくわからんし、アクションもカット割が多く、カメラ近すぎで雑という、いつもどおりながらも、なんだかなーなやつでした。今作はチーム戦で、ス>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

4.0

「アトミック・ブロンド」をアップグレードしたかのようなワンカット風アクションの臨場感と迫力がスゴかったです。悪女さんがなぜ七面倒臭く騙されていたのかがよく分からなかったのですが、それを差っ引いても、ア>>続きを読む

沈黙の包囲網 アジアン・コネクション(2015年製作の映画)

2.0

沈黙シリーズでセガールが脇役なのももう慣れた。今作は、犯罪組織のボスで、金を盗んだチンピラを部下に追わせ、自分はオネーチャンとイチャついてる。またですか。セガールはオネーチャンたちの映画出演を見返りに>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

ジョーカーさんの「人生は喜劇」が超名言。あの生い立ち、あの生活でこう云えるところがカッコイイよね。ホアキンさんの演技が本気でヤバすぎたので、彼がハッピーになる別の映画を観て、安心したいです。

沈黙のアフガン(2016年製作の映画)

2.0

敵地に取り残されたセガールを仲間が助けに行く内容なので、セガールが全然出てこない。銃撃戦は迫力が無く、セガール拳も封印。セガール劇場以降の沈黙シリーズは、更に質を落としている気がするのだけど、どうなっ>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.5

ゲームをクリアしたので、映画版を見返す。フェリシティさん、エマさんと後の大物女優を先取り、ハリーさん、エレクトロさんという面白キャラも登場し、華やかになってきたところで、グウェンが逝くという後味の悪さ>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

ゲームをクリアしたので、映画版を見返す。リブート版も面白いが、旧シリーズと比べると印象に薄い。MJ、ノーマンさん、鬼編集長、キャンベルさんと、ライミさん版は面白キャラが豊富でしたよね。

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.0

ゲームをクリアしたので、映画版を見返す。確かに詰め込み過ぎで、とっ散らかってるが、アクションの進化は目覚しいし、ブラックスパイダーマンは楽しいし、ラストの胸熱展開と、見どころは多い。キャンベルさんは全>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.0

また、不思議設定+恋愛+RADWIMPSなので「君の名は」と比べられてしまうし、実際、超えてもいないと思うが、これはこれで好きだ。須賀がちょいちょいいいことを云ってくるのだけど、最後「世界なんてさーど>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.0

ゲームをクリアしたので映画版を見返す。MJの変わらぬクソヒロインぶりと、悪役オクタビアス博士が実験→即失敗→怪人化というグリーゴブリンと大して変わらない存在なのがウケました。電車バトルのカッコよさは素>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.0

ゲームをクリアしたので、映画版を見返したら、JKシモンズに髪があることに驚く。これは、地毛なのだろうか。髪はあるものの「セッション」の原点を思わせる鬼編集長ぶりにほっとしました。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.0

ニが最初、ウザい奴なのだけど、だんだんと良い人に見えてくるのが面白い。この人、なんか見たことあると思ったら、私が通う三郷の美容院の兄さんによく似ている。原作が面白そうだ。

マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

4.0

「バーフバリ」監督の過去作品ということで鑑賞。こちらもハイレベルで面白く「バーフバリ」はこの作品の正当進化形ということが分かる。プロットはかなり似ているのだけど、輪廻転生、親子二代の運命とか、壮大でワ>>続きを読む

ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!(2017年製作の映画)

3.0

ネイビーシールズアクションを期待したら、ナチスの金塊が湖の中にあるせいで、後半オール水中戦という地味さ、コレジャナイ感。JKシモンズは「セッション」感溢れる主人公の怖い上官で、期待どおり。しっくりくる>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

ディカプリオさん、ピットさん、当時のハリウッド、音楽など、タランティーノの好きなものがたくさん詰め込まれていて、楽しいし、面白いのも分かるんですが、ラストに向けてのそれぞれのシーンの繋がりが薄く、あま>>続きを読む

三たびの海峡(1995年製作の映画)

3.0

前職の会社の社長が帚木蓬生が好きで、よく貸してもらって読んでおり、原作既読。戦中、朝鮮人の強制労働を背景に、家族との再会を感動的に見せるかと思いきや、最後、復讐からの破滅で終わるという唐突に辛い話。当>>続きを読む