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パリ13区のhydrangeaのレビュー・感想・評価

パリ13区(2021年製作の映画)
4.0
パリと言っても、彼らはオスマン様式の建物に住んでいるわけではない。殺風景な高層住宅だ。
台湾系のエミリーのコケティッシュさが素晴らしい。彼女が最もいわゆるパリジェンヌの気質を持ち合わせている。にしてもシアンス・ポ出身で職に恵まれないのは、精神的障害があるのだろうか?
アフリカ系のカミーユもセクシーで惚れ惚れする。彼に比べりゃ白人の男なんかヘナヘナしていて物足りない。
一方白人女性ノラが最も病んでいてフラジャイル。義理の叔父と10年も関係を持っていたなんて、闇が深い。
カミーユの妹、普段話す時は吃音なのに、コメディを演じる時は吃音が消える。そこに希望がある。
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