のさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

4.0

ごちゃ混ぜサイバーパンク。
迫力あるシーン。
目新しさはないけど、おしゃれでクールで満足。
胡蝶の夢感はそんな感じないというか、ヴィンセントにそこまで同情できないところが、アニメを観てない人間にとって
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夏の終り(2012年製作の映画)

3.3

最初のエキストラが通りすぎるところからなんか作為的なものを感じ、そのキナ臭さが最後まで取れなかった。
また違う時見れば違う感じ方しただろうなとも思うが。

すばらしき世界(2018年製作の映画)

-

痛い、暗く冷たい生涯。
低予算邦画感MAXで大好物な作風。
少年の精神を反映したガリガリの身体。

NO SMOKING(2019年製作の映画)

-

至極。
憧れ。
尊敬。
確かに映画を観てて気持ち良くなるのは作り手が自由に作ってる時かな。

顔役(1971年製作の映画)

4.0

なぜかすごく自然に感じた。
文法的には変なのは分かるんだけど、そうする意図がすごく分かってしまうというか。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジブリ世界からの回帰。でもやっぱりファンタジーの要素も現実の中に残っててほしいよね。みたいな。
あの異世界はこれまでの宮崎映画のメタバースで、ハウルっぽいとかナウシカっぽいとかポニョっぽいとか、そうい
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エピデミック〜伝染病(1987年製作の映画)

-

こういうブレヒト系の映画は狙いであるのは分かるが集中できん

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.5

全然面白くもないし、興味もなかったけど、観始めると観入っちゃうな。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

面白かったけど、パルムドールって思って観たからちょっと物足りなさはあった。

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

3.9

怪物より好きよ
この方向性で行った世界線の是枝監督も観てみたかったな
チープな設定、本物の語り
映像じゃなきゃ意味がないとさえ思える

ブローニュの森の貴婦人たち(1944年製作の映画)

-

うーん、ブレッソンの映画に期待しているものはこの映画には無かった

早春(1956年製作の映画)

4.3

早春の家のセット感すごい
なんか今までは本当にその人物がそこに住んでいるって本気で信じていたのなんでだろう
この時代の人たちがどんなとこ住んでたか知らないからなのか
今だったらこの役者ならこんくらいの
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

さすがでした。
ただなんか全てがきれい過ぎてなぁ。面白いよりすごいが勝っちゃって純粋に楽しめなかったかも。
坂元裕二だからかもしれないけど、あぁこのセリフは伏線だろうな、とか、本当はこうなんだろうな、
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東京暮色(1957年製作の映画)

4.7

なんて脚本なんだ。すごすぎるや。
小津映画にしては暗い話だ。ちょっと引きずりそうなくらい落ち込んじゃった。
あの列車のシーンは凄すぎる。明治の校歌があんなに切なく、讃美歌みたいに美しく聞こえるのが凄い
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狂った果実(1981年製作の映画)

4.1

80年代のエネルギー有り余る日本映画が大好きだ。
たった二回電話のシーンがあるだけで、ものすごい奥行きのあるものになっていた。
人物造形がすごいや。
人物がドア開けっ放しで出ていく時、いつも画の都合で
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メイキング・オブ・ドッグヴィル 〜告白〜/ドッグヴィルの告白(2003年製作の映画)

-

すごく正直な人なんだ、やっぱり。
カオスな人の心と正直に向き合おうとすると矛盾が生まれ、欺瞞が広がり、答えが分からなくなる。それと作品を通じて向き合うこと。
それこそ目指したい姿かもしれない。

赤線地帯(1956年製作の映画)

4.3

なんかずっと悪寒。
息子に裏切られた母が一番辛かったなぁ。
自分もこうなるかもしれない、と思ってるわけじゃないのに、てかむしろ自分には決して届かない領域の苦しみだからこそ、辛かったのかもしれない。

狂った果実(1956年製作の映画)

4.3

音楽が世界観を良く作ってる。南国のリラックスした雰囲気から一変して暑さで狂っちゃったみたいな不安定な旋律。
障子の部屋にアメリカかぶれの趣味もまた戦後の日本の精神の根本が腐ってる感があってよい。
一人
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.8

表情良かったな。
期待していたより惹かれなかった。

動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

4.0

無防備都市と大人は判ってくれないのあいのこって感じ。
女の子が不憫だ。。。

ふたりの人魚(2000年製作の映画)

4.1

ゲーム感出さないようにあのpovの使い方するためはちゃんと美しくないといけないんだろうな。povによる同化かと思いきや、第三者視点という異化。だけど没入という不思議な感覚。
意識によって現れた超現実な
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.2

失われた青春がここに記録されている。
映像バチバチに決まっててカッコいいし、見ててずっとウキウキしてた。
見るべき対象とか、観客が関心を持つ何かをずっと見せ続けてくれるから、独特のカットの繋がりも全然
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彼女はひとり(2018年製作の映画)

-

篠崎さんが好きそうな。
強いエモーションをぶつける現代っ子ってそれだけでなんとなくリアリティーを感じれないんだけれど、彼女が荒れるのが違和感なく受け入れられた。
ひとりなのが「私」ではなく、「彼女」な
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.2

あの牧歌的な壮大で美しい映像が無ければ、隣に座ってたおっさんをぶん殴ってたと思うくらいにはイラついた。いい映画だった。
IQが20違うと話が噛み合わないってこんな感じだろうな。
パードックのドミニクに
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砂の女(1964年製作の映画)

4.4

他人の顔見た時は小説の方が100倍面白い、と思ったけど、砂の女はどっちも良い。
家屋とか周りの砂の壁とか沼とか滑車とか、自分が読んでイメージしてた物、そのまんまって感じで、監督と気が合うのか小説の描写
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.1

監督の価値観にすごく興味が湧いたよ
母にイライラするくらいには没頭した
息子よ…
U-NEXT守備範囲広すぎるな

世界の終わりから(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

エヴァと千と千尋を足してめっちゃ薄めたみたいな感じ。
とにかく生理的に無理だった。
主演の方の演技はきっと良いはずなのに、全部同じような表情で、演技で、段々見てて辛かった。
ツッコミ200個くらい入れ
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