のんすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

のんすけ

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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.4

監督自身の経験を基にした作品。写真家の母の被写体として、幼い頃からヌードなどのモデルとなった経験を基に、母娘の葛藤が描かれている。とにかくヴィオレッタが可愛く美しく魅力的で、まだまだ幼い少女なのに大人>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

3.5

国際宇宙ステーション(ISS)のクルー6名が、火星の地球外生命体を発見し、調査を進めていく中で起こる大惨事…。怖すぎた。『エイリアン』のようだとのコメントをたくさん目にしたけど、そういえばエイリアン観>>続きを読む

夜の来訪者(2015年製作の映画)

3.4

もっぱら一つの部屋の中。そこでサクサク進む一つ一つの会話に、そこまでの繋がりってあり?と思い始めるところで、また疑問が生まれる。短い時間で次々展開するストーリーについていくことを楽しんだ。

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.4

アニメを観てから続けて実写版を鑑賞。アニメとは違い大人になった“僕”の回想で物語が進む。お話の真髄はアニメとほぼ同じだけど、アニメで感動した“僕”が桜良(さくら)の携帯を確認した部分がなかった…。けれ>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.3

エンドロール終わるまで観てね。
恋愛一色モノと思っていたけど、心の奥深い部分での繋がりを感じさせてくれる映画だった。“キミ”と呼ばれる彼の名前を聞いたとき「ピッタリ!」と思った。彼が最後に桜良(さくら
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インシディアス(2010年製作の映画)

3.3

最初はビックリさせられたりで怖い〜と思ったけど、ストーリー設定が面白くて、恐怖感は薄まり、楽しめた。

*本作は「インシディアス」シリーズとして以下の順に公開されている。
①インシディアス
②インシデ
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

3.6

ブラピのキレキレ演技が素晴らしすぎて、ブラピ登場のたびに目が離せなくなって、字幕に追いつかなくなってた。ブルース・ウィリスは髪がない方がカッコイイね。本作は相当作り込まれた内容で、もう一度観て理解が深>>続きを読む

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.3

一週間、田舎の祖父母のところへ行くことになった姉弟。祖父母の家での奇妙で不可思議な物語。祖母のあまりにもの奇妙な行動に思わず笑ってしまった。良い姉弟。

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.6

2月2日6時00分〜翌朝5時59分までの24時間、同じ日を繰り返すループモノ。同じ日を際限なく繰り返すことになってしまった男性が、少しずつ自己改革をしていくお話。面白かった。
*「文化的・歴史的・芸術
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.7

1967年デトロイト暴動の最中に発生した『アルジェ・モーテル事件』を題材にした映画。観ていて不快になるけど、事実として観る価値のある作品だった。

ソムニア 悪夢の少年(2016年製作の映画)

3.4

ホラー映画だけど、がっつりホラーではなくファンタジーな世界観なので、ホラーが苦手な人でも観られそう。小さな男の子が、眠っている間に見る夢の人物が現実に現れる。ラストにひとつモヤッと感があるけど、良い映>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.5

英文学最高峰のカーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞をW受賞したベストセラー小説『怪物はささやく』(著者:パトリック・ネス)が原作で、比較的原作に忠実に製作されている。人は誰しも“矛盾する二つの気持ち>>続きを読む

手紙(2006年製作の映画)

3.5

ずいぶん前に、原作『手紙』の小説を読んだけど映画は初めて観た。強盗殺人を犯して刑務所に収監されている兄の弟。犯罪加害者の弟としての視点で物語が進む。偏見の目を向けられ、生きづらい世の中での心の葛藤や苦>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.8

ロビー活動を行う私的人物・集団(ロビイスト)について“少し”知ることができた。だけど“少し”。よく理解していない世界な上に、字幕が多くてついていくのがやっとだった…。けれど、面白かったことには変わりな>>続きを読む

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.7

言わずと知れた名作ながらも初めての鑑賞。戦争で孤児になってしまった小さな小さな女の子と、その子を喜ばせようとする優しい男の子。とにかく小さな2人が可愛くて、だからこそ残酷な時代背景に、悲しく切ない気持>>続きを読む

リ・スタート 明るいミライ(2010年製作の映画)

3.5

コメディではない。
主人公である男性の人生の、ほんの一部分を切り取ったようなお話。寂しさに負けても、そこに留まらずに、新しい気持ちで次への人生の舞台へ転換していく姿は、観ていてホッとした。観て良かった
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スパイラル 危険な関係(2011年製作の映画)

3.7

始まりは軽いタッチだけど、ストーリーが進むにつれて、とんでもない方向にどんどん展開されていく。観ている方が追い詰められた。不快感たっぷりな気持ちになりつつも、面白かった。すごいことが沢山起きたけど、終>>続きを読む

預言者(2009年製作の映画)

3.4

刑務所モノ映画。6年の刑で、激しい人種間対立のある刑務所に入れられた19歳のアラブ系フランス人青年が、刑務所内を支配するコルシカ人マフィアの下、メキメキとのし上がっていく。そこに、タイトルにある“預言>>続きを読む

インサイド・ミー(2013年製作の映画)

3.7

あらすじの頭だけ読むと“不倫”の二文字が出てくるので、不倫映画だと思ってた。そしたらビックリ!予想外のストーリー展開で、予想以上に面白かった。サイコパス映画。怖かった…。

弁護人(2013年製作の映画)

3.8

韓国の国家権力に立ち向かう弁護士の物語。1981年に韓国で実際に起きた冤罪事件『釜林事件』が題材。釜林(ふりん、プリム)事件の内容を知ることができた。非情な事件だと憤りを感じた。けれど、戦い続ける姿勢>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.6

本作の監督・脚本マイク・ミルズの半自伝的映画。
物語の舞台は1979年、米カリフォルニア州サンタバーバラ。55歳シングルマザーと15歳の思春期の息子、そして2人を取り巻く人たちの、それぞれの半生が描か
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MUD -マッド-(2012年製作の映画)

3.7

アメリカ南部の田舎町に暮らす思春期の少年2人とミシシッピ川に浮かぶ島で浮浪者のように暮らす男との出会いと友情の物語。2人の少年のうちの1人、エリス目線で物語は進む。思春期だからこその純粋な気持ちが絡め>>続きを読む

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.6

韓国社会の裏で、大財閥の会長と次期大統領候補の有力政治家、策士・検事、ゴロツキと称される男。男たちの騙し合いが展開されていく。面白かった。

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

3.3

舞台は1930年代のシカゴ。ジプシージャズギタリストの男性の半生を、まるで実在した人物のようにドキュメンタリー風な演出でストーリー展開する。ギターの素晴らしい音色の曲が聴ける。失ってみて初めて大切だっ>>続きを読む

インテリア(1978年製作の映画)

3.4

ウディアレンが敬愛するイングマール・ベルイマンに敬意を捧げ世界観を再現した映画。大きな展開はなく、ただただ静かに物語は進む。両親の別居、離婚、三姉妹の心の動き、家族の形が描かれている。始めから終わりま>>続きを読む

三十九夜(1935年製作の映画)

3.3

立て続けにヒッチコック監督作品鑑賞。1991年にイギリス映画協会実施の「20世紀のイギリス映画ベスト100」の調査で第4位を獲得した作品。85年前の作品であることに驚きと感動。

レベッカ(1940年製作の映画)

3.4

英国で活躍していたヒッチコックのハリウッド進出第一作であり、ヒッチコック唯一のアカデミー賞最優秀作品賞・撮影賞(白黒部門)2部門獲得の作品。予備知識なく観たので、ワクワク感たっぷりで楽しめた。

フレンジー(1972年製作の映画)

3.4

ヒッチコック監督が、ハリウッドから久々に故郷のイギリスに戻り製作した作品であり、最後から2番目の作品。序盤から犯人がわかっている中で、どのように物語が進むのか。犯人がわかっていながら、終盤まで楽しめる>>続きを読む

私は告白する(1953年製作の映画)

3.5

教会で働く男性から「強盗殺人を犯した」との告白を受けた神父が、強盗殺人の疑いをかけられるが、聖職者であるために捜査で真実を語れない…。どこまで神父は耐えるのだろうかと、観ている方が忍耐だったけど、面白>>続きを読む

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.6

ラスト、おぉー!と心の中で叫んだ。よくできた推理で楽しめた。
この映画は、1953年の3Dブームを受けて、立体映画として撮影されたため、3Dを意識した奥行きを感じさせるシーンが随所に見られるとのこと。
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白い恐怖(1945年製作の映画)

3.4

冒頭。これは精神分析の物語である。精神分析とは“心の奥に潜む問題を患者との対話で探し、問題を明確にして治療法を導き出す”
縞模様に恐怖を覚える男性と女医のロマンス劇。精神分析という観点での物語が興味深
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

3.4

60年以上も前の映画であることに驚かされる。色あせない。犯罪に巻き込まれた主人公の逃亡劇。

アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.6

大どんでん返し。巧くできすぎていて、これは驚いた。しかし怖かった。ホラー並みに怖かった。
明日は5月10日。

ロープ(1948年製作の映画)

3.6

1924年、実際に起きた少年誘拐殺人事件「レオポルドとローブ事件」を元にした映画。ヒッチコック初のカラー作品。舞台はアパートの一室のみ。優秀な2人の男性が絞殺した死体をチェストに入れ、その上に食事を並>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

3.7

足の骨折で、数週間アパートでの車椅子生活を余儀なくされた主人公が、裏窓から隣人たちの生活や人間模様を観察しているうちに、いろんな出来事を目にする。主人公目線で進む裏窓からの人間観察に、同じ気持ちになっ>>続きを読む

暗殺者の家(1934年製作の映画)

3.2

ヒッチコック監督が後に『知りすぎていた男』としてリメイクした映画の原型作品。また、サスペンスの第一人者として名声を築いた作品。85年以上も前の作品を目にできることに感激。