パソコンが出来なくても、生活の知恵があり、優しさがあり、真っ直ぐな心がある。そんなダニエルのような人間になりたいと思った。
ウラジーミル・ナボコフの小説が原作。出版当初の評価とは異なり、今ではアメリカ文学の古典として認知されている。そのためか、表現に気を配られていることもあるためか、あり得ないと思う内容ながらも、嫌悪感を感>>続きを読む
いつもの朝、いつもの道、いつものコーヒーショップ、いつものバー、繰り返される毎日だけど、こんな日々も幸せかもしれないなと思いながら観てた。
温かな焙煎珈琲。海辺の近くの舟小屋。穏やかで優しい時間に包まれた雰囲気が好き。ホロリな場面もあり。心が温まる。
リアル感が、ありそうでなさそうで、ありそう…。観ながら何度も、え〜!?と声が出てしまう。
モントリオール理工科大学虐殺事件。1989年12月6日にカナダケベック州モントリオールのモントリオール理工科大学で起きた事件。犯人はマルク・レピーヌ (25歳男性)で、半自動小銃と狩猟用ナイフ使用。2>>続きを読む
深田監督にとって、タイトル『淵に立つ』は、平田オリザさんから聞いた言葉「芸術や表現に携わる人間はヒトの心の闇を覗き込むために崖の淵に立ちつつも、そのギリギリのキワで踏み留まらなければならない」が基にな>>続きを読む
生に対する精神力と執念に心が揺さぶられる。スティーヴ・マックィーンとダスティン・ホフマン共演の貴重もの。観られて良かった。
アンリ・シャリエールの自伝小説が映画化されたもの。
主演2人の台詞が一言もない。全体的にも台詞は少ないので、音楽と映像に酔いしれる。設定は、怖い怖い、あり得ない、と思いつつ…。怖いもの見たさで興味をそそられた。演出、世界観、結構好きだった。
台詞は少なく、ゆっくり静かだけども、寒々しく重みがある。物語の本筋については、雪景色や荒涼とした建物の中などの映像で、視聴者に感じさせる。
他人の家族を“覗き見”してそれを作文にしていく…。現実と妄想の境目が曖昧な感じの見せ方が巧くて、引き込まれる。好きな世界観だった。
ストーリーとしてはサラサラっと流れる感じだけど、プッと笑えたりジワッと感動したりできる。バランスの良い可愛いラブコメ。
人妻が、一泊することになったホテルで、隣室に宿泊している男性の部屋を覗き見する…という設定にワクワクしながら観始めた。そしたら40年以上前の映画で、洋服や車や町並み、音楽や映像など、レトロ感たっぷり。>>続きを読む
超超人だぁ〜。息つく間もないカーチェイスやアクションシーンに圧倒される。心の熱さもあって良かった。
セリフ少なめで静めに進む。ところどころ、なんだか違和感があるけど、その理由が後半明らかになる。そういう展開?と若干驚き。
まだ75年前の出来事…。
日本軍よりアメリカ軍の方が死傷者数が多く、36日間の激戦となった第二次世界大戦での「硫黄島の戦い」
日本側視点で描かれている。アメリカ側視点の映画は『父親たちの星条旗』
名作『街の灯』がモチーフとなっているらしい。しかしその名作…長い間「観たいリスト」入ったまま…現時点、観られていないまま…。
最初から最後まで「おじさん」と呼んでいたのが、なんだか韓国映画らしいという>>続きを読む
生徒と先生。1人の女生徒目線でナレーション形式に物語が進む。そこがなんだかとても良く、そして15分という短さに濃縮された良さ。
妻が交通事故で亡くなる前に浮気現場を目撃してしまった夫ジェイコブが、立ち直るために出た行動とは…。この前情報だけ見て鑑賞。最後の最後でようやく事実が明らかになる。前半、同じような場面が何度もあるので、>>続きを読む
18歳のチャーリーは、ドラッグ中毒でリハビリ施設に入れられたり逃亡したり…。ドラッグを繰り返して抜け出せずにいるチャーリーが、周りの人たち(両親や友人、施設で出会った人たち)と関わっていく中で、少しず>>続きを読む
観ようか観まいか迷い…結果、観た。予想以上に観応えのある作品だった!
イ・ウォングンのバレエが素晴らしいと思って調べてみると、バレエ経験はないらしく、1ヶ月間1日も休むことなく10~12時間、練習に励>>続きを読む
優しいお父様、優しい旦那様。どちらも人柄が良く人間味のある感じ。そんな彼らが自由に幸せになってほしいと思ってしまった…。ストーリーの主旨は全然違うんだけど。
スザンナ・キャハラン自叙伝『脳に棲む魔物(英語版)』(2012年)原作。
原因不明の幻覚や幻聴、発作の正体は何なのか。それは、映画を観て感じとっていく方が、より入り込んでいけると思う。
実話に基づくお話。一言では表現できない素晴らしさ。人の温かさに触れられること、努力によって得られること、まっすぐさ、全部。たまに笑える場面もあって、とにかく引き込まれた。
2003年公開の韓国映画『殺人の追憶』の題材となった未解決事件「華城連続殺人事件」が元になった映画。
以下は、未解決事件について。
今年(2019年)9月19日に韓国警察が犯人(50代男性)を特定し>>続きを読む
イタリアの景色や街並みがとても美しくて、人生のはかなく切ない一部分とマッチしていた。
マクドナルドをフランチャイズとして世界に広げたレイクロックの実話に基づくお話。いまもなお世界各国で多くの人に利用されているマクドナルドが拡大していく様子は、興味深くて面白かった。
史上初めて月面を歩いた宇宙飛行士ニール・アームストロングの実話が描かれている(1961年〜1969年のNASAのミッション)始終とても静かでスローな雰囲気で、それがなんだかとても良い。
ジョセフゴードンレヴィットがハチャメチャで不思議な存在で、何だかよくわからないけど目が離せなくて、何だかよくわからないけど、とても良かった。