nowheretogoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.3

これは不朽の名作。冒頭のバスのシーンはどこかで見たことがあるような気がする。
普通の人の話のようでもあり、ギフテッドの話のようでもあり、アメリカンドリームの話のようでもある。作中の言葉のように、「人生
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.0

金曜ロードショーにて視聴。初めて見たのだがストーリーはなんとなく知っている気がしたので、おそらくアニメ版を昔に見たことがあるのだろう。
超実写と銘打っているが、実写ではない。実写だと思い込んでいる人が
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

3.0

グレムリンの続編。タイトルの通り新種なのか、様々なグレムリンが当日する。人間はらしい個体もたくさんいて、言葉を話せるのがいるのには驚き。
パニックさは相変わらずだが、前作のほうが良かったかな。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

Amazonプライムビデオにてインターナショナル版で視聴。3時間は長いのでなかなか手を出せずにいたが、実際に見てみてもやはり3時間は長かった。
村上春樹の小説をそのまま映像化したかのような作品。何か劇
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.5

初視聴は5月15日にTjoyにて。Amazonプライムビデオで今回再視聴。改めて見るとウルトラマンのストーリー全体を現代風にアレンジしながら2時間に凝縮している良い作品だと思う。

シン・ゴジラのよう
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白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.0

邦題が本当によくない。
ジョーズみたいに、白鯨と戦う映画かと思ったらそうではなかった。メルヴィルの小説が原作なのではなく、メルヴィルが白鯨のモチーフとした話を聞きに行ったストーリーが原作になっている。
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.5

かなり酷評されている。たしかに酷いが、ちゃんと見られるところもある。大怪獣が倒された後にその処理をどうするかという設定自体は面白いのだが、残念なところが多い。
シン・ゴジラのコメディ的なことを意識した
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.5

早くもAmazonプライムビデオに登場。テレビコマーシャルでも結構宣伝されている。
初視聴は池袋HUNEXシネマズで2月5日。

本編の前日譚だが、この作品だけでひとつのストーリーとして完結している。
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

Amazonプライムビデオに登場。原題にはネクストステージにあたる言葉は入っておらず、単に2とだけある。
前作に続き豪華な声優陣。はじめ字幕で見ていたが、吹き替えが気になったので、すぐに吹き替えにかえ
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.5

金曜ロードショーにて視聴。アニメ版は総集編と外伝が以前に金曜ロードショーで放映されていた。アニメ版の続編だが、これ単独でも素晴らしい作品。
映像がとにかく綺麗。とくに終盤の海水の描写が印象的だった。京
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.5

金曜ロードショーにて視聴。クリスマスシーズンの映画。金曜ロードショーでは初の放送ということらしい。難しいことは考えず、のんびりと楽な気持ちで見ることができる。
ギズモもグレムリンも作り物っぽさがかなり
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

3.5

ちょうどいい長さの90分映画。ストーリーは王道なので分かりやすい。アクションシーンはなかなか見応えがある。
単なる子ども向けかと思いきや、大人も楽しめるし、教訓が含まれている。パンダの行動はいちいちウ
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DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

3.5

若かりし頃の庵野秀明の自主制作作品。
自主制作ながらもミニチュアなどが精巧に作られていたり、カメラワークも凝っている。調べてみるとミニチュアは紙でできていると知り驚き。
ストーリーは簡潔で、通常のウル
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

4.0

金曜ロードショーにて視聴。前作とは舞台を替えて学校の荒れた音楽クラスが舞台。前作のシスターたちも登場する。
ストーリーの作りがやや大雑把で、生徒たちはいつの間にか従順になっていて歌も上手くなっている。
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

3.5

ドラマの続編ではなくパラレルワールド。シリアスだったりコミカルだったり忙しい。ドラマのメインキャストが勢揃いしていて、ファンサービスのような映画。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

2つの家族の物語が交互に描かれていて、どういう意味なのかなんとなく予想していたが、まさにその予想通りだった。
前半はひたすらに伏線を散りばめているような感じで、後半は一気に回収しながらネタバラシをして
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

新海誠監督最新作。集大成というキャッチフレーズは言い過ぎな気もするが、たしかに新海誠が描きたかったであろうことが描かれている。その代わりに万人受けしないかもしれない。『天気の子』であったような、実在の>>続きを読む

猫の集会(2007年製作の映画)

3.0

新海誠のこんな作品があった。NHKのために作られたというたった1分のムービー。1分だけど、起承転結がきちんと描かれている。絵柄にしろキャラクターの声にしろ、どことなくジブリのような雰囲気がする。

だれかのまなざし(2013年製作の映画)

3.5

新海誠の短編の存在に気づき見てみた。最後にPROUDと出ていたので何かと思ったら、野村不動産のPRムービーということらしい。
一企業の動画にするのはもったいないほど7分間に濃いストーリーが凝縮されてい
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.5

元々は劇場公開用に作られたが、コロナ禍の影響で上映を断念せざるを得なくなり、Amazonが公開権を得て配信するようになったらしい。道理でAmazon配信映像にしてはよくできていると思った。
30年後の
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.0

僕のワンダフル・ライフの続編。前作は生まれ変わる度に別の飼い主の元にいて、最後にイーサンの元に戻ってくるという展開で、オムニバスのような作りだった。感動する要素もそれぞれのストーリーにあった。
一方の
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天地明察(2012年製作の映画)

4.0

原作は本屋大賞受賞作品。江戸時代に改暦を試みた安井算哲(渋川春海)の半生を描く。
当時800年に渡って使われてきた暦を替えるのは相当な事業だ。専門的な用語もたくさんでてくるが、それよりも壮大なスケール
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

4.0

前に金曜ロードショーで放映されたときは話についていけず、途中で見るのをやめてしまった。原作を10巻ほど読んだので、また見てみたらちゃんと話についていけるので面白い。
ストーリーは王道のヒーローもの。ヴ
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

4.0

Amazonプライムビデオにラインナップされていた。マスカレード・ホテルの続編だが、前作は見ていなくても大丈夫。
俳優陣が豪華で、しかも全員怪しくて誰もが犯人のように思えてくる。ミスリードが連発し、案
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ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット(2012年製作の映画)

4.0

なかなか本編とのつながりが強い。元海軍大将が敵で、確かに強いのだが、思った以上に強くはない。黄猿や海軍をやめた青雉の強さの方が際立っているような気がする。
ゼファーの背景がしっかりしているので、それだ
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.0

実写映画の最終作が時系列だと1番古い。これまでの4作の続きではなく、1作目の前日譚というか10年前の話。剣心の十字傷や殺さずの誓いの由来が明らかにされる。
これまでの4作品と違って、ストーリーに重きが
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.5

前作の登場人物が再登場して共闘しているが、ストーリー自体は前作の方が良かった。いくつか明らかになったこともあるが、未だに過去の出来事については明かされていないことが多い感じ。まだ完結ではないので、次回>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.3

170分という長い映画だが、スペード感があって、長さを感じさせない。特に冒頭20分間ノンストップのノルマンディー上陸作戦が凄すぎる。突如音がなくなったり、水中の映像になったりと、色々な手法で戦争のリア>>続きを読む

アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.0

1よりも分かりやすいストーリー。続編ではあるが、1とのつながりはそれほど強くなく、この作品単品でも見ることができる。
奇妙なはずのアダムスファミリーが1作目と比べるとまともに思えてくる。
ウェンズデー
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インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

4.0

冒頭のカットで背景が足速に語られるので、予備知識がないと分かりにくいかもしれない。途中であらすじで補完したが、見ているうちに謎は明らかになっていく。
ハルクがどれほど強くてどんな能力があるのかはこの作
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阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

4.0

原作小説は前に読んだことがあるが、ストーリーは覚えていない。阪急電車を舞台に繰り広げられるオムニバス形式の映画。連作短編の小説っぽさがある。
10年以上前の映画なので、出演者たちが若い。特に芦田愛菜。
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.0

金曜ロードショーにて試聴。
ホラーっぽい設定だが、なにも恐ろしくはない。学芸会の血飛沫が1番ホラーっぽい。
ストーリーがなかなか頭に入ってこなかった。

ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

4.0

一昨年、中島健人・平野紫耀主演で連続ドラマ化されていた作品の原作映画。韓国の俳優はよく分からないので、初めは区別しにくかったが、主に2人だけ分かれば問題なかった。連続ドラマ2話分の家出少女誘拐事件がこ>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

原作を読んだことがあるかと思っていたが、ストーリーに見覚えがないので完全初見だったらしい。12年前の映画だが、福山雅治ら主演陣は今でも全くといっていいほど変わらない。
初めに事件が起き、誰が犯人なのか
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漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.5

知り合いが制作に携わっている映画。明石家さんまが企画・プロデュースに加わっていることでも話題になっていた。
肉子の容姿や言動がデフォルメされていたり、いたるところに笑いが散りばめられていたりするのは明
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

金曜ロードショーにて再視聴。1度目は2021年7月71日にT・ジョイにて。

3年ぶりの細田守の新作。『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』『サマーウォーズ』と同じく電脳世界を舞台にしている
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