なごみさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

なごみ

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On Your Mark(1995年製作の映画)

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胸のときめきがとまらん、この世界観よ…

たった7分間で、完ぺきに映画でした。

毎年夏に見よう。

子供の頃から一周回ってジブリに帰ってきた感がものすごい、この頃。

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

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タイムリーだなと思って見たのですが、なんなのだろう、このドキュメンタリーは…

見てよかった!なのか…??他に観たい作品があるならば、そっちをみたほうがいいですよと言いたくなるような、自由奔放すぎる
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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めっちゃすき、、、。

ユダヤ人に対する固定観念的な出来合いの知識に抗い、自分の人としてのプライドをみせつけるエルサの姿がとても美しい…

戦争を扱う映画だからこそ、生々しいものをそのまま観客に投げつ
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少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999年製作の映画)

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まさに少女革命。ラストが最高。
心理学・精神分析の授業のために、アニメ見ずにいきなり映画版を見たので、途中ストーリーが?になったけれど、ラストがすばらしかったのでとりあえず満足.. 夏休みにネトフリで
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フェアリーテイル(1997年製作の映画)

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1917年イギリス(イングランド)で実際に起きた、コティングリー妖精事件を基にした実話。こんなファンタジーな話が世間の一事件として取り上げられたという事実に、ちょっと感動…!妖精的なもの、神秘なものを>>続きを読む

エレファント・マン(1980年製作の映画)

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人間の尊厳、外見/内面の問題を扱った、デヴィッド・リンチの傑作。4K修正版もみたかったけれど、とりあえず旧作を借りて視聴.

ヴィクトリア朝イギリスに実在し、”フリークス”と言われたジョゼフ・ケアリー
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はちどり(2018年製作の映画)

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観ているときも、あとも味わえる映画。
映画後半からずっと涙、涙でした…

1994年の韓国、中学2年生の少女ウニは、父親や兄からの理不尽な言動、いい尽くし様のない孤独感と不安のなか、恋人や親友とささや
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

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もう、完璧すぎる……

自然や動物を愛し、愛されるナウシカ。何者にも恐れず、目の前の者を大きな愛で包み込むような彼女の笑顔、、

悪いのは人間を脅やかす自然ではなく、自然を汚す人間。私たちは、自然を支
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夏の夜の夢(2014年製作の映画)

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シェークスピア喜劇の一つ、夏の夜の夢。圧倒的幻想世界の再現に息を呑みました…

この舞台作品は妖精パック役のキャサリン・ハンターによって成り立っているという感じがすごくします. 彼女の肉体の完成度、自
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13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

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ブラック・クランズマンに引き続き…
1時間40分でこの情報量とクオリティは本当にすごいと思います。高校の世界史の教科書ではわからなかった部分がたくさん見えました(それでもほんの一部だと思いますが...
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

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70年代アメリカ・コロラド州を舞台に、新たに刑事となった黒人のロンと、同僚のユダヤ人刑事フリップが白人至上主義団体KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査をする。

アメリカにおける人種差別に関し
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心と体と(2017年製作の映画)

4.6

ここ数週間で見た映画のなかでダントツに好き。映像とストーリーのシンプルさが心地よいです(一部結構な血のシーンありますが。)夢の中で現実の誰かと繋がってみたいと思いました。

マッシュポテトをぐにゅ、っ
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21世紀の女の子(2018年製作の映画)

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最近レンタルしようとしていたところ、アマプラで配信されて即鑑賞。

個人的お気に入り作品は、金子由里奈監督のprojection。水中に浸る系が大好きなので… 主人公の女の子の笑顔が印象深いです。小川
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

3.0

とってもおいしそうな映画。水の音と緑に癒される。個人的には、一本の映画でなく料理ごとに観れるドラマ版があればいいなと思いました。

戸を開けて空に浮かぶシーンが幻想的でとても好き。

エール!(2014年製作の映画)

4.2

笑いありユーモアありの明るい映画だと思いましたが、最後の最後で感動に堪えきれずざばざばと泣かされました。ルアンヌ・エメラの歌声がめちゃめちゃぐっときます。家族役の俳優陣が、迫真の演技です。


個人的
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存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

4.1

授業で原作小説を知って、映画を先に鑑賞。冷戦下のチェコスロヴァキア・プラハでの、性と愛をめぐる物語。

テレーザがめちゃめちゃ可愛いです。
映画のかんじがとても好み。でも3時間はちょっと長いです。

荒野にて(2017年製作の映画)

4.2

賢くて心の優しい一人の少年が、運命のいたずらに揺さぶられながらも進んでゆく、散々な青春時代の物語。夜みたせいか、途中から洟たらしながらボロボロ泣いてました。

淡くやさしい空の色、荒原を歩く少年と馬。
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たちあがる女(2018年製作の映画)

2.9

環境保護のため、密かに工場の電線切ったりする主人公。情熱的で行動力がある主人公にもかかわらず、映画としてはいまいち盛り上がりに欠ける気が、、、

最後の田舎の景観の切り替わり方は、お、と思った。北欧の
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光のノスタルジア(2010年製作の映画)

3.4

私も、彼らも、宇宙の子。

チリの独裁政権に虐殺された遺族の骨を、数十年と探し続ける人々。

“新しい星や生命が生まれるために、いつかは消えていく星のように”

宇宙から生まれ、宇宙のもとへ帰ってゆ
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真珠のボタン(2015年製作の映画)

3.7

宇宙、水、音、神話、民族、歴史…

チリ南部パタゴニアにかつて住んでいた先住民、19世紀末西洋人の入植により絶滅に追い込まれた人々。水と星を生命の象徴と考えた彼ら。体に宇宙を描いたセルクナム族。

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ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

4.3

別々の場所で同時に生まれ、同じ容姿をもったポーランドのベロニカとフランスのベロニカ。

幻想的な音楽と人形劇、絵画の三拍子を打たれて、これは好きにならずにはいられない… ポーランドのベロニカの歌が、「
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幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

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私が観たかったのはこれです!!って、思いました。視覚においては、文句無しで、私のための天国かと思いました。自分が映画をつくるんなら、ヴァルダみたいな映画を作りたいと思いました。

ストーリーは、修羅場
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港町(2018年製作の映画)

2.5

海と、魚と猫と猫と人。一次産業的暮らし。

インタビュワーのひとがなんか、、あんまり楽しそうじゃなかった、この映画を教えてくれた人に魅力を問うてみようと思います。

ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.8

両親が旅行で家に子どもだけ、二人は双子の男女でいつも一緒、そこにやってきた同世代の少年、今日から三人で共同生活っていう超強引な少女漫画的設定。

映画オタクによる、映画オタクのための映画というカンジで
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ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

3.3

良い物語な気がするが、同時に社会のきもちわるさとか息苦しさがすごく見えてしまって、なんだかこんな世界から逃れたいと思ってしまった、、