ooさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

よこがお(2019年製作の映画)

4.4

筒井真理子と深田晃司まじ天才。
自分にとって些細な発言が、相手の中にはずっと残っていることがある。そういう感覚のずれや、自分でも何考えてるのか分からない不確かなものが多く、生々しくて恐ろしかった。よく
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

2.0

1932年というのが多分きっとすごい。2020年の自分が見てもどう見ればいいのか分からない。目を瞑り続けてきてしまって、結局100年くらい進歩していないのかもしれない

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

自分や友達がなんの理由もなく偶然こんなことになったらと思うと恐怖で頭おかしくなりそう。理不尽に踏み潰される蟻になった気分。怖い。
最後の方カマキリが出てくるけど、なんかそれがすごく頭に残ってる。

蒲田行進曲(1982年製作の映画)

3.5

雰囲気は時代だなーって感じだけど、主役三人がよかった。特に平田満さんは上手いとか下手とか余計なこと考えてない、自分がどの程度の何者か分かってる感が透けてるというか、、、。よく分かんないけど細かいけどみ>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

編集がユニーク。cmの人みたい。

実際の容疑者たちのインタビュー自体は面白いけど、彼らに演出がついていたのが、リアルな人生を2時間に凝縮させる方法として乱暴な気がしてしまった。

ヤング・アダルト・ニューヨーク(2014年製作の映画)

4.7

単に出来事を繋いでいけば、理由は語らなくても視聴者が勝手に想像できるものだと気づく。
全てを語らずとも何か伝わるというこの手法が好きすぎる。ノアバームバックすごすぎ。ベンスティラーとアマンダサイフリッ
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

2.1

素人目に見ても脚本が終わっている。サンプルみたいな、教科書のような、、、。
てか中堅芸人さんの撮る映画ってなんでこんなんばっかなの?笑

つぐない(2007年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

考えてしまった。
脳の都合の良いように、真実を組み替えてしまうことの恐ろしさ。彼女が嘘をついたあの瞬間は、きっと嘘発見器を通しても見破れない気がする。なぜなら彼女は嘘をつきたくてついたわけでも、彼をお
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Zアイランド(2015年製作の映画)

3.9

ダサコメディスプラッターで面白かったぞ意外と。

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

2.5

いかにも孤独死や自殺者が多そうな冷たい雰囲気の街、交わらない人々、曇り空。見てるだけで息が詰まる。ヨーロッパのリアルが辛すぎて直視できない。

風の中の牝鷄(1948年製作の映画)

3.4

なめない、、、、一度も。。。
てか旦那もっと謝れよ。二人が納得してるのが不気味だ。夫婦の会話を見つめる子供の目線いい。

朝が来る(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

マンブルコア的(ドキュメンタリー的?)だし好みだし話もよくできてるし、全体的にいい感じだが、素直に没入できなかったのは、実景の多さや、アドリブと脚本の境目が粗く見えてしまったこと、エンドロールの子供の>>続きを読む

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

フェリシティジョーンズは瞳が印象的で、芯のある役にピッタリ。ただその強さだけではなく、悲しげで物憂げな雰囲気も兼ね備えてるから、一回の表情の変化で緩和から緊張まで一気に持っていける能力を持っていると思>>続きを読む

ホリデーオンリー: とりあえずボッチ回避法?(2020年製作の映画)

1.3

not my genre
これ本当に2020年の映画?メンインキャット並。ひどいラブコメのせいで、本当に面白いラブコメを見逃してしまっている気がする

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.7

バトルシーンがとにかくえげつなく格好いい!!!鬼がちゃんと怖かったのがよかった。子供だったらトラウマになってたと思う。自分で言うとこの賢者の石のクィレル先生みたいな。

善逸の技が繰り広げられるとこと
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.6

ロックストックアンドトゥースモーキングバレルズを思い出す。
有無を言わさず見てる人を巻き込んでいく展開は流石だけど上述の映画鑑賞時同様、こちらが登場人物を把握しきれる頃には終盤を迎えている。俺が頭悪い
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リバース(2016年製作の映画)

3.0

開始5秒でオチが分かるけど、興味のあるトピックだったから飽きずに見れた。悪いのは自己啓発でも宗教でもなく、横暴な勧誘だ。

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.8

アメリカ人が露骨なまでに悪者に描かれてて笑いが止まらなかったと同時に、「意地悪」なイメージを演じなければならない白人俳優たちが不憫にも思えた。映画に求められていることだから仕事として正解なんだろうけど>>続きを読む

半落ち(2003年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

半落ちをした理由が、引っ張った挙句に特にない。アルツハイマーの妻を殺してしまったことの本当の動機が、結局はじまって1分の時点と最後でなにも変わらない。空白の2日間が、もう一つの女児暴行事件と繋がるよう>>続きを読む

アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ボクシングシーンだけで5兆点。ややドラマすぎる感も否めないけど、全てを生々しく感じられた。過去に蹴りをつけるために戦う森山未來vs未来に蹴りをつけるために戦う北村匠海。あつい。ボクシング最高。

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

4.5

ボクシングシーンだけで50,000点。俳優になりたいと思わせてくれた。勝地涼のシーン泣いちゃったな。勝ち負けではなく、倒れないことの理由、精神が身体を超えてしまう瞬間に感動した

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.8

めちゃくちゃおもろかった。法廷物好きだなーーーー。理不尽に不利益を被っている人々の戦いは美しい。
どっちが正しいとか間違ってるとかは分からないけど、衝突がとにかく面白い。マイケルキートンやっぱよいな。

オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

3.4

草彅くんこれ見たかな。出てくる人出てくる人クセが強すぎて見てる側の許容量を超えるけど、その見た目に惑わされてはいけない。全員本質的には自分に足りないものを埋めようともがいてるだけ。

評決(1982年製作の映画)

4.0

弁護士なりてえ〜。一番好きなジャンルかもなー。主人公の引きの画と長回しが多いから、映画全体から重厚感というか大人の余裕を感じる。かっちりしっかりしていて卒がない。フレンチフルコースみたいな雰囲気。演技>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

これコメディだよね?めちゃくちゃ笑ってしまった。
何を伝えたかったのかが全くわからない。

俳優は何も悪くない。すべては脚本。脚本うんこすぎるって。上手に言語化できなくてくやしいけど、違和感、不自然、
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