性や1人の異性に全エネルギーを注いでいた10代の自分の重なった。大人になったらアルノーではなく隣人の良さが分かるはず。
母親とのハイキング中の会話が印象的だった。
「"生まれない"と"生まれて今の人生を生きる"を選べてたら生まれるのを選んでた?」
私は同じ質問を自分にしたけれど、答えはすぐに出せなかった。
主人公と>>続きを読む
身に起こった"悪いこと"と思える出来事は、必ず"良いこと"に繋がっている。全ては何かのサインであって、今を楽しむ努力さえすれば大丈夫なのだと思った。
走ってまで会いに行きたくなる恋愛が羨ましかった。
defying gravityはずっと知っていたけれど、ようやく作品内で聴けて嬉しかった。
永遠ではないからこその特別な時間。2人の間だけに流れる空気と会話。まるで自分が体験しているような感覚。
久しぶりに、"良い映画を観た"という気持ちになれた。
彼女もおかしいけれど、通常だった彼女には全然優しくなかった彼もおかしい。
2人の幸せのかたちが薬物でつくられるならば、勝手にしてくれの世界。
いまいちどういう風に捉えたら良いのか分からなかった。事故のシーンはどうやって撮影したのだろう。
原作がおもしろかったので。
どのシーンを見ても、違うんだよな、が頭のなかでいっぱいになった。
【原作の感想】
"普通の人"なんていなくて、世の中はただの経済でしかないからマジョリティ側に合わせたも>>続きを読む
終始、物語をどのように受け取ったら良いのかイマイチ分からないままだった。でも節々で父親はすでにいないような、幻のような雰囲気があった。
めでたしめでたし、よかったね。ではないということ。この映画が公開された2004年よりももっとこれに近付いている現実。
だけど地球が映画のようにならない限り、人々は自分たちが犯してきた罪に気付かない気>>続きを読む
人は1人ひとりストーリーを持って生きている。
"いかなる時も不安の種は尽きないが、なんじ常に希望を選ぶべし"
前作の方がすき。
すべての感情があって私なのは分かっている。だけど、心配無用。この言葉通り。
私が同じ立場でも、やはり人生も心も救われる気になると思う。5日間という短い日数がより後の人生にとらわれる。
オープニングも好き。
ダンが2人の女性に愛されるほど魅力に見えなかった。
誰と出会おうが、どれだけ愛そうが、恋愛というナマモノの結末はそんなに変わらないのかも知れない。愛は終わる。出会ったということは別れに向かっていると>>続きを読む
「彼を好きか嫌いか分からない。でも孤独じゃない。それで十分だった。」
腸のなかの細菌たちやネズミがかわいい。細菌が喜ぶ食事をしたいと思った。
「私を理解してくれる誰かがほしい。私の好み、私の不安を彼は知ってる。そういう恋人を…。」
この理想が叶ったレストランのシーンがすき。
パク・チャヌクは指を切り落とすのが好きなのだろうか。グロさと賢さの融合。