Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

3.0

カリンとの喧嘩の日にカリンの放った言葉たちが、私の周りをとり巻く人々を思い出させ、独りではないことを実感できた。孤独は現実でもあるが、ただの被害妄想にすぎないのかも知れない。

とはいえこの映画はあま
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潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ(1993年製作の映画)

3.5

グリーンブックを観たあとにケンタッキーが恋しくなるように、この映画はベーコンサンドが食べたくなる。

「敵は山ほど作ったが、友だちは少なかった」

だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

4.0

「マリンよりもサブマリンの方がかっこいい」

彼らには、可愛いかっこいいの概念や、自己肯定感の高い低いの感覚などあるのだろうか。いつもハッピーで一生懸命で愛おしかった。

落穂拾い(2000年製作の映画)

3.5

トラックを手の中に捕まえようとしたり、ハートのじゃがいもをすかさずもらったり、アニエスの独特な視点やピュアさが良い。

この映画が撮られてから随分と経つから規制や法律が変わったかも知れないけれど、買わ
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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.5

"ラヤ"と"マルゲリータ"を行き来する生活が魅力的に思えた。

おじいさんと草原の小学校(2010年製作の映画)

3.5

常に誰かが、何かが、犠牲になって時代は進んでいる。ケニアの子どもたちのキラキラした目と笑顔が、心の隙間を埋めてくれるようだった。

(2007年製作の映画)

2.0

ドランの童貞感と髪型が変すぎて集中できなかった。

夫たち、妻たち(1992年製作の映画)

3.5

久しぶりのウディアレン作品。

刺激より安心か、安心より刺激か。男女が永遠に生活するのは幻想なような気がしている。レインが魅力的。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

恋愛の始まりとか途中とか、いちばん楽しい。初めましての帰り道、何かが動きだしたふたりの感じ、よかった。

男女とか愛とか、なんだろう。
何年経っても過去の恋人の誕生日は覚えているし、こうやってちょっと
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

戦闘シーンのリアルさ。
そして銃を持たず信仰と信念のみで戦場に立った兵士がいた事実。デズモンドは生まれた時点でこの役割を担うための運命にあったように思う。そうでなければ、とっくに死ぬ機会はいくらでもあ
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

4.0

私たちが普段生活するなかで、メディアから伝えられていること、知ることというのはほんの上辺でしかないことを実感させられる。

戦場へ繰り出す前の兵士達の様子、犬の扱い方、「硫黄島からの手紙」でみる日本と
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マック&デヴィンの"ハイ"スクール生活(2012年製作の映画)

3.0

ドラッグ好きな知合いの紹介で。
スヌープドッグとウィズカリファでなければ観てないしくだらない。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

これは何だと聞かれたときに、"幸せ"と答えることに恐怖を感じた。

きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.5

ダンガルほどの心の揺さぶりはないが、それぞれの持つ個性や長所が愛おしくなる映画だった。

「他人に負けるより自分に負けた方が悔しい」

「心配して何になる?その調子じゃ死ぬ前に死んじまう」

「明日の
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男の優しい罪と罰(2013年製作の映画)

3.0

小さい背丈、禿げた頭、誕生日は映画館、毎回決まったボックス席、上手くいかない恋愛、少しの自殺願望。

世界のどこかで、本当にこんな生活をしている人がいる気がした。


「旅にでなきゃ」
-「必要ない。
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グレタ ひとりぼっちの挑戦(2020年製作の映画)

3.0

グレタが1人でストライキを始めたのが2018年。私がこの映画を観たのは、2023年にもうすぐなる、という時期。この5年で何か大きく変わったものはあっただろうか。

映画のなかでストライキを行う人間でさ
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.0

歌う歯ブラシを選んだとき、「何をするにも刺激が必要になるぞ」の声がけに共感した。

ファーザー・クリスマス(1991年製作の映画)

3.0

やれやれと、お布団に入る幸せが伝わってくるようだった。

天気の子(2019年製作の映画)

3.5

すずめの戸締りよりは泣いて、君の名はよりは泣かなかった。

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.0

何が正しくて何が正しくないのか、何がやりすぎで何がやらなすぎなのか、見ていてずっと判断がつかなかった。終始心がすっきり晴れない内容。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.5

観る前にゲイリーがフィリップ・シーモア・ホフマンの息子と知っていたら。アラナとその家族がハイムと知っていたら。

アラナの誕生日、12月15日に偶然観れた喜び。

ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

3.5

フランス映画らしい設定とストーリー。
自分の気持ちが定まっていないときの、相手のいびきを受け入れられない感じ、すごく分かる。