ダンガルほどの心の揺さぶりはないが、それぞれの持つ個性や長所が愛おしくなる映画だった。
「他人に負けるより自分に負けた方が悔しい」
「心配して何になる?その調子じゃ死ぬ前に死んじまう」
「明日の>>続きを読む
小さい背丈、禿げた頭、誕生日は映画館、毎回決まったボックス席、上手くいかない恋愛、少しの自殺願望。
世界のどこかで、本当にこんな生活をしている人がいる気がした。
「旅にでなきゃ」
-「必要ない。>>続きを読む
グレタが1人でストライキを始めたのが2018年。私がこの映画を観たのは、2023年にもうすぐなる、という時期。この5年で何か大きく変わったものはあっただろうか。
映画のなかでストライキを行う人間でさ>>続きを読む
歌う歯ブラシを選んだとき、「何をするにも刺激が必要になるぞ」の声がけに共感した。
何が正しくて何が正しくないのか、何がやりすぎで何がやらなすぎなのか、見ていてずっと判断がつかなかった。終始心がすっきり晴れない内容。
観る前にゲイリーがフィリップ・シーモア・ホフマンの息子と知っていたら。アラナとその家族がハイムと知っていたら。
アラナの誕生日、12月15日に偶然観れた喜び。
フランス映画らしい設定とストーリー。
自分の気持ちが定まっていないときの、相手のいびきを受け入れられない感じ、すごく分かる。
子どもの方が生きる上での本質を分かっている。いろんな「できる」を私も大切にしたいし、トライしなければと思った。
「行ってきます」
あの日、その言葉が最後になった人がたくさんいただろう。帰らぬ人、帰りを待つ人、それを思うと込み上げるものがあった。
最後のショーは、ボヘミアンラプソディでいうバンドエイドのライブのように、見ていて勇気づけられた。
ムーンが頑張っていて癒された。
素晴らしすぎる実話。
動物も人間関係とおなじで、信頼がほしければ信頼すること。初日から従わせようなんて無理な話しだけれど、ルビーと主人公が出会うには簡単に手放してき人々も必要だった。
でもこの映画>>続きを読む
その土地の音楽、人。いてくれるだけで幸せな存在、猫。
人々の猫に対する解釈やストーリーが面白い。猫の話しをするとき、みんな笑顔だった。
「既に救われていたら?」
あらゆる悩みやネガティブに考えている自分のことも、もしかしたらもう解決していたり救われていたりするのかも知れない、とこの言葉を聞いてハッとした。
「私は人づきあいが苦手だからこの仕事に向いているの。ひとりが好き。それが欠点でもあるのだけど。」
この言葉で一気に彼女と同じ生き方ができるような気がして嬉しくなった。
時代の流行や歴史のなかに、タ>>続きを読む
難解。
作品のなかでも何度かでてきた、潜在意識。人がもつ恐怖や不安というストレスがつくりだす世界の大きさが表現されていたように感じた。
この映画をどう理解して観ればいいのか分からないまま進んだ。でも「Mr.ベネット?」と呼ぶ声が最後は愛おしく感じていた。
皮肉な言葉は色んな映画で聞いてきたけれど、皮肉具合が新しかった。
肉子ちゃんのキャラクターや、アニメーションなどを受け入れるのに時間がかかった。終わり方が微妙だけれど、なんだかんだ肉子ちゃんに愛おしさを感じた。