uereiさんの映画レビュー・感想・評価

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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

4.2

今、世間は猫も杓子もクイーン、『ボヘミアン・ラプソディ』かなと思いますが、

こちらもぜひ見ていただきたい歌姫、ホイットニー・ヒューストンのドキュメンタリー。

デビューして瞬く間にトップシンガーとな
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.0

ニコラス・ホルトが「ライ麦畑でつかまえて」の原作者J・D・サリンジャーを演じた伝記映画。

才能と自信(と皮肉)に満ち溢れた青年が、戦争によってまるで変わってしまうのは本当に悲しいものです。

原作と
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search/サーチ(2018年製作の映画)

5.0

全編100%、PCの画面だけで展開するサスペンス・スリラー。それだけではなく、喪失感や悲嘆ときちんと向き合えずにきた父と娘の再生の旅路でもあり、最後の最後までどんでん返しがあり、真相がわからない! と>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.8

短期間に、これほど良質の音楽映画を次々に堪能できるとは…。今年はミュージカル・音楽映画が本当に豊作です。

本作の場合は、ある男とある女のラブストーリーでありつつも

トップスターの座にいながら、アル
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.8

20世紀フォックスのファンファーレからクイーン仕様なんだもの、これはアガります。

『ナイト ミュージアム』シリーズや「Mr.Robot/ミスター・ロボット」のラミ・マレックが、本当いい、彼史上最高に
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.5

菅田将暉と池松壮亮が、放課後、河原でただしゃべるだけの青春を描いた『セトウツミ』の大森立嗣監督が、
森下典子による、人気エッセイ『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』を映画化。

くしく
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ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2018年10月3週公開映画の初日満足度ランキング第1位、おめでとう!

とても好きな青春音楽コメディシリーズです。
1作目『ピッチ・パーフェクト』の宣伝コピーにあった「50回観ても飽きない!」を実践
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.8

ド派手な超絶リッチぶりは表層。家族観や人生観の対比を問う!

クレイジーなほどスーパーリッチなプラナカン(シンガポールの中国系移民)の御曹司と、NYで中国系移民の母に育てられた大学教授が、結婚するのか
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.0

私のところにも、タリーが来てほしかった!

シャーリーズ・セロンの驚異の体重増(18キロ)や体形の激変ぶりが話題となっていますが、ワンオペ育児に、産後うつなど、日本のママさんたちにとっても聞き捨てなら
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.8

ジェレミー・レナー×エリザベス・オルセンだ! のミーハー心を打ち砕く、問題提起のある雪上サスペンス。

メキシコ国境の麻薬戦争を舞台にした『ボーダーライン』、銀行強盗兄弟を追うテキサスレンジャーを描い
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.8

映画を観ている最中は楽し過ぎて、観終わった後にも「ああ、楽しかった」と心底思える作品というのは、実はそれほど多くはないと思いませんか?

最先端技術を駆使したあり得ない世界を描く映像体験も、俳優自身の
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.8

フィギュアスケート史上最もスキャンダラスといわれた元・米オリンピック代表選手トーニャ・ハーディングを『スーサイド・スクワッド』のマーゴット・ロビーが熱演。

第90回アカデミー賞には主演女優(マーゴッ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

声を発することのできない、陸に上がった人魚姫のようなヒロインと、
アマゾンの奥地で神と崇められていた“彼”の大人のラブストーリー。

偏見や差別とも闘う、ファンタジー・ドラマ。

それでいて愛に満ちた
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

5.0+

“ディカプリオ以来の才能”といわれ、第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされている新星ティモシー・シャラメ

そして『コードネーム U.N.C.L.E.』や『ジャコメッティ 最後の肖
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.5

英国にとってのみならず、チャーチル自身にとっても“Darkest Hour”となった第2次世界大戦初期、1940年5月10日の首相就任から、
ノーラン監督の『ダンケルク』にも登場した下院の演説(決して
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ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

4.3

40年前の初恋の記憶に向き合うことになった、
ジム・ブロードベント演じるトニー。

“忘却”とは、本能的な自己防衛の手段なのかもしれません。

40年前の若き日のトニーを演じるのは、クリストファー・ノ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

現時点の2018年のベスト(2月だけど)

3枚の広告看板を打ち出した、娘を殺された母親の復讐劇だと思うでしょ? それだけでは決してなくて、悲しみと憎しみ、怒りに囚われた人々の感情の昇華を見つめた、最
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.8

1作目もキュートでモフモフで、意外と社会派なところが大好きでしたが、今回も最高です! なによりヒュー・グラント堪能映画でもあります。

何度、大笑いしてしまったことか。前半の伏線の見事な回収が、気持ち
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.0

「This is Me」(これが私)に象徴される力強い音楽とパフォーマンス!

音楽性は『ラ・ラ・ランド』より高いんじゃないかとも思います、直感的に。ヒュー・ジャックマン久々の歌とキレキレダンスを堪能
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