全編がモノクロで格調高い映像が美しい
若尾文子が出演作を振り返って自分が一番キレイに映っている映画と言っていた事に完全に同意
山下洵一郎も素朴でピュアピュアな竹人形職人を演じていて可愛らしかった>>続きを読む
村社会の閉鎖性の中で故無く異物扱いされる若尾文子のやさぐれっぷりがピリっとしてていい
映画終盤で強烈な愛によって犯してしまう行動は狂気的だけどその姿が恐ろしいまでに美しかった
若尾文子の妖艶さが胸焼けするぐらいに濃厚で魂が持っていかれる
岸田今日子への誘惑もテンションと濃度が高すぎてまるでコメディみたい
最終的にターゲットとなる夫婦どちらをも魅了して狂わす姿が悪魔のようであ>>続きを読む
田宮二郎演じる終戦17年後の広島で原爆投下の傷跡を探す記者の無責任な使命感と原爆を昔の事として忘れ去ろうとする現地の人々の様子に色々考えさせられる。
記者が原爆投下の傷跡を巡る風景は重苦しく生々しいが>>続きを読む
若尾文子、京マチコ、中村鴈治郎、田宮二郎とかの大映アヴェンジャーズに浪速千栄子までが参戦する遺産相続バトル!
お互い策略を巡らす展開も面白いし、役者同士の絡みもワクワクする
死んだ当主の愛人役の若尾文>>続きを読む
若尾文子と高峰秀子が嫁姑として静かに激しく争う美しき極上バトルドラマ
雷蔵のどっちつかずの情けなさっぷりもさすがの名演
薬の実験がメインの内容だけど、その描写が今ではありえないような手加減のなさだった>>続きを読む
映画のおおまかな内容は、かつての大女優・藤原千代子に千代子の大フアンである映像製作会社社長・立花がインビューし、千代子の狂気にも似た愛を求める生涯が語られていくというもの。ただその構成が複雑で、千代子>>続きを読む