ありあまる富さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

ガガ様演技の幅広すぎでは
娘の出番が少ないのが何よりずっと不穏だよ

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

まず、「彗星の衝突」を主題に据えてるのがフェアで好感持てる
ハレー彗星接近の時はデマが蔓延したけど杞憂に終わったし
彗星の衝突で地球が終わるって急に言われても周りの人はすぐには信じないよなぁ

その後
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

物語が展開する時にロジックがしっかりしてるから話に乗っかりやすい
脚本は王道を突っ切ってくる感じなんだけど、何回擦られても面白い下りをやってくれる
(本当は歌が上手いのに人前だと緊張してうまく歌えなく
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カラミティ(2020年製作の映画)

3.9

画面に奥行きがあって色彩豊かで見ていて飽きない画づくりだった
ジーンズ履いて初めて馬に乗るシーン、最っ高
マーサ・ジェーンが物語の推進力のほぼ全てをになってて笑っちゃった
ロマンス描写で受け付けないと
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

2.9

キャラクターが少ない
ヒロインの「〇〇くん(福士蒼汰)おもしろ〜い!」という台詞があるが、頭悪そう
告白されたヒロインが発する、「私、癒し系じゃないよ?よく言われるけど、わがままだし、自分は自分って感
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

良かったところ

・車を色んなロケ地に運んで撮影してるの大変そうですごい
・演劇のシーン、成立させるのが大変そうですごい
・セックス中に賢者タイムになるの怖くて良い
・タバコを夜空に掲げるシーン
・岡
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

2022年1本目
イカした戦車でお祭り騒ぎ
独ソ戦がベースなので完全に無邪気に楽しむことはできなかったが、バランス良くふざけた良作だった
ドイツの指揮官がいいキャラ

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.5

キャリー=アン・モスをヒロインに据え置いたという点が意義深い作品だと思う。素晴らしい美しさだった。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.2

女の子のしょうもない会話ってマジで最高なんだよな
母国語でタランティーノ映画見てるみたいな感覚

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.2

想像通りに想像以上!という感じでした

原作のサンプリング精神に則って演出してるのがよかった
1カット目が「電柱」と「赤い水たまり」だったんだけど、声優キャスティングとかの分かりやすい部分以外でもエヴ
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幸福路のチー(2017年製作の映画)

3.8

おもひでぽろぽろじゃん
作品が提示してくる価値観がすごく好ましかった

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「愛しあい、憎しみあい、支配しあおうとし、苦しみあう」
「それが結婚よ」

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

エドガー・ライト監督だしサスペンスだから案の定伏線回収祭り
観る前の期待を裏切らないクオリティーだった
田舎娘がスクールカースト上位の女子にいびられる描写とアニャテイラージョイがめちゃ好みなので、ずっ
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花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

5.0

中学生の他愛のない会話のリアリティが高すぎる
声の演技も相まって存在感がすごい
のっぺりした作画も途中から愛くるしくなってくる
作画の情報量もけっこう多くて見応えある
目を逸らす演技、椅子にもたれかか
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.9

B級っぽい設定だから見る前の期待値は高くなかったけどちゃんと最後まで社会風刺しててよかった
「素晴らしい新世界」みたいな世紀末ディストピア大好物だから「学校」のシーン最高だった
ウィルフォード!!!!
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.8

BGMがずっと最高
ドクが活き活きしてる
最後の機関車のシーン、ハラハラしたなぁ

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.8

人は外見で他人を判断するけれど、外見は努力である程度変えられる
身なりに気を遣っとけば大体うまくいく

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

チェンソーマン大好き人間なのでレオンも大好きです

作中のインモラルな行為が社会規範から逸脱したキャラクターの存在感を底上げしており、個人的には概ね肯定的に観れた

でも「TAXI」のユーモアセンスと
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

5.0

この映画には善人も悪人もいない
誰もなにが正解か分からずに悩む
皆それぞれ苦悩を抱えながら生きている
犯した過ちは簡単には償えない
他人に許されることは難しいし自分自身を許すことはもっと難しい
それで
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

登場人物が現実では絶対に遭いたくないひどい目に遭う映画ってめちゃくちゃ面白いね
あと明るいベートーベンをBGMに暴力的な描写を入れて視覚と聴覚の不調和を演出するやつ、今となっては定番だけど1972年の
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TAXi(1998年製作の映画)

3.0

なんかすごい気の抜けた映画だった
これリュック・ベッソン脚本なのか
時間が90分という点は素晴らしい

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

トラヴィスの行動原理に身に覚えがありすぎて最高だった
人のことジロジロ見過ぎるところ、コミュニケーション下手な人の表現として新鮮で良かった
「必要以上に他人に興味を持たない」という社会通念上の暗黙の了
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ユアン・マクレガーの
「これからは真っ当な人生を生きる、あんたと同じ人生さ」
って台詞、痺れる
キャラクターが唐突にこちら側を見透かすような言動をしてくる展開すばらしい