ありあまる富さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

グロくてインモラルで正面からハートフルな最高の映画
ヤバいビジュアルのクリーチャー達に感動させられる貴重な体験
どん底の奴だってちゃんと生きてる
子供を笑顔にさせて救える限りの命を救うなんて本物のヒー
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.1

コミカルな効果音がノイズだし成金同級生にも救いを与えて欲しいと思ったけれど、インド映画で「何でもいいから自分が好きなことを仕事にしろ」というメッセージはアツい

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

5.0

今ある幸せは永遠ではなく、人の感情も不変ではない
どれほど心通わせた相手を思っても、どれほど努力しても抗えないものがある
常に頭の隅に横たわっている現実の問題をビジュアルにして見せてくる

美しい過去
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.9

絶妙なトーンの軽さがすごい良かった
吹き替えはだいぶコミカルに寄ってだけどオリジナルはどんな喋り方なのか気になる

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

元々金持ちとか中流階級みたいな設定のキャラが多いし演じてる俳優も超セレブだから自分と関係ない感じがして感情移入できなかったな
作戦もどうせ成功するのが分かりきってるから気抜いて見てしまった
でも気軽に
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

「花束みたいな恋をした」に影響されて買ったジャックパーセルを履いて劇場に行ったので、途中すごい恥ずかしかった
殺し屋兄が好きすぎる…
「『夏休み子ども科学電話相談室』を真剣に聴いている」というくだりだ
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.6

小さい頃、映画に影響されて缶入りのホイップクリームとか懐中電灯とかトランシーバーで遊んでた
何より恐竜が大好きだった
見返してみると、子どもを楽しませることに全力な映画で、そりゃ誰でもハマるわと改めて
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

ライダーと第2号のライダーキックで瞬間心重ねてたのがよかった

激突!(1971年製作の映画)

4.0

煽り運転だけで1時間半って長くない?と思ったけどあの手この手で怖がらせてくれるのであっという間の時間だった
スピルバーグは衝突に取り憑かれてるし映画の悪魔と契約してる

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.5

スピルバーグが70歳超えてもミニチュア機関車をかっこよくクラッシュさせたり地平線をかっこよく映しているこの現実が最高

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.8

冒頭5分の中にアドベンチャー映画あるあるが詰め込まれすぎ
冒頭のジャングルのシーンが映画全体のあらすじ(インディが必死に宝を手に入れる→奪われる)の縮尺になってる
それによって本編も話の展開が把握しや
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

沢辺がサックス歴3年目の大の激ウマ演奏を初めて聴いて、「3年間どんだけやってたんだよ」って驚くシーン
才能じゃなくて練習量に衝撃を受けるっていうのが良い

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.1

ウエストバッグをヌンチャク代わりにするところ盛り上がった
カンフー映画スターになる世界線にも指ソーセージの世界線にもちゃんとドラマがあるのがすごい
嫌なことがあっても、地味な生活でも悪くないと思い直す
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

5.0

まぎれもなくブッ刺さった映画
人間のメンタルの不安定さ、人と付き合うことの面倒臭さ、それでも人と付き合うことにより開かれる可能性を提示してくれる素晴らしい映画
のんによるキャラクターへの憑依が最高にキ
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バンバン!(2014年製作の映画)

3.4

恋愛観が古すぎて全く乗れず、ロマンス要素の時間は虚無感がすごかった
アクションシーンとかダンスで笑える部分は多いんだけど、にしても語る物語がペラペラなのに対して尺が長すぎた

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.9

現代の東京の街並みがセピア調でかっこよく映っていてよかった
現実と作品世界とが地続きの場所にあるという感覚があった
会長とケイコが鏡に向かってシャドーするシーンが哀愁漂っていて最高

そばかす(2022年製作の映画)

3.9

「一般的な」感覚だとシンデレラストーリーってこんなに称揚されてるのか…?
もしこの空気感がリアルなのだとしたら結構しんどいな、現代

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.3

周りの社員を徐々にタイムループに気づかせていく展開がやたら盛り上がってて好き
会社の外の世界でもタイムループの生活があると気づかせる描写がゾワゾワする
繰り返しの日々を生きながら、失敗から学んだ工夫を
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

スパイダーが大佐を助ける時に捕鯨船と同じく浮袋を使うのが素晴らしい
人間のテクノロジーは必ずしも悲劇をもたらすわけではなく使いようだというポジディブなメッセージと受け取った

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.3

モノローグなし、内向的な登場人物もいないし、RADWIMPSも最小限で、新海誠作品にしては非常に見やすかった(題材は今まででもダントツ重いけど)
危機の渦中に恋愛せずテーマにしっかり向き合っているのも
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天気の子(2019年製作の映画)

3.4

マックの店員が面識ない客に急にビッグマックを振る舞わないだろ
展開の都合が良すぎてどうでもよかったんだけど、終盤のキャラクターの狂いっぷりはドライブ感あって逆に気持ちよかった

RRR(2022年製作の映画)

5.0

映画館にて2度鑑賞させていただきました。
「血湧き肉躍る」という形容詞がこれほど似合う映画もそうそう無い。
アクションで伏線を張り、アクションの中で回収するのが凄すぎる。
ダンスと歌も、物語上の必然性
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.2

失恋という概念が好きすぎる
2話の澄田さん幸せになって

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.3

映画館で見るとめちゃくちゃいいな

ビジュアル面は言わずもがなすごく良い
ひたすらロマンを感じさせる世界観に心打たれてしまった

ストーリーは映像を引き立てるために極限までシンプルなんだけど、よそ者が
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

5.0

感動的なまでのテンポ感の良さ
なんと気持ちの良い連中だろう

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.4

「男か女かは関係ない」というメッセージは題字にしなくても充分表現できているから、冒頭1秒目だけ丁寧すぎる気はした
それ以外は最高
恐竜博士になりたくて小学館の図鑑NEOを読み耽っていた5歳くらいの頃を
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.8

設定とかキャラデザとかの大枠は好き
ウタちゃんの一曲目がヤスタカとmikikoを感じられて至福

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.8

添い寝しても胸に触れることができないゲイリーの描写に胸を掴まれた