こんな映画見た事ない!!チープなCGに謎のセット!ポップでサイケな面白ホラー!話無茶苦茶だし荒いけど、溢れ出る才能。
尾道三部作の監督ってイメージ強かったから色んな意味で衝撃だったな。三部作もみるしか>>続きを読む
無知無知でいったからより楽しめた。キャプテンハーロックと999がこんなに密接に絡み合ってるのを知らなくてハーロック好きな身としては嬉しすぎる!色んなアニメや映画の元と重なる部分が見えてきて改めて松本零>>続きを読む
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キャリーがひたすら可哀想、、。だけど、その分発揮される超人的な能力。恋する乙女の可憐な姿からの狂気的な姿への変貌は畏怖の念を覚えるものだったが今までの仕打ちを考えるとキャリーを自然と応援してる自分がい>>続きを読む
柳川の川のように静かに流れてゆく。一見してみると流れていないように見える川もゆっくりではあるが流れている。積み重ねの毎日もゆっくりと確実に私たちの何かを蝕んでゆく。単調なロードムービーなのだけれど、退>>続きを読む
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夢か現実か、はたまた妄想か。まさかのオチで椅子に座ってたら桂師匠のようにコケるとこでした、、。時系列ぐちゃぐちゃ系の話好みの方であるのだけれど、あまりにもリアルの幻覚の映像に近いしっちゃかめっちゃか具>>続きを読む
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殺しをしたくない吸血鬼と自殺志願者の少年との出会い。お互いの世界で疎外感を感じている彼らは自死ではなく、新しい道を見つけて生きてゆく。人の痛みを知っている彼らは彼らなりのヒューマンを大切に2人で生きて>>続きを読む
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小学生の時に一度みたけれど、鳥葬とボブ・ディランの歌以外記憶から消えていたくらいその2つは当時の私にとって強烈なものだった。改めてみておもうのは仕掛けはもちろんだけど、重い話と感じさせない悲しさの中に>>続きを読む
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互いが互いのためを想いあったエンド。離れていても、会えなくてもずっとどこかで想っている、それだけで愛。再会の瞬間の妄想をロボットのように私もよくするけど、互いが別の道を歩んでいる以上会わない方がいいこ>>続きを読む
死から巡る彼女の人生。流れるように彷徨い他人に縛られない彼女の生き方は自由そのものなのだろうが見ていて心悲しさが消えない。"孤独というのは体も蝕んでゆくからね" 彼女の諦めに近い孤独に手を差し伸べてく>>続きを読む
見終わったあとずっと鳥の求愛ダンスの動画を漁っていた。壊れたように踊る聡「なくすものなんてなんにもないから」と向かう義男。怒りの加減も、愛の加減も、全ての感情がフルスロットルな聡は苦しいけれど、美しい>>続きを読む
ホラー映画なのにアニーのヒスとポールの顔芸が凄すぎて半分くらい笑ってた気がする。部屋でだらだらみたあとに映画ごっこできるの最高。だけど楽しい時間からの現実はホラー映画並の恐怖。逃避行も終わりがあるので>>続きを読む
ずっとみたかったボニーとクライド。事実に基づいた映画というよりだいぶエンタメよりの映画ではあったけれど、だからこそ良かった。世界恐慌時代が産んだ2人のラスト。犯罪者を神のように崇拝する人は正直苦手だけ>>続きを読む
異国での疎外感が描かれてる分、私の知らない日本を見ているようでとても面白かった。愛してるや好きだよと一言も言わなくても、愛とも敬愛とも言える2人の想いがダイレクトに伝わってくる。大人の恋、いいですね。>>続きを読む
痺れちゃう、、!いくつもの死を超え迎える自らの死。同じ命に対して同じ死の重さや悲しみはない。ひとつ、ひとつと死を経験する度に古来の人間の姿や考え方に近づいてゆく。野蛮で無茶苦茶な世界なんだけど、死が常>>続きを読む
ミュージカル要素強めのジョーカー!前作に比べたら前作の方が好みではあるけど、闇と光のように表裏一体の彼に凄くあっていた気がした。悲劇をあえて喜劇に見せているようなチャップリンの"人生は近くで見れば悲劇>>続きを読む
最高〜!!男女の友情は成立するか問題あるけど同性同士では生まれない友情の距離や空気感があるし、その分壊れやすくもあるよね。結局その問題って友達の定義をどこにするかで答えは決まる気がする。身近にいるのに>>続きを読む
奇妙な3人の関係。分かり合えそうで分かり合えないバランスがなんとも絶妙。私はフロリダよりもグリーンランドみたいな極寒に行きたい。
終始涙が止まらなかった。ビリーのダンスは空を飛ぶ楽しさが溢れる鳥のようで見ているだけで私も一緒に飛べるようなそんな気になれた。努力は報われるなんて言葉好きじゃないけど、何か一つに向かってる人の瞳の輝き>>続きを読む
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すごい映画を観ちゃったな、、。
少しずつ変わってゆく人や生活。それが当たり前だと順応するのもまたひとつ、それに反発するのもまたひとつ。マイノリティやマジョリティ、多様性という言葉だけで彼らを一括りにで>>続きを読む
流されるがまま流れる。
孤独をだれよりも愛し、同じくらい人との出会いを愛している男。
一期一会の出会いは当たり前だが側面しか見ることが出来ない。そのことに関して前は寂しいと感じていたけれど、それくらい>>続きを読む
ティム・バートンワールド炸裂〜!!ウェンズデーに引き続きジュナ・オルテガの相性がよくて好きだった。不気味でグロテスクな見た目をしてるのに可愛くてお茶目なキャラクターが多くて特にBobが出番も口数も少な>>続きを読む
憧れと恋って似ている。憧れのピアニスト、クララに接触したくて色んな手を使って会おうとするシャルロットは思春期の一方的で臆病な恋の仕方を思い出した。映画の中では直接的な表現はなくただの憧れの存在だが、中>>続きを読む
ライリーが悲しくなると私も悲しかったし、ライリーが嬉しいと一緒に嬉しくなった!
情緒の波が激しすぎる自分の性格が嫌になるけれど、全ての感情に意味があるんだと肯定してくれた映画ですごく救われた。嫌な記憶>>続きを読む
笑いとシリアスのバランスが絶妙。
前半で大笑いし、後半で戦争映画らしいスリルで食い入るように見続けラストはまさかの笑いで落とされた。人を殺してはいけないという規律の中、戦争では人を殺した方が称えられる>>続きを読む
夏休みじゃないけど、夏休みだー!!
80年代は生きてないから酷い体罰は受けてきていないけれど、大人たちの理不尽さやズルるさに子どもながらに疑問を抱いていたのを思い出した。大人の圧力でねじ伏せられる問題>>続きを読む
市子は誰よりも生きるために生き抜いていた。一体幾つの選択肢を誤ってしまったのか、どこからやり直せばよかったのか?そんなことを考えてもキリはないけれど、市子はその時全て必死に生きようとしていた。幸せな時>>続きを読む
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特殊な能力を頼みに色んな墓を漁るアーサー。墓泥棒なんて傍から見たら罰当たりな行為だけれど、死んだ者に捧げた物を今日この日今を生きるために自分たちの金に変える。アーサーたち以外にもそうやってやってしか生>>続きを読む
こんなに美しい映画みたことない、、。これを愛と呼ばずして、これを美しさと呼ばずしてほかになんと呼べるのだろう...。フランスの綺麗に象られた街の片隅で暮らす放浪者の二人。二人で居られるのならどんな手で>>続きを読む
淡々と描かれるオルガ・ペプナロヴァーの一生。孤独に押し潰されそうなこと、社会の不合理さについての不満、1つ1つは共感できるのに最後にどうしてあの結論に行き着くのかは理解しにくいものがあった。けれど、1>>続きを読む
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何を持って人生にとっての勝ちか負けか。お人好しは人生の負け犬で、成功者は人の幸せを潰してでも自分の地位を守らなければならない。リャオジエは結局、お父さんの優しさもおじさんの強さも持った大人になったんだ>>続きを読む
アキ・カウリスマキの中で描かれる労働者たちは愛に溢れている。決して豊かな暮らしではなく、酷い扱いをする人たちももちろん出てくるのだがそれ以上にハートフルだ。出てくる登場人物は相変わらず無表情で棒読みな>>続きを読む
1分1秒と飽きさせないマッド・マックス好きだー!!無我夢中で観ていたからあっという間の約150分だった。個人的にはシャーリーズのフィリオサが好きだけどアニャのフィリオサも眼力凄くてかっこよかった!!>>続きを読む
偶然でも運命でもない違和感すら感じる必然的な出会いで始まり、ぬるっと終わるのがロメールらしい。全4章のなかで好きだったのは第1章の青い静寂。青ではなく赤い静寂だったが、私も体験したことがある。鳥のさえ>>続きを読む
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映像作品と映画の違いってなんだろう。19世紀末の美しさを堪能できる100分だったが、ストーリーがとてもぼんやりしている。意味深な台詞やシーンが散りばめられているが、その背景を感じさせるものがないように>>続きを読む
滅茶苦茶な女の子に翻弄される2人のテニスプレイヤー。主に男女の痴情のもつれがメインなのに、テニスシーンの演出がめちゃくちゃかっこいい。電子音と斬新な画角からの試合の映像は緊張感や疾走感がこちら側にダイ>>続きを読む
予想外の展開は結末はなく、アウシュヴィッツ収容所の隣で暮らす所長の裕福な家庭が映し出されている。単調な映像の中に時々入る悲鳴や不協和音。最初はその異常さに心がざわざわするももの映画の後半ではもう気にな>>続きを読む