このレビューはネタバレを含みます
天真爛漫で気分がころころ変わるホリーは猫みたい。目先の報酬にくらんでいろんな人に甘えた振りをしては、追いかけられては逃げる。名前のない猫はホリー自身だね。ぞんざいな扱いで向き合おうともしない、自分に自>>続きを読む
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"悪は存在しない"映画のチケットを買うために言ったタイトルが観終わったあと何度もこだまする。突然やってきた映画の終わり、何をもって悪なのか?そもそも悪とは、考えてみれば人間の作り出した概念でしかない。>>続きを読む
どこかで戦争が続いてる間も、私たちの生活は続く。ラジオから流れてくる悲惨な戦争のNEWS、それよりも心配な自分たちの生活。誰にも迷惑をかけていないのに会社のルールに従ってクビになる職場、一体それは誰の>>続きを読む
おかしな二人の恋。むちゃくちゃな姉たちに囲まれて、思い通り行かなかった人生に現れた素敵なリナ。いい方向に向かいそうな時に、絡まるまさかのアクシデント。主人公が情緒不安ですごくどうしようもないんだけど、>>続きを読む
王道のストーリーだけど、映画がサイレントからトーキーへ移り変わる時代設定なので色々知らなかった映画歴史を知るきっかけになって良かった。当時流行りのチャールストンやタップダンスなどてんこもり、そしてなに>>続きを読む
とても幸せとは言えない不幸ばかりが続くのだけれど、悲壮感だけではない温かさがある。無愛想で何を考えているか分からない主人公、"犬のように忠実でばかで女々しい男さ"って台詞が映画が終わったあとも強く残る>>続きを読む
安定の面白さとカッコ良さ!1作品目と比べてしまうと、どうしてもインパクトは薄れてしまうけどそれでも今作品のクオリティは高いと思う。見ていて爽快!アクション最高!3制作中と聞いて楽しみです。
斬新な構図とシュールな笑い、へんてこなのに癖になる。まさにの・ようなもの。コンプラ違反、男尊女卑も当たり前の世界すぎて途中置いて行かれ気味だった。でも、今までのオープニングの中で1番笑ったのはこの映画>>続きを読む
子供の頃、ゴルフネットはサンタさんのトランポリンだと信じていたし、いつかは雲の上も乗れるものだと思っていた。大人になっていつの間にか忘れていたときめき。ウォンカにとってのチョコレートは私にとっての映画>>続きを読む
大人じゃないけど子供でもない。確信的な愛の元、逃避行に臨んだからこそ周りの関わり方も少しずつ変わってきたんだろうね。真っ直ぐな愛を守る優しい大人たち、嫌いなわけが無い。
日常に転がっている小さなロマンを拾い上げて、広げるのが上手なアメリ。いつも誰かの幸せを見つけるけれど、自分自身が幸せになることにはとても臆病。アメリこそ幸せになっていいんだよ!1人の空想の世界も大好き>>続きを読む
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スクリーンをを超えて会いに来てくれるなんて、何度夢に見たんだろう、、。退屈な日常に訪れた夢のようなロマンス。虚像の彼を愛するか、現実の彼を愛するか?私なら迷わず虚像の彼と生きていく道を選んだけれど、現>>続きを読む
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美しい景色と対比する残酷な現実。どうして、人は自分の常識から外れたものを目の当たりにすると否定したり、名前をつけることで解決させようとするんだろう。理解ができなくても寄り添うことは出来るはずなのに、、>>続きを読む
言葉や知識で重ねていく愛も素敵だけど、自分の心に従って進む愛も素敵。愛もいろんな形があるように、優しさだって色んな形を持ってるから好きだ。優しそうに見せている器用な人よりも、私は不器用な優しさを持つ人>>続きを読む
声を大にしていえないけど大好きな映画。会った瞬間に胸の奥がビリビリと痺れて触れたいと思う感覚、今なら凄くわかる。欲しい、触れたいって気持ちはいつも理屈じゃないところで動いてる気がする。それにしても、希>>続きを読む
あみ子の気持ちもその周りにいる人の気持ちもわかるからこそ苦しかった。ちゃんとしなさいって言われる辛さ、悪意がないから許してあげなさいと言われる辛さ、私はどちらも辛かった。
心に余裕があると感じ方や関わ>>続きを読む
静かに流れるように描かれる心の微かな動き。幼少期の自分とはなにかまだ確立していない不安定さに、選択肢が少ない窮屈さが儚くて苦しい。あの中で1番小さい妹が誰よりも大人で救いだった。どうか、みんなを優しく>>続きを読む
脱獄映画なのに、あっさり脱獄しちゃうゆるさがいいね。アイスクリームって私も叫びたい!!!!
花嵐の中、私が思い出したのは開けることのなかったトランプ。期待と隠しきれない不安に溢れた四月はいつも胸が張り裂けそう。思い通りにいかないけれど、思わぬ所で上手くいったり、まるで壊れた赤い傘みたい。どう>>続きを読む
周波数を合わせれば聞こえてくるちょっと変わって可笑しい物語。第二次世界大戦前後の中にも人々の生活というのは続いて、その中で暮らすへんてこな人々のお話がラジオと一緒に目まぐるしく映し出されている。彼の幼>>続きを読む
狂瀾怒濤の世紀末。とにかく目が離せなくて、無心で観てた。正直ストーリーは単純なのにここまで引き込ませるアクションってすごい!!映画館で観たかった(涙)
大好きすぎる映画って、なにも言えなくなっちゃう。泣きすぎて頭かち割れそうになっても、苦しくなりすぎて本当に吐いちゃっても何回でも観たいと思える映画。
勧善懲悪!それで何が悪い!!よくよく考えたらツッコミどころ沢山あるけどそんなこと全く気にならないくらい没入した。観るって言うよりも感じる!浴びる!映画のいいところよりどりみどり!映画館で見れてよかった>>続きを読む
なんて心が綺麗な人。これを無償の愛と言わないでなんと言えるだろう。フーシーみたいな人は誰よりも幸せになるべきだよ。幸せな未来へ飛び立てることを願っているからね。
あくまで最初からアステロイド・シティは存在しておらず劇中の中の物語とわかった上で見せられているのがとても面白かった。本当の世界が白黒で劇中の世界が鮮やかというなんともあべこべな世界なので途中混乱したの>>続きを読む
色んな意味でエグってくる。岩井俊二監督自体元々、精神的にエグってくる監督でそこがよさでもあるのだけれど今回に関してはちょっと好みのものではなかったかもしれない、、。とにかくアイナジエンドの歌声を堪能出>>続きを読む
私にとって大切な映画。偏見の目に気づくのはいつも私たちであって彼には彼の世界しかない。真っ直ぐで純粋な彼は痛々しくそれでいてとても眩しい。そんなアニーが嫌いだと思うそれ以上に愛おしいと心から思ってしま>>続きを読む
究極の愛。身体は大人の魅力を秘めているのに、自由奔放で素直な子どもみたいなベティに目が離せない。ベネックス監督は映像の美しさと疾走感が特徴的な監督なきがする。
ブリジット・ジョーンズを観るとすごく元気になれる。1に比べると詰め込みすぎ!急展開すぎ!だけど、そこ含めて面白い!!ドジっ子のレベルを超えてるドジっぷりだけど憎めない。そして、男2人の醜い喧嘩大好きす>>続きを読む
この話を映画にしようと思うのが、すごい。本だからある良さもあるし、映画だからある良さもある。個人的には炎上する君は小説にしか出来ないことを表現している作品だと思っている。もう1回読み直したい。
タクシーが出てくる映画って人との繋がりや温かさが全面に出るからすごく好き。意外すぎる感動作!って書いてあったけど、いい意味でも悪い意味でも予想は超えてこなかった。ケセラセラ〜なんでも楽しむ力ってすごく>>続きを読む
ドタバタコメディ風にジェンダーギャップについて描かれていてすごく面白かった!
どちらかというとフェミニズムな映画なんだろうけど、偏ってる訳では無いし価値観や生き方について色々考えさせられた。そして、で>>続きを読む
幸せな家族ってなんだろう。幸せな家庭を作ろうとすればするほど出てくる歪み。世間一般的に見れば幸せそうな家族でも、結局汚いところは見ないふりして与えられた役割を演じることでしか認められないうっすぺらい関>>続きを読む
最初の前置き通り、新しい感覚の映画だった。元々監督がアートデレクターなのもあってか映像の演出がすごく拘っていてすごくオシャレで見ていて楽しかったが、やりたいことが詰め込まれすぎていて少しついていけない>>続きを読む
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儚く悲しく美しい。少しずつ変化していく身体や心に翻弄されて、グラグラと不安定な12歳。なんて苦しい年齢なんだろう。人の死を受け入れる時間も方法も人それぞれ。花が咲き、枯れて、また新しい生命が咲いてゆく>>続きを読む
今までにないジブリ作品だったけど、楽しめた!!子供の頃もののけ姫やナウシカなど見た感覚に近い、何が起こってるか全部分かるわけじゃないけど確実に訴えかけるものがあるし、ワクワクする何かがある。解釈を観客>>続きを読む