たかやらさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

誰かの犠牲なくしては、進むことができないなら、止まる選択ができる世界になってほしい。

自己犠牲を美学にするのはこわい。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この小さな世界で、全ての人を守れるような度量もカッコよさも持ち合わせていないけど、君だけは守りたい。

そんな自分を恥じているけど、でも足掻き続けるよ。

彼を全面的に喝采することは、多くの人が闘い続
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.5

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自分と向き合うことで、自分の本当の姿に向き合うことで、救われる人もいれば、壊れてしまう人もいる。

この人は動じない、そんなことを思って目にうつった姿のみを信用するのはこわい。

自分の尺度で、その人
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

わたしがこれから、選ぼうとしている選択をはじめて肯定してもらえたようなきがした。

わたしの中に入り込んだ登場人物たちが、これからたくさんの勇気をくれるんだ。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

どんなに逃げても、ふとした瞬間に
自分でも抜け出すことができない
悪意が襲ってくる

それを、みんないけないことだと口では
言う、でも直近の当事者になったら
数えきれないほどの人が悪の元凶になり変わる
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

自分の大切な空間に誰も入ってくるなと思ってた

でも、あなたがふとした瞬間に入ってきて
わたしの世界に違った輝きを与えてくれた

君が少し広角を上に上げるだけで
僕は何億倍もの素敵な空間にダイブするこ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

飛び込んだら、何かが変わるかもしれない、そんな彼の思いが、差別問題が徐々に改善されつつある現代社会を形成するピースの一つになる

数多の人の勇気が重なり合って、巨大な負のエネルギーをだんだんと消し飛ば
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.2

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自分の固定観念が誰かを傷つけ、取り返しのつかなくなる前に、想像の翼を広げて

嫌いという言葉によって、誰かの頑張りが消え去ってしまうのは途轍もなく悲しいことだから

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.5

長年、じわじわと浸食してきた感情を、完全に消し去ることは並大抵のことではない

でも、そこから抜け出すことができたとき、目に映る世界はものすごく輝いて見えるはずだ

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

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スパイダーマンに込められた思いを極限まで代弁した作品

現代社会に蔓延るあらゆる壁を、エンターテイメントの中で飛び越えて見せる

女性やアジア系のヒーローがスクリーンの中で、活躍を見せるたび、涙が止ま
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.6

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はじめて出会った彼女は、今にも光が漏れそうな原石に見えた

僕の暗闇を追い払って、共に歩んでくれる人

でも、彼女の輝きは僕の想像を遥かに超えた眩しさだった

眩しすぎて、僕は再び陰影に戻る道しか考え
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風が吹くとき(1986年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いつも犠牲になるのは、本当の現状を知らされない市民

何が起こっても、受け入れよう

そんな彼らの思いが、悲劇を引き起こしてしまう

でも、知っていたからといって、あの状況は良い方法に変えることはでき
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

自分の核の一部を作り上げてくれた人を失ってしまった彼

今度は、自分が誰かの核の一部になり、その人を救おうと立ち上がる

傷物語Ⅲ 冷血篇(2017年製作の映画)

3.0

二人の関係の原点を知り、過去のテレビシリーズに深みを与える

傷物語II 熱血篇(2016年製作の映画)

3.0

テレビシリーズとは異なるキャラクターたちの一面を知れる映画

傷物語I 鉄血篇(2016年製作の映画)

3.0

テレビシリーズからのファンからすると、映画ならではの表現方法に心が躍った!

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

テレビシリーズと異なり、時間の制約が多い映画で、本作初登場のキャラクター一人一人の人柄を丁寧に描いていてよかった

彼・彼女たちの夢の続きが再び覗けることを願って

劇場版 響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

テレビシリーズの編集版であるのに、スポットライトの当て方を変えるとこんなにも、違ったストーリーになるのかと驚いた

彼女を縛る鎖が何かの拍子に解け、思いが溢れる

その瞬間は、いつ見ても素敵だ

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンで、アルフレッドの瞳に中に、何気ない幸せを噛み締めるブルースが映る

それが、幻だとしてもアルフレッドのこれからの人生を照らす光になってほしい

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

時間をかけて繋いだピースが実は、誤りだったことに気づいた主人公の衝撃

それを一緒に絶望し、世の中を憂いてしまう

どうしようもない気持ちにさせるラストシーン

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アラン・リックマン演じるスネイプ先生の思いを知った時、どうしようもなく涙が出る

素敵なキャラクターを作り出してくれて本当にありがとう

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

何かを背負った人は、独りよがりになりがち

そんな自分を諦めないでいてくれた人がいた

その事実に気づいた時、人は大きく成長できるはずだ

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

大切な存在を守るために、大切なあなたを失った

手をかけても、あなたはわたしのことを恨まず、全てを理解してくれるのがものすごく辛い

完結に向けて、必要なシーンだとしても、やりきれないシーンだな

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.3

あんなに、あどけなかったみんなが、逞しくなったなぁと感慨深くなる