odyssさんの映画レビュー・感想・評価

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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

3.5

【前半と後半で・・・】

タイ映画はあまり見る機会がないので楽しみにしていました。
だけど、結構、既存の映画文法に従って作られていますね。

ニューヨークも舞台になっているし。
日本人が何となく期待す
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七年目の浮気(1955年製作の映画)

3.8

【癒しの女神モンロー】

有名な映画ですが、ようやくBS録画にて鑑賞。

夏の暑い時期、妻子は避暑地に出かけたものの、自分はNYで仕事にいそしまなければならない中年男(まもなく39歳)のお話。

たま
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パンドラの約束(2013年製作の映画)

2.5

【もっとデータを盛り込んだ映画を】

環境保護派ではあるけれど、その中の原発賛成派による映画。

アメリカで原発がサブカルなどで悪者扱いされてきたこと、民主党が安全な原発開発計画をつぶしたこと、など興
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美女と野獣(2014年製作の映画)

3.5

【後半の展開がもっと練れていれば】

今まで何度か映画化されている素材です。

話としてはよくできています。途中、王子様が先妻に先立たれる事情が、ちょっと宮崎駿的な自然讃美を想起させるものの、巧みな設
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誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

3.5

【中間管理職の悲哀】

スパイものですが、007みたいに格好良く女にもてるスパイではありません。
腹の出た中年男が、上役やアメリカCIAの意向の渦巻く中で、資金をテロリストに流そうとする人物をつきとめ
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人生はマラソンだ!(2012年製作の映画)

2.0

【この修理工場、つぶれても別に・・・】

日頃あまり見る機会のないオランダ映画、ということで期待したのですが、やや期待はずれだったかな。

自動車修理工場を経営している、或いはそこに勤務している中年男
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マダム・マロリーと魔法のスパイス(2014年製作の映画)

3.8

【中高年男女の描き方が秀逸】

よく出来た映画です。

訳あってヨーロッパに移り住んだインド人の家族が、フランスの小さな町でレストランを開業する。しかし、その向かい側にはミシュランで一つ星の定評あるレ
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ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

1.5

【お金の無駄】

実は1のほうは見てません。東京出張のおりに、映画1本見る時間があり、近くの映画館に行ったらたまたまこれがちょうど時間的に合っていたので、ということです。

だけど、全然期待はずれでし
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神聖ローマ、運命の日 オスマン帝国の進撃(2014年製作の映画)

3.5

【もしもイスラム側が勝っていたら】

オスマン帝国対キリスト教連合軍。
昔だったらこういう映画はキリスト教側が絶対の善、イスラム帝国は絶対の悪、というふうに描いたんでしょうけれど、さすがに昨今の情勢で
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シャトーブリアンからの手紙(2012年製作の映画)

3.5

【重大な事件は淡々と進行する】

ナチもの映画は数多いのですが、これはその中にあってちょっと変わった作品と言えるかも知れません。どこが変わっているかというと、悪人が出てこない、というところです。

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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

【パリの休日】

有名な映画『ローマの休日』は王女様がローマで身分を隠して束の間の恋や自由を満喫するというお話ですが、この『ミセス・ハリス』は言うならばその逆ヴァージョンですね。英国で家政婦をしている
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グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札(2014年製作の映画)

2.5

【脚本がお粗末】

予告編から予想していたのとはちょっと違った映画でした。

副題が「公妃の切り札」って言うんだから、グレース・ケリーが元女優のキャリアを活かして多方面に働きかけて政治的な難題を解決す
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ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

3.0

【ユダヤ人・イン・NY】

これ、日本人にはかなり分かりにくい映画ですね。
てっきり、タイトルどおりにその方面のシーンが多数盛り込まれている作品なのかと期待満々で映画館に行って見たんですけど、そちらは
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.7

【さりげない小佳品】

タイムスリップができる青年が主人公ですけど、これ、SFじゃないんですよね。

基本的にこれは家族物語であり、また主人公が愛する伴侶を得て人生をやっていくほのぼの物語なのであって
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グレート・ビューティー/追憶のローマ(2013年製作の映画)

3.0

【人間ドラマは刺身のツマ】

最初のシーンが日本人団体観光客。ふうんと思いながら見ていたのだが、でっかい一眼レフかなんかをかかえた中年男がそこから勝手に移動してカメラを構えて斃れてしまう。説明はない。
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複製された男(2013年製作の映画)

3.0

【最後で「は?」】

いわゆるドッペルゲンガーのお話だな、と思いながら見ていたんですけど、最後に来て「は?」となりました。考えてみれば最初があれだったし、途中でマンション管理人が少し最初を思い出させて
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ケープタウン(2013年製作の映画)

3.0

【焦点がはっきりしない】

焦点がはっきりしない映画です。たぶんミステリーのつもりなのだろうけれど、ミステリーとして見た場合、色々な手がかりから警察側が論理的に犯人を割り出していくという面白さはかなり
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プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

2.0

【無能社員がなぜ部長?】

期待はずれの一本でした。

まず、主人公(マット・デイモン)はこれまでシェールガス掘削の許可をたくさん獲得して実績を挙げ、部長に昇進という設定です。とすれば、許可を得る過程
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パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013年製作の映画)

2.5

【しょぼ過ぎる!】

パガニーニという、音楽史上最も有名で伝説的なヴァイオリニストを描いた映画としては、いささかしょぼいのではないかと思いました。

だいたい、売れないヴァイオリニストとしてスタートし
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記憶探偵と鍵のかかった少女(2013年製作の映画)

3.0

【最後がどうもね】

原題がLandscapeならぬMindscape。人間の記憶に分け入ることで事件を解決するという設定は面白いと思いました。

配役もなかなかいい。タイッサ・ファミーガの、無垢なの
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去り行く男(1955年製作の映画)

3.3

【美人女優ふたりが目を惹く】

 BS録画にて。1956年の西部劇。

 崖から転落して動けなくなっていたところを拾われて、牧場にカウボーイとして勤務することになったジューバル(グレン・フォード)。
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.5

【現代インドのヴァイタリティと悩み】

お弁当の誤配から、夫との仲がイマイチうまく行っていない主婦(子供ひとりあり)と、妻に先立たれた一人暮らしの中高年男性が手紙をやりとりする、というお話です。

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パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間(2013年製作の映画)

4.5

【こんなに面白い映画はそうそうない】

ケネディ大統領が暗殺されてから半世紀以上。
この映画は、暗殺の謎を解こうとするものではなく、大統領殺害という大事件に巻き込まれた関係者や一般市民の様子を描くこと
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アパッチ(1954年製作の映画)

2.5

【白人の価値観による映画】

1954年のアメリカ映画。最近BS録画にて鑑賞。

有名な酋長ジェロニモが白人に降伏したあとも抵抗を続けようとするアパッチ族の男(バート・ランカスター)が主人公です。
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

【ドタバタ喜劇だったら】

幼なじみでもある奥さんとの間がうまくいかなくなっている中年男が、進化したコンピュータの女性としての対応に癒やされる、というお話。

むかしむかし、筒井康隆の短篇で似たような
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ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.0

【監督は何を考えているのか】

見てから少し時間がたってしまっているんですが、簡単な感想を。

最近、幼児ポルノに対する風当たりが強い。日本でも外圧に負けて(?)規制が厳しくなっています。

そのせい
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なまいきチョルベンと水夫さん(1964年製作の映画)

3.5

【ほのぼの映画】

半世紀も前の北欧映画。なぜか2014年になって日本で公開。

原作は『長靴下のピッピ』のリンドグレーンとのこと。ピッピみたいな奇想天外な話かと思ったら、そうではなく、ほのぼの路線で
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罪の手ざわり(2013年製作の映画)

2.0

【さほどの出来ではない】

この映画のどこがいいのか、私には分かりませんでした。

最近の中国の実態を描いているからいいのだ、という考え方もあるかも知れません。しかし、この映画で描かれている犯罪行為、
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世界最古の洞窟壁画 忘れられた夢の記憶(2010年製作の映画)

3.0

【なぜ動物を描くのか】

ヨーロッパで3万年余り前の壁画が洞窟内で発見された。洞窟自体が自然のいたずらで入口がふさがれてしまい、長期間にわたって人が入らず、そのために保存されていたということ。有名なア
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ローザ・ルクセンブルグ(1985年製作の映画)

2.5

【やや平板】

ポーランドに生まれて、主としてドイツで革命運動に従事し、第一次大戦終了後まもなく警察によって虐殺されたローザ・ルクセンブルクを描いている映画。このヒロインを演じるのがバルバラ・スコヴァ
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

4.0

【英会話が不得手なあなたも楽しめる】

楽しいインド映画です。

インドと言えばかつては英国の植民地になっていたこともあり、英語が使える人間は多いはずですが、主婦であるヒロインは英語がダメ。PTAで学
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華氏451(1966年製作の映画)

3.0

【ブラッドベリよりトリュフォーの味】

BS録画にて。原作はレイ・ブラッドベリのSFで私も既読。

この映画、原作のブラッドベリの味よりは、映画監督トリュフォーの味が濃い作品になっている。
作られた時
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コーヒーをめぐる冒険(2012年製作の映画)

2.5

【うーん・・・】

ドイツ国内では各種映画賞を受賞している作品だそう。
でも、見てみて、そんなに評価されるような映画なのかな、とクビをひねったのだった。

大学を親に黙って中退し、ぶらぶらしている若者
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007/オクトパシー(1983年製作の映画)

3.5

【オクト・プッシー】

BS録画にて。
シリーズ第13作、ロジャー・ムーア主演では第6作(ムーア主演は次でおしまい)。

オクトパシーという美女とボンドの因縁ある出会いが、一種のクライマックス。
タイ
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.8

【老舗の料理屋】

007の第24作。ダニエル・クレイグ主演としては第4作。

このところの007はアクションが速すぎてついていけない感があったけど、今回はその点が改善されているし、全般的に見ても老舗
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007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.5

【ゴールドフィンガーは先進的(笑)】

ずいぶん前にTVで見ましたが、久しぶりにBS録画にて再鑑賞。あの有名な金粉シーン(?)だけは覚えていましたが、あとはすっかり忘れていました。

今の目で見ると、
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