odyssさんの映画レビュー・感想・評価

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ミニヴァー夫人(1942年製作の映画)

3.5

【プロパガンダ映画だが、プロパガンダ臭くはない】

BS録画にて。
第二次世界大戦中に英国を舞台として作られた戦意高揚映画です。モノクロ。

始まりは大戦勃発直前の1939年夏。
贅沢な帽子を購入して
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サイドウェイ(2004年製作の映画)

2.8

【もう少し削っていれば】

アメリカ映画。

2年前の離婚による傷心が癒えない中年男。たまたま結婚することになった親友と一緒にワインを試飲する旅に出るが、親友は結婚直前だというのに女漁りに精を出し、彼
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マラソン(2005年製作の映画)

3.7

【障害者ものだけど、作りがたくみ】

韓国映画。試写会に当たったので鑑賞。 

知的障害者が長距離走に精進し、ついにフルマラソンで3時間を切るタイムを出すまでを描いている。 

私は実を言うとこういう
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ダニー・ザ・ドッグ(2005年製作の映画)

3.3

【あくまで映画であり、芸術ではない】

リュック・ベッソンの脚本、ルイ・レテリエの監督になる映画。 

孤児だったのを借金取り立て屋(ボブ・ホスキンス)に拾われて育てられ、戦闘のみを仕事とする犬のよう
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フォロウィング(1998年製作の映画)

3.3

【一筋縄ではいかない】

クリストファー・ノーラン監督が若い時分のデビュー作。
25年前の作品です。
何しろデビュー作だから、モノクロ・スタンダードサイズだし、主要な登場人物も少ないし、70分という短
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猟人日記(2003年製作の映画)

3.2

【グラスゴー運河地帯の景観がよい】

英国映画。デヴィッド・マッケンジー監督作品で、2003年のカンヌ映画祭の「或る視点オープニング作品」なのだそうである (それがどうした、ってもんだけれどね)。 
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海を飛ぶ夢(2004年製作の映画)

3.8

【テーマは重いが、展開は軽やかな佳作】

アレハンドロ・アメナーバル監督作品。スペイン映画。アカデミー賞外国語映画部門賞、ゴールデングローブ賞外国語映画部門賞などを受賞している。 

若い頃に崖から浅
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.0

【小ネタの連続】

ジム・ジャームッシュ監督作品。モノクロ。 

タイトル通り、喫茶店などでコーヒーとタバコを媒介にして友人等が語り合う短篇11編を集めている。ジャームッシュ監督の肝いりで、ロベルト・
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ソウルメイト(2023年製作の映画)

3.5

【女の友情>男女の絆】

同じタイトルの香港映画のリメイクだそうですが、そちらは私は未見です。

小さいときから姉妹同然に育った女性ふたりの友情の物語。
といっても、男一人を挟んでの愛憎も含まれていま
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初恋白書(1995年製作の映画)

2.3

【ペ・ヨンジュンの映画初登場作】

(以下は2005年に書いたレビューです。)

1995年製作の韓国映画。ヨン様ことペ・ヨンジュンが日本で脚光を浴びたので、彼が映画に初登場した作品だからという理由で
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

2.0

【面白くない】

H・G・ウェルズの著名な小説の映画化。スピルバーグ監督作品。トム・クルーズ主演、ダコタ・ファニング共演。 

・・・うーん、面白くない。いくらカネをかけて宇宙人による建物破壊だとか恐
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アイランド(2005年製作の映画)

3.3

【近未来SF】

マイケル・ベイ監督作品。 

近未来SF。汚染された地上を離れ隔離された環境で過ごす人類。彼らの中から数人ずつが、定期的にくじ引きで「アイランド」に行くことが認められる。夢のような暮
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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

3.5

【パトロネージの落とし穴】

著名な女性写真家が、製薬会社に抗議するために仲間たちと一緒に有名なメトロポリタン美術館を訪れる。美術館の中に製薬会社のオーナー一族の名をつけたコーナーがあるので、そこがタ
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アラスカ珍道中(1946年製作の映画)

3.0

【平均的】

1945年のモノクロ映画。
ビング・クロスビーとボブ・ホープが主演の宝探し物です。

うだつの上がらないコメディアンの二人が、ふとしたことからアラスカに宝が秘蔵されている地図を手に入れ
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皇帝ペンギン(2005年製作の映画)

2.8

【皇帝ペンギンの子育て】

フランス映画。 

南極に住む皇帝ペンギンが、いかにして出産・子育てをするかを撮影したドキュメンタリー。 

あのヨチヨチ歩きで遠い距離を集団で移動し、決まった場所で交尾・
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MY FATHER マイ・ファーザー 死の天使(2003年製作の映画)

3.0

【ナチの「死の天使」メンゲレ】

イタリア・ブラジル・ハンガリー合作映画。 

ナチ時代、「死の天使」と呼ばれ恐れられ、数々の人体実験で名を馳せた医学者ヨゼフ・メンゲレが、敗戦後南米に逃亡して生き延び
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Mr.BOO!ミスター・ブー(1976年製作の映画)

3.0

【喜劇王マイケル・ホイの映画】

(以下は18年前に書いたレビューです。)

1976年の香港映画。当地で喜劇王と呼ばれるマイケル・ホイ監督・脚本・主演作。このたびシリーズ5作がまとめてDVD化され、
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.5

【タバコ嫌いで菜食主義者だったヒトラー】

ドイツ映画。『es』 で注目されたオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督作品。 

第二次世界大戦下、ナチスドイツが瓦解する直前の12日間に焦点を当てて、主として
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

2.0

【いい気な女】

期待したのですが、残念な出来でした。

韓国の男女が12歳のときにお互いに好意を抱いていたのに、女の子は親の意向でカナダに移住する、という設定です。

その後、24歳のときにパソコン
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怪人マブゼ博士(1960年製作の映画)

3.0

ドイツ映画。フリッツ・ラング監督作品、1932年。

(以下は18年前に書いたレビューです。)

1922年に作られて世界的なヒットとなった「ドクトル・マブセ」の続編。映画そのものは結構面白いと思うの
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シュルツェ、ブルースへの旅立ち(2003年製作の映画)

3.3

【娯楽映画ではないが】

ドイツ映画。2003年、ミヒャエル・ショル監督作品。ヴェネツィア映画祭でコントロコレント監督賞(って、何なんでしょうね)などを受賞とか。 

鉱山を解雇されたシュルツェは、仲
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芝居に夢中(2004年製作の映画)

3.3

【ドイツ演劇界を描いたドキュメンタリー】

ドイツ映画。2003年、アンドレス・ファイエル監督作。 

ベルリンの演劇大学に入学した4人の俳優志望者(男1人、女3人)の軌跡を6年に渡って追ったドキュメ
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クレイジー(2000年製作の映画)

3.2

【安心して見られるドイツ映画】

ドイツ映画、2000年、ハンス=クリスティアン・シュミット監督作品。 

原作はベンヤミン・レーバートの自伝的小説だそうな。左手足が不自由なベンヤミンが、寄宿学校に転
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ノスフェラトゥ(1978年製作の映画)

3.2

【ドイツのサイレント映画】

(以下は18年前に書いたレビューです。)

ドイツ映画。1922年、ムルナウ監督によるモノクロ・サイレント映画。

私の見たのは英語版だそうで、字幕が英語で出る。しかし、
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

【全体を把握するのが難しい】

感想を箇条書き的に並べてみます。

・長いし、登場人物が多いし、時間軸が揺れ動くので、全体を把握するのが困難。よく分からないシーンも残る。

・共産主義をどう扱うかが問
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いんちき商売(1931年製作の映画)

3.2

【マルクス兄弟のドタバタ喜劇】

マルクス兄弟による1931年のモノクロ・スタンダードサイズ映画。
密航で海を渡ろうとする4人の男を中心としたドタバタ喜劇。
4人の個性はそれぞれよく出ている。
他の登
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恋する神父(2004年製作の映画)

3.0

【『猟奇的な彼女』を思わせるラブコメ】

韓国映画。 

神父になる目前の神学生が、奔放な女の子に出会って翻弄されるうちに、やがて彼女への愛を自覚していき・・・というラブコメディ。 

何となく『猟奇
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奥さまは魔女(2005年製作の映画)

3.3

【人気TVドラマの映画化】

かつて米国のテレビドラマとして一世を風靡し、日本でも人気が高かった『奥様は魔女』の映画版である。 

といっても、単なるリメイクなのではない。
落ち目の映画男優がテレビド
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愛についてのキンゼイ・レポート(2004年製作の映画)

3.5

【有名な性科学者の半生】

アメリカ・ドイツ合作映画。ビル・コンドン監督作品。 

性についての調査で有名なキンゼイ博士の半生を描いたドラマである。構成や運びに工夫が凝らされており、単なる学者の人生も
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Dear フランキー(2004年製作の映画)

3.0

【細かいところを気にしなければ】

英国映画。 

少年フランキーは赤ん坊時代に父から受けた暴力で耳が聞こえない。夫と別れて暮らすフランキーの母は、そのことを隠し、あなたのお父さんは船員で世界中を航行
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12日の殺人(2022年製作の映画)

3.2

【可もなく不可もなし】

若い女が、親友宅で夜を過ごして深夜に自宅に戻ろうとしたところを何者かに殺される。そこを発端にして、警察が捜査を進めていく様子を、警察官の人間模様をも織り込んで描いている作品。
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毒薬と老嬢(1944年製作の映画)

4.0

【傑作】

有名な映画ですが、最近ようやく鑑賞する機会がありました。
ううむ、名高い作品だけのことはありますね。

見どころが多い映画ですが、やはり最大の勘所はタイトルにもある二人の独身初老女性。この
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迷宮の女(2003年製作の映画)

3.2

【あざといフランス映画、かな】

フランス映画。 

多重人格の娘クロードは殺人を犯して逮捕されるが、犯人は自分の中に住む別人だと語る。彼女の中には何人もの人間が住んでいるが、不思議なことに古代ギリシ
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ルパン(2004年製作の映画)

2.5

【キャスティングがよくない】

(以下は18年前に書いたレビューです。)

かの有名なアルセーヌ・ルパン物の映画化。原作でルパンが誕生して100年になるのを記念してフランスが総力を挙げて作った映画だと
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四月の雪(2005年製作の映画)

3.0

【ヨン様主演の不倫映画】

(以下は18年前に書いたレビューです。)

ヨン様ことペ・ヨンジュン主演の最新作。 

交通事故で男女のカップルが重体となる。しかし彼らは不倫関係で、病院に駆けつけた女の夫
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やさしくキスをして(2004年製作の映画)

3.7

【異文化恋愛は大変だ】

英国映画(正確には英独西伊合作)。ケン・ローチ監督作品。 

グラスゴーを舞台に、音楽教師の白人女性と、父母がパキスタンから移住してきたイスラム二世の男性とが出会い、愛し合い
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