大盛りさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

十七人の忍者(1963年製作の映画)

4.6

大友柳太朗のお頭、かっこいい!!
だが、何とも近衛十四郎劇場!(笑)
恐ろしい孫九郎のキャラクターと登場回数がすごすぎて、伊賀の影が薄い(笑)
最近、『素浪人 花山大吉』を見たばかりなので特に孫九郎が
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橋蔵のやくざ判官(1962年製作の映画)

2.4

本当に本当に昔の時代劇は長屋の衆とか、飲み屋に集まる人人とか、登場する面々の個性が面白い!
あと、建物の中の様子が広いなと思ってたけど、長屋の間取りが広い。

いろんな個性が光るなか、文吉小富のいちゃ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.9

なんてロマンティックなんだ!!
しかも猫の使い方うまいな(笑)
何が始まるのかと思ったら、ネコチャンご飯の時間だよ!(笑)

朝ごはんの支度をするマメなお父さんが、ゴミの回収時間に間に合わないっていう
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村の秘密(2015年製作の映画)

3.2

確かに秘密だ!すごい秘密(笑)
それにしても、なんであの動画みたいなマネをしたのかが、かなり謎だった。

ムックのキャラクターのせいか、何かにつけて人のいい田舎の警官が崖っぷちな映画に見えてくる(笑)
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忍者秘帖 梟の城(1963年製作の映画)

4.7

大友柳太朗の重蔵と、高千穂ひづるの小萩がなんともいい!

小萩が最初に登場した瞬間はいかにも怖そうと感じたけど、重蔵が仕掛けたのを交わしたあたりで、もうちょっとすきかもという魅力を感じる!
あと、「私
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.7

後半になるにつれて分かりやすい面白さが多くなってる気がする。
前半はぎこちなさをベースに面白さがあるなって思った。
でも、代わりに歯医者に行っちゃうのは分かりやすい面白いだ…!(笑)

それにしても、
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運び屋(2018年製作の映画)

4.3

アールは運転中いろんな曲を聞いてて一緒に歌うけど、盗聴してるサルとフリオも一緒に歌うシーンは可愛かった(笑)

最終的にアールは何も失ってないのかな。
刑務所に入る事を「人生を失う」と表現する事がある
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.4

シリーズ二作目なんですね…
いきなりこっちを見ちゃった(笑)

緊張感強めだけど、子犬可愛がってるところとか御簾にぶつかって「痛てえ」とか、かわいい所もあった。

最後は、日岡が登場したらみんなをほっ
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浮かれ三度笠(1959年製作の映画)

4.3

なんだ、このかわいい話ー!!!(笑)
だいたい流れは読めるので、今起きてる事に集中して楽しめる。
悪党も、悪巧みも、お姐さんっぷりも、色男っぷりも、かわいさも、にぎやかさもベタでいい!好き!!

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

5.0

最初はのんびり見てて、あれ?ウィレム・デフォーがいる!と驚いたくらいのテンションだったのに、いつの間にか、深く深く引き込まれた。

ヘイリーのキャラクターは悪い意味での、ザ・若いシングルマザー感が強く
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エージェント・トリガー(2021年製作の映画)

5.0

自然がきれい!広い!これはカナダだから?
景色も含めてピリピリしてなくていい!
紅葉もきれい。

床屋のから出てきたニコラスに
「その髪、似合ってるぞ」と声をかけてるのが好き!

桟橋みたいな場所での
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砂の器(1974年製作の映画)

4.5

今西が地図を買い求めるシーンを見てびっくりした。
そうだ、ちょっと前まで地図は紙が当たり前で、サイズの限界があるから地域ごとに分かれてた!
ところで、亀高を見つけた喫茶店で何を飲んでたんだろう?(笑)
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ザ・リディーマー(2014年製作の映画)

4.2

アクションすごい!!と思ったら、『ザ・レイド』の制作会社なんだ!

最初の砂漠は砂と空の色がきれい。
あとゴロツキ4人と戦ってるときの回し蹴りの乾いた音がすごい!

そして、ほぼ無表情のパルドの分も面
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ミッション:15(2013年製作の映画)

2.4

ひどいことしやがって!!!!

外傷後ストレス障害の苦しみを何とかしようとしている人が、締め切りのプレッシャーで危険な行動をしているのは皮肉。

とりあえず、息が上がって動けなくなるほどの高層階以外は
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人情紙風船(1937年製作の映画)

3.7

「お通夜かお祭りか分かりゃしない」
全くだ!(笑)

「人間ってのは月一度はこういう事をしないといかんな。元気がなくなるよ」とかなんとか。
そこですかさず隣の奴が「だから来月はお前さん首くくんなよ」と
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太秦ライムライト(2013年製作の映画)

3.9

ウザ役で出てきた、チャラい人々最高にウザさ発揮してる!ウザくてムカつく~(笑)

現代劇をあんまり見ないので、時代劇で見てる俳優が洋服着てる姿は新鮮(笑)

福本清三は、「柳生一族の陰謀」の黒丸の印象
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一度も撃ってません(2020年製作の映画)

5.0

ポパイかわいい!(笑)
拡大鏡で見ながらの編み物(笑)

みんなそれぞれにエピソードがあって、ちょっとずつ親しみを感じられるような流れ。
でも、石田の娘が誰かでびっくり!(笑)
あと、周さんの第一声に
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真田幸村の謀略(1979年製作の映画)

1.0

「熱っつう!!!」
が、最高に面白かった(笑)
あんまり繰り返すから、本当に熱かったんだろうなって思った。

猿飛佐助は長ランとか着てみたらいいんじゃないかなって感じのオールバックだったけど、隕石だっ
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赤穂城断絶(1978年製作の映画)

3.8

城明け渡しから討ち入りまでの間、浪士達がどのように暮らしたか、討ち入り後の切腹はどのようかといった、あまり描かれない部分があった。
こうやって描かれてみると、討ち入りまでどのように生き延びたかがすごく
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マシンガン・ツアー リトアニア強奪避航(2014年製作の映画)

5.0

すっげえ、やべえ(笑)!!!
天才(笑)!!!
こういうの大好き!
アホで下品で果てしなくって笑える!(笑)

神経質になったり、小難しく考えたりすることもあるけど、人間というか生きるというか……は、
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ラストヒットマン(2008年製作の映画)

4.0

ストーリーは割と分かりやすい。
でも、ビリーとトッドが意外な動きをしたかな(笑)

殺し屋だらけの食卓で、ビリーが成り行きで決まった職種の人っぽい発言をしてたのが面白かった!結構アドリブいけるんだなっ
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

5.0

こういうの好き!
まさにWRATH!怒りまくってファイティングするダディー!(笑)
でも、オープニングで考えると天罰を下すぞ!ってくらいの勢い!

最初にHが大暴れ?したシーンは途中からHがT-100
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

4.3

あまり知ることの無い下級武士の生活を知ることができる。

あやのが「針仕事を覚えたら、いつか着物が縫えるようになる。学問をしたらなんの役にたつんだろう」と質問したときの清兵衛の返事が印象深い。
「針仕
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預言者(2009年製作の映画)

5.0

首から煙漏れてるよ!(笑)

本当に6年が経過しているんじゃないかと感じるくらいマリクが変わっていくのがすごい。

巻き込まれたことがきっかけだけど、マリクはいろいろな事を吸収していく。そのほとんどが
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

5.0

署名がないことにについての美術館の回答がすごい。冷静な判断なんだろうけど、良いなと思った。

レーピンについて調べていくんだけど、それよりもオラヴィと娘と孫の様子が前面に出ている。
基本的にすれ違いで
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赤西蠣太(1936年製作の映画)

3.9

ずっと感想をまとめられなくて困った作品(笑)
もっと、殺伐としたヒリヒリの内容を思い描いていたけど、何とものんびりしていてかわいい感じだった。

ラストのかわいさは極めつけ!(笑)

狐の呉れた赤ん坊(1945年製作の映画)

5.0

なにもかもがいい!

「ねえ兄貴、こいつはよっぽどのんびりした狐だね」
って、みんなもよっぽどのんびりしてるよ(笑)

名医を迎えに行ったときは、川で肩車のまま家まで行っちゃうっていうタフな寅さん!
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

4.0

最初の水面アップがきれい!
でも常に景色や水の雰囲気はきれいだった!
題字と椿がすごく好き。

途中変な少年が出てくる!(笑)

すっかり夏の暑い気持ちになっていたので、季節が変わって気持ちでついてい
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決闘高田の馬場(1952年製作の映画)

5.0

髙田の馬場での果し合いに向けてスピーディーに話が進んでいく。それなのに安兵衛の日々の様子や兄弟分、長屋の衆、伯父上や未来の妻の家のことがよく分かる。

安さんの喧嘩の様もいいけど、酔っぱらてるコミカル
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水戸黄門 天下の副将軍(1959年製作の映画)

5.0

本当に豪華。豪華すぎる!

貫禄がすごいご隠居と、コミカルな感じの伝兵衛の組み合わせがいい。
月形龍之介は顔だけですさまじいし、大河内傳次郎は声だけで存在感が大きい。
格さん、助さんはご隠居をほったら
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愛と銃弾(2017年製作の映画)

4.3

オープニグから面白すぎる!
だんだん,次に歌うのはいつだろうってわくわくしてくる(笑)

「感動 惚れました?」って絶対そんなわけない(笑)

凄いタイミングで歌い始めるな。
しかもその歌!と思ってい
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ザ・クーリエ(2019年製作の映画)

2.5

『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』を観ていて、オルガ・キュレリンコのアクションはないんだな!と思ったのでアクション作品を鑑賞。

防弾チョッキ着てる配達人!仕事はやばいって確定なんだ(笑)

最後
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

5.0

タイトルの出方が好き!ミステリーの始まり始まりっていう感じがした。
水に沈んて行く静かなシーンがとてもきれい。

謎の明かされるスピードがちょうどよかったので、物語に入り込めた。
ただ、私が神経質なの
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

5.0

マグカップ!(笑)

癖とキザっ気のある名探偵 最高!

そういうのあるある の中に個性的な設定があって面白い。それに、ハーランとマルタの友情が素敵!
間抜けあり、感動あり、ダニエル・クレイグいっぱい
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黒の魂/黒い魂(2014年製作の映画)

4.2

音楽がいい!

生意気盛りにとって、派手そうで悪そうで都会的な事は魅力があるからそういう方向に行きたくなるのも分かる。多分父親が地道を貫けば貫くほどそっちに行きたくなる。
とはいえ、レオは浅はか過ぎた
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カット/オフ(2018年製作の映画)

4.0

シュウィントウスキーのメッセージは重みがある。
些細な事ですら相手の事を自分に起きたように捉えつつ公平に判断したつもりが、結局は「自分の事じゃない」が前提にあったりする。
更生に関しての問いかけも難し
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