おいちさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.8

元々WOWOWで連ドラしていたものを同じくWOWOW、加えて東宝を製作幹事に映画化。

正直2時間前後でまとめるには尺が足りなかった印象。
全体的に登場人物の心情の動きが早く、ダイジェストのように感じ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.0

正直ONE PIECE FILMシリーズは敵のネタ切れが近いとすら感じていたが、全くそんなことはなかった。
劇中歌のタイトルにもある「新時代」を巡って、ルフィとウタの理念が交錯する。
そこにadoの唄
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.7

3作目に引き続きのタイカ・ワイティティ節が光っていて、ちょこちょこしょうもない笑いが入るのが好きな身としては楽しかった
山羊毎度アホくさくてすき

例のキャラに関してはキッチリ蹴りをつけるのが個人的に
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.7

アニメに限らず、世の中にあるものの大体は誰かの仕事の上に成り立っている。
そういう意味では、主人公達アニメ監督を軸に覇権アニメを懸けて魂を注ぐ関係者達を限られた尺でバランス良く描写していたと思う。
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.7

破天荒に見えて話の構成自体はかなり丁寧。
終盤からの怒涛のパロディ祭はマーベル好きこそ爆笑必至!
アクションシーンも割とクオリティ高く、風刺も効いた中々の良作。

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.7

穏やかな友情の話です。
主人公がある意味、人生の酸いも甘いも経験しきったおじいさんだからこそ成立した男女の友情かもしれない。

もっとサクセスストーリーに振り切ったような映画かと想像していたが、
思っ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

現代における完全正統続編

IMAXレーザーで見る圧倒的サイズのスクリーンと高音質大轟音で感じる
戦闘機とそのパイロット達はまさに圧巻の一言。
現代の映像技術もフルに活用した作品だ。

無情にもやって
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

咀嚼するのにかなり時間がかかりました。

ただひとつ言えることは、
庵野秀明、樋口真嗣両名の初代ウルトラマン愛が詰まりに詰まった作品でした。

初代ウルトラマンを知っていればこそそうくるかと唸らされた
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

MCU初のホラーという話があるだけあって、中盤〜終盤は完全にホラー映画の文脈

思っていた以上にディズニー+シリーズの視聴は重要
phase4以降のMCUを試聴していく上では最早必須とまで言えるのかも
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

一作目以上にエンタメに振り切っており、
いい意味で中軸の話よりも登場人物たちの関係性ややり取り、何よりそれを支える役者の演技が見所だ。

グロ描写も大幅パワーアップ、
その血みどろの世界の中で
最初か
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

ハリーポッター外伝、ストーリー補完という方面に大きく舵を切って来たなと感じる。

少なくともファンタビ1,2とハリーポッター全作は観ておいてかつ、ポッターモアで明かされた裏設定も網羅しているレベルでな
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ウルトラマントリガー エピソードZ(2022年製作の映画)

3.1

全般カタルシスに欠ける展開が散見される。
タスクを淡々と消化しているように見えてしまった。
また、全体的にタイガ以前のニュージェネ劇場版よりも低予算な演出が多いと感じてしまった。円谷・バンダイナムコが
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仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル(2022年製作の映画)

4.0

完結編を文字通り完結編にさせる、というファン以上に熱く深い作品愛・覚悟をスタッフからビシビシと感じる

とにかく、なにより10yearsを作るまでに至って、この10年の間も客演等でコンテンツ供給があっ
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.2

やはり努力・友情・勝利は作劇として強い。
だがしかし、個人単位の努力・友情・勝利だけでは解決しないのが組織であり、もっと広く言うと国家なのだ。
視野が異なるだけで人間誰しも主人公であり、自分なりの正義
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

流石に劇場版3作目となると、登場人物、展開の全てに違和感を感じて疑ってしまうのだが、それでも追いつけない圧倒的に重ね合わされたトリック構造!
流石に序盤で全てに気づけた人はいないだろう。

地中海マル
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.2

運命の集結と清算

この作品に関わった全ての関係者に多大なる感謝

一つ不満を言うとしたらソニーピクチャーズ、お前なぜ日本だけ遅れている
この作品でアメリカから公開1ヶ月遅れるのは特にキツすぎる
世界
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

上手く言葉にできないので何も書けないのですが、エンドロール見終わって自分の経験も含めて勝手に投影して振り返ってシクシク泣いていました。

土竜の唄 潜入捜査官 REIJI(2014年製作の映画)

3.5

程よく仁義ありエロありグロありアクションあり、そしてなによりコメディあり
予告編で見ていたイメージほどコメディ全振りでもなく、楽しく見れました

始めに叩き込まれる土竜の唄 掟が主人公の中でリフレイン
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

4.1

原作も読まないままずっと観たいなーと思っていて遂に観ることができた
素直に感心!!!

普通に観ててもsideAは違和感があるし予告編も物凄く身構えさせる内容だったので何がおかしいのか気にしながら観て
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.6

パッションで見る映画だった
特に終盤

心なしかエヴァのオマージュ的な演出が散見された。
主人公ものすごくアジアンビューティー
能力は応用力があってこれからも面白そう

シャンチーのラストといい、
M
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.8

ラインナップ発表されたとき正直どんな作風になるのか、期待は全くできていなかったが予告編を経ていざドンドン期待値が上がっておりました。

アクションがとにかくキレッキレでめちゃくちゃかっこいい。
対人戦
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セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記(2021年製作の映画)

3.8

白倉伸一郎の"作品をまとめる力"が「ジオウ」前後から劇的に良くなっている気がする。(2000年代初頭の時点で映画プロデューサーとして実質完成している事を踏まえた上でも)

どちらかというとシリアスな作
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.7

なぜにフェーズ4の劇場一発目が既存キャラの、しかも過去の話なんだとあまり期待値は高くなかったがそこは流石のMCU
アクション、視覚効果、ストーリー補完共に一つの映画として完成度が高く、とても面白かった
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

4.0

Ξガンダムもペーネロペーもデザインめちゃくちゃツボ
個人的に今回の映画にあたって新しくデザインされたクスィーのいかにもガンダムもどきな顔がカッコいい

もちろんロボットバトルだけでなく、
ハサウェイを
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.7

絵も歌も綺麗で面白いけど起承転結はボヤッとしてたような印象
色んな要素を詰め込もうとしすぎた?

Vtuberが出てきたこのご時世で劇中のようにVRが発達するかはわからないが、匿名性を活かしてインター
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.3

庵野秀明の成長と共に整備されたエヴァンゲリオンの集大成

本質は「air/まごころを、君に」からほとんど変わっていないが、心理描写が物凄く丁寧

エヴァQでは訳もわからないまま絶望を突きつけられたシン
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

2.9

カイジは藤原竜也と香川照之あってこそなのかもしれない。カイジ1が好きだった

累 かさね(2018年製作の映画)

3.1

土屋太鳳、芳根京子両名の入れ替わってもどちらも違和感のない演技力が一番の売り

他は忘れました

メメント(2000年製作の映画)

3.6

筆者の頭が悪いので、作中で描写される時間軸や登場人物達の思惑、関係性が見終わる瞬間まで整理できず、
仕組みは面白かったが観ていてしんどかった。

インセプション(2010年製作の映画)

3.9

「夢」という舞台から如何に機密情報を盗み出すかみたいな内容かと思っていたが、それはあくまで外の殻に過ぎず、
夢の階層によって異なる体感時間の中で繰り広げられる状況の変化が本質であり面白い点だった。
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

ノーランの考える仕掛け好き。

話の入り方が唐突だが、過去への戻り方だったり序盤〜中盤の伏線の回収だったり、時間の扱い方が納得感あるのと、
それを活かしたストーリーが成り立っているのが脱帽。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.8

ufotableの作画が本当に良い。
原作『鬼滅の刃』の“味のある作画”という、一般に浸透しきらないはずだった要因を、アニメ化を通して補完できたのは本当に幸運と言えるだろう。

イベント盛り沢山の無限
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.3

前向きに物事の本質を捉え続けるランチョーに痺れる。

途中ショッキングな展開もありつつも、全体的には努力・友情・勝利という形で、登場人物や物語そのものの主張も3時間内で全くブレないので観ていて最高に面
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.9

元JKでも元ギャルでもないが、
自分が「無敵」だと思えた学生時代とその学生時代を踏まえて大人となった今を交互に描写されると
どうしても全てを知った気でいたかつての自分と重ね合わせてしまう。

篠原涼子
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.9

まさに現代版『仁義なき戦い』

この時代にこれを作ったこと自体に意義がある。

正直本家『仁義なき戦い』は若者にとっつきにくいという点が挙げられるが、
本作は今をときめく俳優陣で占められてるためかなり
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