おいちさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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弱虫ペダル(2020年製作の映画)

3.7

原作をちゃんと読みたくなった。
通しでストーリー知った状態でもう一度観たい。

がんばれいわ!!ロボコン ウララ〜!恋する汁なしタンタンメン!!の巻(2020年製作の映画)

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これはやばい。

あのテンポでギャグととんでも展開をぶち込める脚本の浦沢義雄も、その世界観を表現できる監督の石田秀範も、それを通したプロデューサーの白倉伸一郎も、この映画を『スプリンパン』『人体のサ
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.9

今作は一貫性のあるメッセージがあったことで、前作ロマンス編とは違った方向で一作の映画らしさを感じた。


今作の「本物か偽物かは本人次第、自分が信じれば目標は実現できる」というメッセージは、
ある意味
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劇場版ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス(2020年製作の映画)

3.1

思えば近日公開から5ヶ月ほどの時を経て遂に公開する事ができて、本当に良かったと思う。関係者の皆様の尽力に感謝感激。

それはそれとして
サブタイトルでも言っている「クライマックス」というほどクライマッ
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.7

エドワードノートンが主人公のはずなのに一般的にブラッドピットが主人公みたいな扱いになってる意味がよくわかった。

タイラー・ダーデンの刹那な生き方に半分ドン引きしつつ、最早笑えてくるというヤケクソな視
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.1

テレビ版から大幅パワーアップした劇場版!!個人的に待望のアマプラ配信スタートでした。

一応テレビドラマの劇場版だが、話の構造そのものにミソがあるのでテレビ版を観ていなくても楽しめるはず。



【登
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

最高に尊い作品。

一見どう見ても子供向けコンテンツなのにちゃんと観ると下手なゴールデン帯のドラマや映画よりもずっと心情描写が繊細だったり、展開がロジカルだったりしますよね。
『若おかみは小学生!』劇
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.9

今までの断片的に見てきたんですけど、初めてマトモに観たのが昨日の金ロという二重に恥ずかしい人間です。

ストレートに面白い。以上。

ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.6


広告という大多数の視聴者にはよくわからない題材を使いながら『国際広告祭』という舞台に変えることで、国間の競争というわかりやすい構図に変えているのが好印象。
広告をテーマにしながら実はそんなに広告の裏
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

劇薬のような作品。
内容は極めてハードかつ混沌としており、視聴者をも主人公同様に現実と虚構の狭間に叩き落とす。


アイドルとしての出世街道を駆け上がる主人公の背後に迫る黒い影。

“ただのアイドル”
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.5

ノンフィクションなだけあって話はそれほど劇的でもない。
スティーブンホーキング氏の伝記的側面があるが、基本的にはタイトル通り彼とその妻を軸にしたラブストーリーだ。
その癖二人は映画のように永遠に寄り添
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.7

ひたすら反骨心に満ちた作品


この作品は言ってしまうとほぼ全編通して救いがない。

人は大勢死に、ダウンタウンや下水道を主人公たちは這いずり回る。

そんな中でも彼らは決して己の持つ希望、夢を諦めな
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.6

ゆっくりと流れるような展開で、テンポが良いわけではないが引き込まれた。

誰しもやらなければならない時がある。
ジョージ6世はちょうどこのタイミングで最高の“友“に巡り会うことができた。

現代科学か
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.4

マイノリティの宝庫のような少年が徐々に自分を知っていき、変わっていく。

とはいえ、
最終章において大きく外見を豹変させながらも根本まで変わってなかったシャロンからは、どこまで取り繕っても本来の性質や
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

3.1

正しい心を持たなかったヒーローの暴走を描く作品だったらAmazon prime Originalの『THE BOYS』の方がユーモアも狂気もあって面白かった。

『THE BOYS』には1時間×8エピ
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OVER DRIVE(2018年製作の映画)

3.7

東出昌大演じる『真面目に車と接する兄』と真剣佑演じる『破天荒でわがままな才能に溢れたレーサーである弟』をジャンプ的な展開で描く。

私自身、レーシングカーのことはさっぱりだったがこのジャンプ的文法で描
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2



【地獄のような戦場体験を堪能せよ】



この作品ほどIMAXレーザーが適した作品はこの世に存在しないだろう。

本作品はIMAX対応の画面サイズ故に、IMAXでの鑑賞推奨であることは度々報じられ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

韓国貧困層の雄叫びのような映画だった。

主人公の家族達が徐々に上層階級の家庭に浸透していく様子は正にタイトル通り“寄生虫”。
それをコメディタッチでテンポ良く描く前半は観客に笑いを提供しつつも、一見
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劇場版 騎士龍戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー(2020年製作の映画)

3.9

スーパー戦隊VSシリーズでも間違いなくトップクラスのクオリティ!両作品のファンにとっては最高のご褒美!

VSシリーズの見どころとも言える、両戦隊の絡みは毎回表面上の言葉の掛け合いになりがちである。
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.3

リアルに見せかけてかなりファンタジーな不思議な物語でした。

お姉さんという特異点を使って、少年少女の冒険成長譚にスパイスを入れた感じ。

ペンギンが大量発生するカラクリはもっと理論立ったものかと勝手
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.4

2019年9月からは『仮面ライダーゼロワン』、2020年1月末には『AI崩壊』が公開される現代日本にとってはタイムリーな作品。
AI暴走ものの草分け的存在ともいえる。


他のAI暴走ものと言えば似た
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.2

【努力・友情・勝利が詰まったジャ○プ映画!?】

itやスタンドバイミーで知られるスティーブンキング原作の作品

冤罪によって投獄されてしまう主人公が
自身の知恵や経験を駆使して、
周りの囚人や看守な
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

主人公2人の出会い、恋愛を

""惹かれるべくして惹かれあった2人""
というよりは、
""夢を追う中でたまたま交差した2人""
という

ある意味運命的な交流として描く。


ララランドは恋愛映画だ
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トップガン(1986年製作の映画)

3.3

トムクルーズが若くてかっこいい映画。

後のトップガンをオマージュして作られた作品から見てしまったため、私のような世代には金字塔故の既視感が作品内に散見されるだろう。

冷戦末期に作られた作品という事
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.9

シリアルキラーの語源になったとも謳われる男テッドバンディを、『the greatest showman』などで知られるザックエフロン主演で描く。

ポスターではデカデカと『極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.4

最近邦題の方が作品を端的に表してるなと感じる。
(『マイティ・ソー ラグナロク』→『マイティ・ソー バトルロイヤル』然り)
今作に関しても例外ではない。

本題は『terminator dark fa
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.3

アカデミー視覚効果賞を取っただけあって、半透明な身体を持つAVAの表現は機械であるにも関わらず、神秘性すら感じる。

AIの発展をターミネーターなどロボットものの金字塔からは違った方角から見ていく。
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劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年製作の映画)

4.8

確かにこの作品は『平成仮面ライダーシリーズ最終回』といってなんら問題はない。

それだけの熱量と問題と爽快感をこの作品は含んでいる。


「仮面ライダージオウ」は二つ最終回がある。一つはTV版最終話で
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

-

これは一作の映画とは言えません。

単体作品としても
「インフィニティー・ウォー」の続編
であり、

MCUとしても
インフィニティーサーガの最終作
であり、

言ってしまえば
マーベルスタジオ制作作
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.3

超個人的感想

前作は直前に金曜ロードショー版でのみ鑑賞。
全年齢用編集がされているので大分カットされているだろうけど大筋は分かったうえで観れたはず。

そんなにホラー映画を映画館で見たわけではないけ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.4

これまでのトイストーリーは『ウッディとバズを基軸にしたおもちゃたちの物語』だったが、今作は大きく『ウッディの物語』に舵を切ったなという印象。


アンディのおもちゃの中ではスーパースターのウッディだが
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

監督と役者、その他スタッフたちによって作られる圧倒的な【日常感】、そしてその日常の中で展開される社会の底。

社会の底辺に位置しながらもその日その日を必死に生き抜く姿は、普通の生活を生きている観客に生
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億男(2018年製作の映画)

3.4

宣伝の打ち方とタイトルによる消費者の先行イメージが悪い意味で強すぎるだけで、普通に面白い作品。

むしろただお金を取り巻く人々の話に終わらず、『人の夢』という生きていくモチベーションとして必要であろう
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.3

20巻に渡る原作を2時間にまとめるのはやはり難しかったのか、原作を読破した身からすると駆け足&展開端折り気味。

しかし実写映画の真骨頂は原作漫画のエッセンスを確実に抽出して2時間前後にまとめ、興行収
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何者(2016年製作の映画)

3.3

就職活動が終わってから観て良かったと心の底から思える一本。

他人を客観視、俯瞰して見れていると所謂"大二病"にかかっている、佐藤健演じる主人公の視点から、就職活動に励む現代の若者を描く。

恐ろしい
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.2

これは傑作。

最序盤、バチェラーパーティーで大盛り上がりの四人衆。

そこから目覚めたら、部屋は大荒れ、記憶は飛び、一人欠けてるわの大惨事。

しかも欠けた一人は明日に結婚式を控えているという絶体絶
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