oさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

夢を見ましょう(1936年製作の映画)

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ギトリのネバーエンディングマシンガントーク炸裂!さすがに中盤は聞き飽きてダレる気がするけど、後半の言い聞かせる反復が痛快で、勢いに負けるとはこのことかな〜とおおらかな気持ちになれます。後半の小物使いが>>続きを読む

夜ごとの美女(1952年製作の映画)

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冴えない音楽教師が美男のジェラール・フィリップで三枚目扱いなのが面白いキャスティング。
現実では踏んだり蹴ったりだけど、夢では会える美女たちとの夢物語。
そんな突拍子もない設定ながら、後半からさらに拍
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ルイジアナ物語(1948年製作の映画)

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川と動物と自然が生活のすべてだったルイジアナに石油採掘の波が押し寄せる。文明批判的な内容と思いきや、事故も起きたけどお金も入ってハッピ〜!でいいのだろうかと疑問が残る気持ちが。アライグマのジョジョが人>>続きを読む

モアナ~南海の歓喜~(1980年製作の映画)

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音楽を追加してレストアされたことで、サモアの生活と文化がより魅力的に知ることができたと思う。特に狩猟に関するシーン、後半の音楽と踊りのシーンがよかったです。終始朗らかな彼らの表情が印象的で、モノクロで>>続きを読む

ひろしま(1953年製作の映画)

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戦争、核兵器、瓦礫の山、消えない火、生死にかかわらず折り重なる人々、被爆後も空疎な議論を交わす軍隊、戦後の暮らし。戦争の生々しい痛みや苦しみを感じ取ることができて、今の日本がどんなに平和でありがたいこ>>続きを読む

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

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巻き起こる事件、自分たちだけの小屋に集まる4人の少年、あやしいご近所さん、ちょっと年上のセクシーなお姉さん、それらが懐かしいシンセミュージックの音色で昇華された夏らしい映画。前半のほのぼの演出が、中盤>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

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加持さん、フリクリオマージュと前作より振り切った感のある展開はよかった。

ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

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アピチャッポン映画とのファーストコンタクト。
定期的に見返したい一本。

雪の喪章(1967年製作の映画)

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若尾さんのお見足を温める天知茂の姿が大変素晴らしい。

赤い天使(1966年製作の映画)

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若尾さんは魅力的なれど、時代性を鑑みても展開には乗れず。

清作の妻(1965年製作の映画)

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どうしようもない愛の強さに何度見ても新鮮な驚きがある。

越前竹人形(1963年製作の映画)

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以前見た時はいけずな喜助はんと思ったものだけど、やはりこの男と女のすれ違いは物悲しい。
でもやっぱり親父が遊んでいた女性を迎え入れるにはあまりにもウブな男で、仕事が認められてからの周囲の人たちへの振る
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雪之丞変化(1963年製作の映画)

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役者を際立たせる舞台と撮影のコンビネーションがお見事。

しとやかな獣(1962年製作の映画)

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以前はカメラポジションを興味深く見たけど、再見したら日本版『パラサイト』のように見えてきた。
アパートの一室を舞台に登場人物が入れ代わり立ち代わり、それで話が成立するんだから面白い。
お金から艶っぽい
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妻は告白する(1961年製作の映画)

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久しぶりに再見。
登山中に命綱を切って夫を死なせてしまった妻、2人と懇意にしていた若い男、果たして妻に殺意はあったのかどうか。
話が進むにつれて妻、夫、若い男の関係とそれぞれの事情がわかってくるけれど
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婚期(1961年製作の映画)

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若尾さんのコメディエンヌっぷりが炸裂。
京マチ子さん、野添ひとみさんと大映鉄板女優も頼もしい。

浮草(1959年製作の映画)

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若尾さんが小津さん作品に出演した唯一の映画ながら、これがまた面白い。
計算され尽くしたショットはこれしかないと思えるからさすが。

最高殊勲夫人(1959年製作の映画)

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和製スクリューボールコメディの金字塔。
カラッとした心持ちが清々しいですね。
このテンポが効果的で素晴らしい。
何度見返しても面白い傑作。

日本橋(1956年製作の映画)

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再見。
健気な花魁の山本富士子、彼女に惚れこむ品川隆二、それを知ってて結婚する淡島千景の三角関係がほろ苦い。
若尾さんはまだ幼いながらも魅力を発揮。
三角関係が絶妙ながら、もう少しアップダウンがあって
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赤線地帯(1956年製作の映画)

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世間的に評価は高いけど、とっ散らかっててあまり好きではないかな。